狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

聖書を道徳規範とするロシアとイスラムの賢明さ・・・ディズニー映画「美女と野獣」の上映禁止・R指定、新興宗教「エホバの証人(ものみの塔)」の活動禁止

2017-05-04 19:30:32 | ロシア
 (2017/05/06:追画)

 先日4月21日から日本全国で公開されているディズニー映画「美女と野獣」。しかし海外の一部では、この映画が上映中止や16歳未満の鑑賞禁止等の措置が執られているとの事である。その映画の中には同性愛(ゲイ)のキャラクターが登場し、ラブシーンがある。
 ロシアでは、与党・保守主義ロシア・ナショナリズムを掲げる統一ロシアの議員が文化相に、「『子供向けの物語』を装い、『道徳上の罪や歪曲(わいきょく)された性的関係』が映画館であからさまに公開される事態は黙認できないと主張」して、「映画に『同性愛の宣伝』の要素が含まれるならば『ロシア全土で上映を禁止するべきだ』と訴え」、その映画内容を審査する様に要求した(2017/03/08付・産経新聞(下記・参考文献)より)。その結果、3月16日の公開前までに、文化省が観劇対象として16歳以上を許可した。ロシアでは、同性愛の宣伝を禁ずる法律(反同性愛法)が存在する。
 また他にも、アメリカ・アラバマ州の映画館でも上映を拒否、マレーシアでR指定、中東のクウェートで上映中止となった。
 旧約聖書の創世記「ソドムとゴモラ」レビ記、士師記、新約聖書のローマ人への手紙ユダの手紙には、同性愛について、「忌みきらうべきこと」、「よこしまな者」、「恥ずべき情欲」、「自然の用を不自然なものに代え」、「恥ずべきこと」、「その誤り」、「良くない思い」、「してはならないこと」、「好色にふけり」、「不自然な肉欲」、「主に対しては非常な罪人」、「彼らの罪はきわめて重い」と書かれている。そして創造主である唯一の神は、同性愛で汚れたソドムとゴモラの町々に天罰を下して人々を全て滅ぼし、その地を浄化した。

 旧約聖書・創世記19章24・25節
  「そのとき、ソドムとゴモラの上に、硫黄の火を天の主のところから降らせ、
  これらの町々と低地全体と、その町々の住民と、その地の植物をみな滅ぼされた。」

 決してリベラルでは無い、保守的で正統的なロシア正教イスラム教の信者の人々は、旧約聖書や新約聖書を「規範」として判断基準にし、同性愛を罪に定めているのである。この一例から、ロシアやイスラムの国々の、規範に対しての忠実な態度の正しさが伺えるのである。因みにイスラム教のコーラン(クルアーン)には、新約聖書が含まれているのである。
 また先日4月20日、ロシア法務省が「過激派組織」として解散させるよう求めていた「エホバの証人」に対し、ロシア最高裁判所は、その宗教団体の活動を禁止して資産押収を行う判決を下した。「同省当局者は『(エホバの証人は)国民の権利および社会の秩序、治安に対する脅威になっている』と述べ」(2017/4/21付・AFPBB News(下記・参考文献)より)、ロシア正教も同団体に対し批判的立場を執っていたとの事である。
 新興宗教の「エホバの証人(ものみの塔)」はチャールズ・T・ラッセルが設立し、同様の宗教団体「モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)」はジョセフ・スミス・ジュニアによって設立された。創立者は共にアシュケナジー・ユダヤ人で、且つイルミナティー・フリーメーソンのメンバーであった。ものみの塔とは、イルミナティー・フリーメーソンのシンボルである「プロビデンスの目」の事であり、キリスト教とは本来関係が無い。そして両団体共に、ユダヤ教のオカルトのカバラ・神秘主義がベースとなっている。
 つまり、この問題においても、ロシアが賢明である事が解るのである。欧米の形骸化し、リベラル化し、堕落しているキリスト教界とは異なる事が解る。そのロシア正教会を国教並に厚遇して道徳規範に据えている現在のロシアが、かつてのソビエトやユダヤに支配されていた頃のロシアとは異なり、正しい事も解るのである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/12/07付:「終末期、にせキリスト、にせ預言者達の出現」
  ・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(1)・・・旧約聖書・創世記『ソドムとゴモラ』」
  ・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(2)・・・ロシア・プーチン大統領の正義と、イスラムの「旧約聖書」を基にした正しさと毅然さ & 規範・根拠を持たない日本人・世間の人」
  ・2014/04/21付:「ロシア正教会総主教『神聖なロシア破壊に終止符を』~イルミナティ・フリーメーソン・タルムーディックユダヤによるキリスト教会の破壊・・・ウクライナ情勢(7)」
  ・2015/11/22付:「世界的伝道者ビリー・グラハム氏はフリーメーソン・・・偽キリスト、偽預言者、エホバの証人、モルモン教」
  ・2017/04/03付:「偽ユダヤ人はユダヤの伝統・文化と聖書に興味が無い・・・リベラルの現イスラエル、キリスト教界のリベラル化、日本の左翼。進化論・ニヒリズム・共産主義は非科学的リベラル。そして同性愛に見る世の終末」
  ・2017/04/03付:「ローマ法王は世界共産化グローバリズムを担う・・・偽善の宗教組織」
  ・2017/04/04付:「ユダヤのスパイ組織イエズス会・・・スファラディ、バスク、マラーノ、ノストラダムス、ウススの手紙、イルミナティ、奴隷貿易、武器売買……500年前既に世界共産化グローバリズムが始まっていた」

