上図:出典(経由):World Literature Today・・・クリックにて拡大
下段上3図:著作者:現代企画室『占領ノート』編集班/遠山なぎ/パレスチナ情報センター・・・← リンク(パレスチナ情報センター・『占領ノート』掲載地図)
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イスラエルは、パレスチナ人が先祖代々受け継いで来た土地を不法占領する中、現在も入植地の拡大が依然続いている。ヨルダン川西岸地区とガザ地区の各地で、ブルドーザーや小型艦船等で住宅や農地、畜産地、井戸、漁船等が破壊されている。その様なイスラエルによる抑圧・圧政に対して抵抗・反発する事によるイスラエル軍との衝突で、多くの未成年者・子供を含むパレスチナ人達が拘束され、収監され、劣悪な環境の下で刑務所暮らしをしている。イスラエル軍は日々、パレスチナの一般市民、子供、農民、漁師等を、兵器を用いて攻撃している。パレスチナ人は日々、人権侵害を受けている。
2015年1月14日付・イランラジオ(IRIBイランイスラム共和国国営放送・国際放送ラジオ)「パレスチナ人に対するイスラエルの圧力強化」より、「ガザの住民に対するシオニスト政権の圧力が強化されると共に、シオニスト政権の入植地建設計画の責任者は、「シオニストはここ数ヶ月、ヨルダン川西岸地帯の33のシオニスト入植地に住む入植者のために、1万6千人棟以上の入植地建設計画を可決し、このため、この地区に住むパレスチナの人々は困難な状況に置かれている」と語っています。
パレスチナ収監者調査センターは報告の中で、『シオニスト政権は国際法規に違反し、パレスチナの18人の議員を抵抗グループに協力したとして拘束している』と発表しました。」。
2015年2月12日付・イランラジオ「イスラエル、パレスチナ人の住宅破壊政策を継続」より、「聖地の社会的・経済的権利センターの責任者は、『シオニスト政権は、1948年の占領地域に住むアラブ人2万人の住宅を、建設事業を目的に許可なく破壊しようとしている』と語りました。
さらに、『シオニスト政権は、この地域に住むアラブ人の住宅については建設が目的の場合は許可を得なくてもよい法を利用することで、パレスチナ人の住宅破壊政策を続け、最終的にこの地域からパレスチナ人を追い出そうとしている』と語りました。
また、この地域に住むアラブ人に対するシオニスト政権の非論理的な要求を指摘し、『建設許可を出させるため同政権が提示する条件を満たすには、5年から8年、3万ドルから5万ドルの費用がかかることから、多くのアラブの住民はこの条件を満たすことができず、許可のない建設を許さざるを得ない』としています。
こうした中、イスラエル人は同様の事例の場合に条件を満たす必要がないばかりか、イスラエル内閣によって建設される住宅への居住許可を税金を支払わずに受けることが出来ます。
シオニスト政権はここ数年、聖地にあるパレスチナ人の住宅数百棟を破壊し、パレスチナ人の人口を減らし、彼らを移住させるために、経済的圧力と共に、この手段を使っています。」。
2015年1月25日付・イランラジオ「イスラエルの破壊行為に対する国連関係者の反応(音声)」より、「国連のローリー・パレスチナ担当人道調整官は、『ここ3日間だけで、パレスチナ人77名が家を失った。この77名のうち、半数以上は子供だ。イスラエルはパレスチナの人々の住宅の破壊を停止し、国際法規を遵守すべきだ』と語りました。
国連の報告によりますと、シオニストは今月20日からパレスチナのラマラとベイトルモガッダス=エルサレム、アルハリールでパレスチナ人の住宅の破壊を拡大しています。シオニスト政権は2014年、ヨルダン川西岸で、少なくとも359棟の住宅を破壊しています。国連開発計画ガザ支部のナセル部長も、昨年の50日間のガザ攻撃に触れ、『この地区の経済的なインフラが破壊されただけでなく、パレスチナ人の多くの住宅が被害を受けた』と語りました。この攻撃で、8万9千棟のパレスチナ人の住宅が被害を受け、そのうち1万5千棟が全壊、あるいは居住不可能なほどの損害を受けたといわれています。