 参考文献
  ・2017/03/06付・The Huffington Post Japan:「『美女と野獣』の上映禁止、ロシア議員が求める 『同性愛の宣伝に当たる』」
  ・2017/03/08付・産経新聞:「ロシアで『美女と野獣』は“16禁” 同性愛者キャラクター登場に議員が異議」
  ・2017/04/22付・AbemaTIMES:「ディズニー映画、中東で上映中止 専門家が解説」
  ・2017/04/21付・AFPBB News:「ロシア、エホバの証人の活動禁止 『過激派組織』と政府」

 (2017/05/06:追画)
 関連文献
プーチンと柔道の心
プーチンと柔道の心

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

粉ミルクや偽ビールに含まれる遺伝子組み換え原料と、母乳に含まれるアメリカン食品・・・昔の日本人の道徳規範・倫理意識から離れている一つの原因

2017-05-04 17:23:48 | 食品
 (2017/05/04 22:51追記) 

 私は以前から、ビールはキリンの「一番搾り」と、同社のノンアルコール・ビールテイスト「キリンフリー」を購入していた。鉄工所務めの為に真夏は大量に汗をかくので、仕事後のビールは私にとって必須である。特に真夏は心身共に疲れる為、ビールでも飲まないとやっってられない気持ちにもなり、また、汗をかいた後のビールは格別に旨いものである。
 私は最近、酒は殆ど飲まない。別に飲みたいとも思わない。酒でストレスを発散する必要も無い。それでもさすがに、真夏だけはビールが必要である。しかし、1日1合程度の酒を飲むのは健康に良いらしい。
 私はお金持ちでは無い為、例え夏しか飲まないにしても、コストを気に掛ける。また、健康志向なので、食品が有機栽培であるかや無添加であるか等を気にする。その為、前述の組み合わせで購入していた。
 「一番搾り」は「本物のビール」である為に、値段は高い。しかし、原材料は麦芽とホップのみである。一方、「偽物のビール」である「キリンフリー」は、値段が安いものの、原材料として麦芽、糖類(果糖ブドウ糖液糖、水あめ)、ホップ、酸味料、香料と、多くのものが使われている。それでも他のノンアルコール・ビールテイストや発泡酒と比べると、人工合成甘味料、着色料、酸化防止剤、調味料が無添加で、麦芽100%麦汁使用、国産である為に安全・安心であると思って選んで購入していた。
 ところが、2015年から糖類の原料として使われているトウモロコシが遺伝子組換え「不分別」のものを使用している事を知った。また、キリン以外の他の3社も同様に、発泡酒・新ジャンル(第3のビール)に入れる糖類に使うトウモロコシは遺伝子組み換えが混じっている。しかし同じトウモロコシが原料でも、コーンスターチは各社とも非遺伝子組み換えを使用しているとの事である。その分別管理していない材料を使用する理由として、調達環境が厳しくなっている故の安定供給をする為との事である。
 またビールだけでは無く、生後間もない赤ちゃんの飲む「粉ミルク」も、遺伝子組み換え原料の加工品が原材料として使われているとの事である。粉ミルクの原料の約70%は牛乳の加工品で、残り約30%が油脂と添加物となっており、メーカー6社は、輸入による遺伝子組換えの大豆・トウモロコシ・ナタネを原料とする油脂や糖類を加工原材料としているとの事である。
 働き盛りの成人は抵抗力・免疫力が高いが、赤ちゃん年少の子供たち、お年寄りの方々は、それらが低く弱い。それ故、その様な粉ミルクを飲む事は大変危険である。また母乳にしても、母親の摂取しているものが入っている。農薬化学合成添加物を使用した食べ物や、医薬品、タバコ、生物濃縮された魚や貝等の成分が、母乳に含まれている
 最近、昔の道徳規範・意識から離れた行動を取る子供やその親が多い。その原因の一つが、戦後の食生活のアメリカ化にあるものと思われる。遺伝子組換え原料も、最近の米国のオーガニック食品ブームからの遺伝子組み換え材料の余剰により、その分が日本の市場へと流れて供給されている様である。