さまざまな報告によりますと、シオニスト政権によるパレスチナ人の住宅の破壊はここ数年、50%増加しているということです。これ以前にも、パレスチナの通信社アルヨウムの記者は、『ベイトルモガッダスとヨルダン川西岸の支援団体は声明の中で、2013年と2014年の2年間に、その前の2年間と比べて、シオニスト政権に破壊されたパレスチナ人の住宅の数は50%、難民化したパレスチナ人の数は75%増加した、としている』と伝えていました。」。
2014年12月27日付・イランラジオ「イスラエルに苦しめられるパレスチナの人々(音声)」より、「一方、残念なことに、国際社会が反応を示していない中で、パレスチナの人々を祖先から受け継いできた土地から追い出すなど、パレスチナの人々を迫害する政策が、依然として行われています。
アラブ48のインターネットサイトは、次のように記しています。『シオニスト政権軍は2日前、ブルドーザーを使用して、ネゲブのパレスチナの人々の住宅を破壊した。このため、30人のパレスチナ人が難民化した』
情報筋によると、2014年、シオニスト政権はパレスチナ抵抗運動を失敗に終わらせるため、ネゲブ付近のパレスチナ人の住宅1000棟を破壊したということです。
一方、ハマスは、『パレスチナの人々は決して武器を引き渡すことはない。パレスチナの抵抗運動は占領が終わるまで続けられる』と表明しています。」。
2014年10月28日付・時事ドットコム(時事通信)「入植住宅1000戸の建設推進=西岸でもインフラ計画-イスラエル」より、「ネタニヤフ首相は27日、東エルサレムの入植地ハルホマなどに住宅約1060戸の建設計画を進めることを承認した。パレスチナ側は『このような一方的な行動は(パレスチナ人の)爆発につながる』と強く反発した。…(中略)…また、首相は、ヨルダン川西岸の入植地で、新しい道路の建設などのインフラ計画を進めることを認めたという。」。
2015年1月2日付・イランラジオ「ヨルダン川西岸で、パレスチナ人の住宅が破壊」より、「ヨルダン川西岸北部の町アグワールの関係者は、『イスラエル軍は1日木曜朝、軍のブルドーザーの援護により、北アグワールにある二つの村を攻撃し、パレスチナ人の住宅やテントを破壊した』と述べました。
また、『イスラエル軍のこの地域への攻撃は、イスラエル軍による予告なく、施設の運営の許可がないという口実で行われた』と語っています。
イスラエル軍はこれまで、パレスチナ人追放政策の枠内で、北アグワールの多くの民家や施設を許可がないという理由で破壊しています。
イスラエル当局から住宅建設の許可を得ていないパレスチナ人およそ1万人が、この地域で暮らしており、生計を立てるために畜産業や農業を営んでいます。」。
2015年2月2日付・イランラジオ「シオニスト政権軍がパレスチナ人を攻撃」より、「1日日曜夜にも、ヨルダン川西岸各地で、パレスチナ人12名が拘束されました。
イスラエル軍はまた、2日朝、ブルドーザー1台を用い、ナブルス南部にある村のパレスチナ人の農地を攻撃し、地域の井戸を破壊しました。このイスラエル軍の措置を受け、パレスチナ人の生徒たちがイスラエル軍と衝突することになりました。
また、イスラエル軍の小型戦艦が、ガザ地区の北部沿岸でパレスチナ人の漁船を砲撃し、一部の船が被害を蒙りました。」。
2015年2月12日付・イランラジオ「パレスチナ人難民の生活状況が、寒さによりさらに深刻化」より、「ガザ地区のパレスチナ人は、昨年のシオニスト政権イスラエル軍の攻撃により住居を破壊されたことから、テントや避難所で生活しており、厳しい寒さや激しい降雨、積雪などの生活上の問題に苦しんでいるということです。
ガザ地区東部に居住するパレスチナ人の多くは、生き延びるために一時的な避難所を探しています。
ガザ地区では、2006年からシオニスト政権軍が各種の禁止兵器を実験しています。」。
2014年12月29日付・イランラジオ「イスラエル軍がパレスチナ各地を攻撃」より、「統計によれば、現在、シオニスト政権軍の刑務所では、7000人以上のパレスチナ人が劣悪な状況のもとで拘束されており、日々、収監者の数は増加しています。」。
本ブログ過去の関連記事↓↓
・2012/12/27付:「本当のユダヤ人であるパレスチナ人が偽ユダヤ人に虐げられている世界最大の矛盾・・・イギリスの三枚舌外交、イルミナティ・フリーメーソン」
・2013/04/11付:「イスラエル建国の間違い・・・現イスラエル国は聖書とは無関係」
・2014/01/20付:「古代ユダヤ人達の帰還する『約束の地』はやはり『アシール地方』なのか」
・2015/02/11付:「Charlie Hebdo事件とユダヤ食品店人質事件はイスラエル入植地への移住促進の為のモサドによる自作自演」
引用記事↓↓
・2014/10/28付・時事ドットコム(時事通信):「入植住宅1000戸の建設推進=西岸でもインフラ計画-イスラエル」
・2014/12/29付・イランラジオ(IRIBイランイスラム共和国国営放送・国際放送ラジオ):「イスラエル軍がパレスチナ各地を攻撃」
・2014/12/27付・イランラジオ:「イスラエルに苦しめられるパレスチナの人々(音声)」
・2015/01/02付・イランラジオ:「ヨルダン川西岸で、パレスチナ人の住宅が破壊」
・2015/01/14付・イランラジオ:「パレスチナ人に対するイスラエルの圧力強化」
・2015/01/25付・イランラジオ:「イスラエルの破壊行為に対する国連関係者の反応(音声)」
・2015/02/02付・イランラジオ:「シオニスト政権軍がパレスチナ人を攻撃」
・2015/02/12付・イランラジオ:「パレスチナ人難民の生活状況が、寒さによりさらに深刻化」
・2015/02/12付・イランラジオ:「イスラエル、パレスチナ人の住宅破壊政策を継続」
参考記事↓↓
・2014/11/01付・イランラジオ:「日本、イスラエルの新たな入植地建設を非難」
・2015/01/23付・イランラジオ:「イスラエル軍がヨルダン川西岸への攻撃を継続」
・2015/01/30付・イランラジオ:「イスラエル、パレスチナへの送電を停止」
・2015/02/01付・イランラジオ:「イスラエル軍がベツレヘム各地を攻撃」
・2015/02/03付・イランラジオ:「イスラエル軍の攻撃が継続」
参考動画↓↓
YouTube: イスラエル新たな植民地建設許可・抵抗運動弾圧2014年6月18日
YouTube: イスラエル軍パレスチナのアラキブ村を破壊70度目2014年6月12日
YouTube:イスラエル軍パレスチナ人の家と井戸を破壊2014年5月1日
YouTube: ユダヤ人入植者がパレスチナ人の家を攻撃2014年4月8日
YouTube: イスラエル軍によるパレスチナ人の住居破壊が増加
YouTube: イスラエル軍パレスチナ人の住居を破壊2014年1月23日
YouTube: イスラエル パレスチナ人の家と井戸の取壊しを命令2014年1月15日
YouTube: イスラエル パレスチナ人の土地を奪うため圧力行使2014年1月
YouTube: イスラエル占領軍パレスチナ人の建物14棟破壊
YouTube: イスラエル 占領地区に新たに942の入植地建設を承認
YouTube: Palestinian activists rebuild Jerusalem Gate village for fourth time
YouTube: P.A. official condemns Israeli plans to build new settler units near Jerusalem al-Quds
YouTube: 'Stop demolishing Palestinian homes!' - Over 500 rabbis urge Netanyahu
YouTube: More demolition orders for Palestinian houses in West Bank