 本ブログ過去の関連記事  
  ・2013/07/15付:「TPP参入による食の崩壊・・・人間による生命の支配・操作」
  ・2013/10/24付:「『自然療法』は、自然に任せる、天に任せる、創造主に委ねる事・・・『自然療法が『体』を変える~免疫力が増幅する”クスリを使わない”医学』を読んで」
  ・2014/01/26付:「ダイエット飲料と宣伝しながら発がん性物質を添加する企業のマーケティング戦略」
  ・2014/05/03付:「食品添加物から身を守る為に・・・「プライベートブランド食品の危険度調べました 」&「食べるなら、どっち! ? 不安食品見極めガイド」を読んで」  
  ・2015/04/19付:「ヒト中絶胎児細胞が混入されているワクチン・飲食品」  
  ・2017/03/29付:「生命倫理とは『神の倫理』、生命は『神の領域』・・・人工授精、出生前診断、人工妊娠中絶、遺伝子組み換え、ゲノム編集……そして創造主・神の『創造論』に対する悪魔・人間の『進化論』」
  ・2017/04/03付:「増加する認知症の一原因・食品等に含有のヒト中絶胎児細胞、トランス脂肪酸、添加物・・・『共食い』による人の『狂牛病』、治療薬『タミフル』の異常行動、ワクチンの水銀、精神薬、欧米に逆行する日本の規制緩和」
  ・2017/04/23付:「自然治癒力、根本原因の把握、精神的自立と自律、自信、自己責任の覚悟、そして日々、創造主により生かされる事に感謝・・・『病気は自分で治す 免疫学101の処方箋』を読む」

 (2017/05/04 22:51追記) 
  ・2013/09/24付:「カネミ油症事件から45年、沈黙を破る被害者」

 参考文献
  ・2016/09/02付・Tanet(たねっと):「ビールおよび発泡酒等の遺伝子組み換え原材料(コーンスターチ・糖類)について大手ビール4社の回答」
  ・2016/09/06付・Tanet(たねっと):「粉ミルクの遺伝子組み換え原材料に関する大手メーカー6社の回答」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続・増加する認知症・脳卒中の原因・・・「人工甘味料」が含まれる「ダイエット飲料」「糖分ゼロ」「カロリーゼロ」の飲食品

2017-05-04 15:29:45 | 食品
 昨今、缶コーヒービール、コーラジュース等清涼飲料水、ガム、菓子、歯磨き粉、のどスプレー等に、天然物では無い「人工甘味料」を添加物として原材料に使用されている品物が多い。その化学的に合成された「人工甘味料」には、アスパルテーム・L・フェニルアラニン化合物、アセスルファムK(アセスルファム・カリウム)、スクラロース、サッカリン(サッカリン・ナトリウム)、ネオテーム等が在る。それらは、砂糖等の天然の甘味料と異なり、糖分を含まず、それ故にカロリーも無しと言う事で、「ダイエット飲料」、「糖分ゼロ」、「カロリーゼロ」の謳い文句で、メーカーが頻繁に宣伝を繰り返している。メーカー側としては、天然物を使用するよりも安定的に原料の調達もし易く、その分コストも下げる事が出来る事から、それらを使用する事に繋がっている。
 しかしその「人工甘味料」を使用する事で、脳腫瘍肝機能低下、免疫機能低下等を引き起こすと言われて来た。その上に先日、アメリカの幾つかの大学の研究班が、ある地域の脳卒中認知症の住民の食生活を調べたところ、人工甘味料入りのダイエット飲料を飲む機会が多い人の方が、飲む機会の少ない人に比べて発症する確率が高い事が判ったとの事である。また、砂糖入りの飲料については、余り影響が見られないとの事である。しかし、これらはあくまでも調査データからの分析によるものである為に、更なる原因の究明と裏付けを取る必要があると言う。
 食品医薬品、歯磨き粉、石鹸、シャンプー、洗剤等には、様々な化学合成添加物が含まれているが、そのどれもが発がん性等の危険性が指摘されている。しかし、国が利権関係から規制緩和をする事に乗じて、メーカーは利益・採算を優先して、安直にそれらの添加物を使用している。メーカーには、昔の日本人が持っていた「公義・仁・誠」の精神が必要な事と、消費者には多少値が張ろうとも本物を志向する考えが必要に思う。
 因みに、ノンアルコール・ビール発泡酒等の「偽物のビール」には様々な添加物が入っているが、本物のビールは、麦芽とホップのみである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2014/01/26付:「ダイエット飲料と宣伝しながら発がん性物質を添加する企業のマーケティング戦略」
  ・2014/05/03付:「食品添加物から身を守る為に・・・「プライベートブランド食品の危険度調べました 」&「食べるなら、どっち! ? 不安食品見極めガイド」を読んで」
  ・2015/04/19付:「ヒト中絶胎児細胞が混入されているワクチン・飲食品」
  ・2017/04/03付:「増加する認知症の一原因・食品等に含有のヒト中絶胎児細胞、トランス脂肪酸、添加物・・・『共食い』による人の『狂牛病』、治療薬『タミフル』の異常行動、ワクチンの水銀、精神薬、欧米に逆行する日本の規制緩和」
  ・2013/10/24付:「『自然療法』は、自然に任せる、天に任せる、創造主に委ねる事・・・『自然療法が『体』を変える~免疫力が増幅する”クスリを使わない”医学』を読んで」
  ・2017/04/23付:「自然治癒力、根本原因の把握、精神的自立と自律、自信、自己責任の覚悟、そして日々、創造主により生かされる事に感謝・・・『病気は自分で治す 免疫学101の処方箋』を読む」

 参考文献
  ・2017/04/22付・朝日新聞:「ダイエット飲料飲む人、脳卒中・認知症リスク3倍 米大」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする