不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

「非戦」は「道義に外れた戦争に非ず」、忍耐の末のやむにやまれぬ自衛戦争、守るは義務・責任、公義の為の捧命・犠牲、左傾・性善説化した教界と距離を置く聖書基準の視点から提示・・「キリスト者の戦争論」を読む

2017-08-16 08:57:16 | 憲法改正
 次の本を読む。
 「キリスト者の戦争論」(著者:岡山英雄氏、富岡幸一郎氏、出版社:地引網出版、出版日:2006/08/01)

 西欧に於いての多数派としてでは無く、それから距離を置いた東洋の東端で、且つ島国の日本の中に於いて、1%にも満たない少数派であるキリスト者(クリスチャン)としての、異なった捉え方、違った視点、独自の視座から、普段の生活における出来事や、公的・社会的な時事問題に対しての分析や検証、吟味、判断、決断を下し、それによる姿勢、態度、意見、批判、行動を取る事で、世間、社会、世界への掲示をしていく事が、日本人のキリスト者に求められる。決して大勢に流される事無く、逆説的に捉え、考え、判断し、意見する事を、イエス・キリストも降臨時に行っていた。
 キリスト者は基本的に、聖書を道徳規範、判断基準、人生の指針としている。しかし実際には、キリスト者それぞれで考え方や捉え方、判断の仕方、生き方等は異なっており、世の中の出来事や時事問題についても異なった見解を持っている。キリスト者であるからと言って、全てのクリスチャンが同じである訳では無い
 西欧の多数派としてのキリスト者と、日本の少数派としてのキリスト者は異なる。教会的キリスト者と、無教会的キリスト者は異なる。組織・団体の教えを優先するキリスト者と、聖書のみに忠実であるキリスト者は異なる。群れを好むキリスト者と、単独で神と直接向き合うキリスト者は異なる。その他、カトリック、正教会、プロテスタント、諸教派・諸宗派と、組織・団体も様々である。
 最近の一般的キリスト者、教会的キリスト者、グローバル的キリスト者等は、「平和」や「愛」、「寛容」に偏り、人間が皆、良心的な人ばかりであるとして、人を信じる「ヒューマニズム」の傾向が見られる。しかし、それらは聖書の一面のみを強調しているに過ぎない。反対に、人間は皆、「悪」である事が、聖書には書かれている。人間は、生まれた時から「原罪」を背負って生きている。それ故、人間は皆、生まれた時から「悪の性質」を持っている。全ての人間が、何かのきっかけで、「悪」が表面に露出する可能性を秘めているのである。日々、「悪の性質」と併せて元々持っている「良心」と、頭の「理性」、外からの道徳規範や規則、法律によって、本能や欲望を抑えているに過ぎないとも言える。
 その様に、聖書は「性悪説」であるが、最近の世界的な流れ、グローバリズム等は、「性善説」である。「寛容」の下に国境や壁を失くして移民を受け入れ、その結果、テロ、強姦、強盗等の犯罪が多発している。また日本国憲法も、「性善説」である。前文で「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意し」、9条2項で「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」を謳っており、他国が全て「善良な」国々であると信頼して、日本国民の命と安全保障を、それらの「善良な」国々に預けて託し委ねると言っているのである。
 ラテン語「パクス」(平和)の語源が「平定」でもある様に、現在進行中のグローバリズムも、ある一部の勢力の秩序付けを普遍化しようとしているものであり、偽善の平和である。そのグローバリズム、フランス革命の指導理念であったヒューマニズム、現・日本国憲法、これらは全て、世界的カルト権力・イルミナティ・フリーメーソンによるものである。
 本書の帯に書かれている、「今、『反戦』ではなく『非戦』」。グローバル的キリスト者やヒューマニズム的キリスト者達は、「反戦」を掲げて、とにかくどんな事があろうとも戦争反対と訴えている。
 一方の「非戦」について考えてみた。「非暴力」は、暴力の手段を使わずに、その他の方法で抵抗するものである。また、「非行」は、道義に外れた行為、正しい行い非ずと言う事である。この「非戦」について、本書で対談された両キリスト者の意見が割れている様である。新約聖書・黙示録の終末論についての著書を持つ岡山英雄牧師は、「非暴力」と同じく「絶対非戦」と言い、何が有っても戦争を行ってはならず、どんな戦争も悪であり、戦争に於いて人を殺してはならないと述べ、終末的な現在の状況下、イエス・キリストの再降臨に望みを託すと述べている。しかし、一方の「非戦論」を著書に持つ、文芸評論家で保守の論客でもある、関東学院大学教授で鎌倉文学館館長の富岡幸一郎氏は、岡山牧師とは違っている様である。私は、多分、富岡氏も同じ考えであると思うが、「非行」と同様に、「非戦」「道義に外れた戦争に非ず」、つまり「侵略戦争に非ず」を言っているものと思う。故に私の解釈である「非戦」の場合、「自衛戦争」は「道義に基づいた戦争」である為に、行っても良い、否、「行うべき戦争」であると考えるのである。「自衛戦争」は「正義の道理に基づく戦争」である。
 重要なもの、大切な人を守る事は、「義務」であり「責任」である。世界で最も長い歴史を有する日本国は、現在を生きる日本国民のものだけでは無く、古代から代々この国を守り維持して成長・発展・成熟させて来た御先祖の方々のものでもある。その御先祖の方々の思いを汲み、現代を生きる国民の人達が勝手に、恣意的に、亡国に繋がる様なリベラル的に変えてはならない。祖国の独立・存立を守り、歴史・伝統・文化を守り、アイデンティティ・自尊心・誇りを守り、日本国民の精神性を守り、家族・大切な人・愛する人を守る為の行動を取る事は、義務・責任である。そして、それらを脅かす他国からの挑発や介入・干渉、侵略行為に対し、「忍耐」の末の「やむにやまれぬ」状態となった時の手段として、闘い、「自衛戦争」が必要となる逆に、「非暴力」と口先だけの綺麗事を言いながら、それら大切な人・ものが凌辱されたり殺されたり破壊される事を、関係無いかの様な態度で傍観したり、自分の命・権利・財産だけの事を考えて逃避する事は、義務を果たす事無く責任を逃れると言う事となり、却って「卑怯」な事となる憲法9条を改正して自衛隊を明記する事は、国の責任と義務を果たす為には当然の事と言える。
 日本は、先の大戦中、「武士道」を規範・規準にして闘った。その「武士道」は、陽明学と同様の新約聖書を併せて止揚(アウフヘーベン)して次元を上昇させた「キリスト武士道」という、レベルが高く格調の高い品格・精神性が込められたものである。「キリスト武士道」は、「キリスト」という看板は同じでも、西洋・白人の国々の形骸化し、世俗化し、腐敗して低いレベルに落ち込んだキリスト教とは全く異なるものである。日本は大東亜戦争中、当時キリスト教国を自称・自認する白人国家に植民地化されて搾取・掠奪・隷属されていたアジアの国々を、解放し独立させる為に犠牲を払った戦争を行った。またそれは、石油をはじめとした対日禁輸等の制裁、アメリカの対日オレンジ計画を基としたABCD包囲網等による国家存亡の危機に当たり、自国の安全保障の為の自衛戦争でもあった。また支那事変(日中戦争)は、それまでフリーメーソン蒋介石・軍事委員会委員長(当時)率いる支那国民政府に散々挑発事件を被って来た中で忍耐し我慢を続けていた所に、「通州事件」により現地の日本人居留民の二百数十人が虐殺された事で「やむにやまれぬ」思いとなり、堪忍袋の緒を切って、日本軍がその挑発を抑える為に支那大陸に出た。武士道の「義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義・克己」。「勇」は「敢為堅忍」とセットである必要があり、忍耐が、勇気の節度・暴走への歯止めとなる。「勇」のみでは武力・暴力で押し付けて解決を図ろうとする事となってしまう為に、却って「卑怯」な事となる。「仁」によって、当時のアジア各国、支那国内の民間人への慈愛精神、弱い立場に在る人達を支援し助け救う為の戦争を行った。また「名誉」により、白人の国々の野蛮行為、侵略行為を見て見ぬ振りをする卑怯な態度を取る事は「恥」と捉えた為に、更に悪に媚びへつらい従う事も「恥」と捉えた為に、白人国家と戦争を行って闘った特攻隊をはじめとして、「公義」の為に自分の命を犠牲にし、日本を存続させると同時に、自分の魂を永遠に繋げられた多くの方々がいた。そして当時の日本軍には、その「キリスト武士道」を規範とした軍律・軍紀が存在した。故に、現・支那(中国)が宣伝している「南京大虐殺」は嘘であり、その様な事は起こらなかった。
 その事と同様に、韓国のプロパガンダである「従軍慰安婦の日本軍による強制」も無かった。当時、日本人でも貧しさの為に売春に売られたり自ら出向いた者がおられた事と同様に、朝鮮人の方々も家族の者に売られたり、自主的に出向いたり、或いは同じ朝鮮人の民間業者に騙されたり拉致される等して慰安婦となっていた者が多かった。従軍慰安婦には勿論、日本人も多く含まれていた。そして慰安婦の方々に対しての待遇も良く、日本軍の兵士の給料よりも高かった。日本は「キリスト武士道」を規準としていた為にその様な事を強制する訳が無く、戦後に戦勝国の白人国家の野蛮な考えとすり替えられたに過ぎない。日本は日韓合邦(日韓併合)時、朝鮮半島に学校、病院、裁判所、橋梁、発電ダム等を建造し、鉄道を敷き、港湾や道路を整備して、朝鮮半島のインフラを近代化した。日本は朝鮮を一応形としては植民地として統治したが、白人の西欧列強諸国によるアジアやアフリカにおける搾取・掠奪・奴隷化の植民地政策とは全く異なり、日本は朝鮮に対して投資するばかり、与えるばかりであった。勿論、白人野蛮列強国に対する自国の安全保障を高める為ではあったのだが、当時朝鮮(韓国)は事大主義で独立の気概が弱かった為に、その様な頼りない状態を放置する事が自国の危機に繋がってしまう為、本当は独立して欲しいのだが仕方なく、「やむにやまれぬ」気持ちとなって併合した。またその上で合邦化したかったのだが、インフラ・社会システム等のレベルが違い過ぎた為に、形として併合化した。日本は「キリスト武士道」を基にして、その様な犠牲を払ったのである。
 靖国神社には、その犠牲を払われた方々が祀られている。勿論、A級戦犯と言うレッテルを貼られた方々も祀られている。A級戦犯と言うレッテルは、戦勝国による東京裁判での出鱈目の裁きによるものであり、戦勝国を正当化する為、白人列強国の野蛮行為とすり替えたものである。そのレッテルを貼られた方々は、冤罪を被っているのである。そして、キリスト者でも勿論、靖国神社に参詣・参上する事は正しい事である。但し飽くまでも、慰霊・慰謝・鎮魂の為に参るのであり、その御先祖の方々を「尊い人」として、その犠牲を払われた事に感謝する。キリスト者として、御先祖の方々を神格化・偶像化する事は無く、拝む事も無い飽くまでも、「尊い人」として追懐・追想して感謝するのである。
 日本のキリスト者、キリスト教会は靖国神社を反対する者が多い事と同様に、天皇を反対する者も少なくない。しかし、前述の様に靖国神社の存在が正しい事と同じく、天皇の存在は日本の長い歴史上における軸となって来ており、国体の維持と安定に繋がった欠かせない存在である。そして、天皇の「血統」の本質が解かれば、またキリスト者として聖書を信仰するならば、その天皇の「男系男子」の血統である「皇胤」・皇統を尊いものとして捉える事が出来る様に変わるはずである。皇胤は、モーセの兄アロンの「男系男子」の血統、ユダヤ13支族の内のレビ族の血統であるからである。天皇はレビ人の祭司と同様に、超越者である神と日本国民との仲介者たる祭司、全ての神社の頂点に立つ大祭司を務めておられ、国と民の安寧を祈っておられるのである。
 聖書にユダヤ人が神の選民・契約の民と書かれてある事や、現在のパレスチナの地であるカナンがそのユダヤ人に神が約束した土地であると書かれてある事から、本質も理解せず安易に現在のイスラエルを支持し、そのイスラエルに蹂躙されているパレスチナ人を無視しているキリスト者も多い。現イスラエルには多くの「宗教的」ユダヤ人が存在し、「血統的」ユダヤ人は二級市民に貶されている。「血統的」な繋がりが無くユダヤ教に改宗した「宗教的」ユダヤ人は、本当はユダヤ人では無い。そしてパレスチナ人の中にも「血統的」ユダヤ人が存在する。パレスチナは民族名では無く、国籍名の如くのその土地に昔から先祖代々住んで来た人達の名である。民族の定義は「血統」であり、国民の定義は国籍である。現イスラエル国家は、間違った存在である。
 左傾化し、社会主義化・共産主義化し、リベラル化し、世俗化し、偽善のヒューマニズム化・グローバリズム化し、護憲を唱え、世間一般大衆やマスコミに迎合している、日本のキリスト教会や、その組織に所属しているキリスト者。神の原則を無視し、人の目、人の評判を気にするキリスト教界やキリスト者達。生命至上主義となり、その生命を超える価値、捧命・犠牲を厭い、この世の命を重視し後の永遠を軽んじるキリスト者達。フェミニズム、ジェンダーフリー、LGBTQ、同性愛を承認するキリスト者達。またマスコミに洗脳されて、本当の国際情勢や社会問題を理解せず、或いは無関心なキリスト者も多い。キリスト者で思想家・愛国者の内村鑑三氏は、不敬事件の後に世間から排除されるだけでは無くキリスト教界からも除け者にされた経験を持つ。そして、教会的な信仰を辞めて、独立した単独者として、創造主である神と直接向き合う様にして祈り、聖書のみを信仰する事を勧めた
 私も、左傾化し偽善主義に陥っているキリスト教界とは距離を置き、組織に属さず、孤独に聖書を開く。私は、内村氏と同様にアウトサイダーとして客観的に、聖書を規準にしながら、「保守・中道」のキリスト者としての視点・視座から、国際情勢や社会の出来事等の時事問題を捉え、考え判断し、反日メディアの偏向報道・情報操作・世論誘導とは逆説的なものを発していきたいと思う。その時・その場の空気に混じらず迎合せず、批判的精神を持ち続けて行きたい。そして勿論、私は改憲派で、9条改正を唱える
 キリスト者が読む聖書には、この世が一旦終わる事が、神からの預言として書かれている。かつては、「ノアの方舟」の大洪水で悪が滅ぼされ、世界がリセットされた。また、「ロトの日」には、淫蕩・同性愛の町、ソドムとゴモラが滅ぼされてリセットされた。キリスト者であれば聖書に書いてある事を全て信じるはずであるもしも、それらをはじめとした歴史的な出来事を神話扱いするのであれば、その人達は真のキリスト者では無い。本当のキリスト者であれば、人間マリアが処女にしてイエス・キリストをお産みになられた事や、イエス・キリストが十字架の磔刑の死後、3日目に復活して生き返った事信じているはずである。また、創造主が「その種類に従って」、人間をはじめとした生物や植物をお創りになられ、その後も種と種の間の壁を破って通る事無く、それぞれの種が独立する「創造論」が正しいと信じ、ダーウィンの「進化論」は出鱈目であると否定しているはずである。更に、ヨハネの黙示録をはじめとした神からの預言も信じているはずである。この世界が現在終末に在り、一旦滅んでリセットされる事を信じ、且つそれを「運命」として捉えているはずである。その「運命」としての「世界最終戦争」、第三次世界大戦に対する備えを、キリスト者は怠るつもりであろうか?備えは勿論、国の改憲や軍備の一層の充実だけでは無く、キリスト者であれば聖書に立ち返り、「悔い改め」をして、後の永遠への心の備えをする「世界最終戦争」は勿論、核兵器が使われて何もかもが失くなり、世界がリセットされる。

 新約聖書・ヨハネの福音書12章24・25節
   「まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
   自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世でそのいのちを憎む者はそれを保って永遠のいのちに至るのです。」


 本ブログ過去の関連記事
  ・2013/07/08付:「日本人のルーツを取り戻す(5)・・・天皇とは共に同じ民族ユダヤ人・・・『天皇家とユダヤ人』を読んで」
  ・2014/06/08付:「お金・事業より優る『思想』、それをも上回る独立した名も無き小さな一個人の勇ましく高尚な真面目なる『生涯』・・・『後世への最大遺物・デンマルク国の話』を読んで」
  ・2014/08/28付:「終末期、イルミナティ・フリーメーソンによって計画されている世界統一政府エルサレムと第三次世界大戦」
  ・2015/01/02付:「プロテスタント教会は抗議せず世間や権力に迎合している・・・『平和』や『愛』の言葉による麻痺」
  ・2016/04/17付:「『無教会主義』の内村鑑三氏は『自立』『独立』を勧めた・・・『単独者』として絶対者・創造主を仰ぐ」
  ・2016/07/21付:「クリスチャン内村鑑三・新渡戸稲造は愛国者であった・・・『三つのJ』、武士道精神、契約の民の末裔、歴史修正の必要性、慰霊・慰謝の靖国公式参拝の正当性」 
  ・2016/10/16付:「皇胤としての生涯は天命である・・・天皇である事の根拠である血統に含まれる重大な意味、国体としての伝統・独自性と『男系男子』を守り続ける事の重要性」
  ・2017/04/03付:「ローマ法王は世界共産化グローバリズムを担う・・・偽善の宗教組織」
  ・2017/04/04付:「ユダヤのスパイ組織イエズス会・・・スファラディ、バスク、マラーノ、ノストラダムス、ウススの手紙、イルミナティ、奴隷貿易、武器売買……500年前既に世界共産化グローバリズムが始まっていた」
  ・2017/04/23付:「『一億総町人化』『護憲の軍隊』、死を賭す覚悟の無さ、後の永遠を軽視、独立自尊精神の欠如、国家存亡危機、……自分の命を犠牲にし日本精神・魂を遺した三島由紀夫氏の警世・・・『若きサムライのために』を読む」
  ・2017/04/23付:「『東京裁判史観』を廃し白人至上主義の野蛮を暴き、『大東亜戦争史観』によりアジア解放・国家存亡危機への自衛戦争・精神面で負けない独立自尊日本精神を知る:『英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄』を読む」
  ・2017/05/10付:「裏付けとなる歴史を『大東亜戦争史観』で正しく知る事によって、自然と愛国心と日本民族としての自尊心が生じる事となる・・・『奪はれた歴史 未来ある国家観の再生に向けて』を読む」
  ・2017/05/11付:「武士道・自害・切腹に見る日本の伝統的精神性と神道による宗教性、『男系男子』を貫く日本の皇室とユダヤの祭司の血統・・・『驚くほど似ている 日本人とユダヤ人』を読む」
  ・2017/05/13付:「キリスト者・李登輝元総統と新渡戸稲造氏がアウフヘーベンした『キリスト武士道』・・・『「武士道」解題 ノーブレス・オブリージュとは』を読む」






キリスト者の戦争論    キリスト者の戦争論  「キリスト者の戦争論」
   (著者:岡山英雄氏、富岡幸一郎氏、出版社:地引網出版、出版日:2006/08/01)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「小さき者」の私は「虎の威を借る狐」となり安倍晋三首相・安倍内閣を支持する(2)・・・忍耐・試練・誘惑、「聖書」の御言葉を「盾」にして敵から救われ打ち克つ

2017-08-16 04:49:10 | 日本政治・総合 2012~2017
 私は大変恥ずかしながら、「独立自尊」という言葉が、福澤諭吉が述べた言葉である事を、つい最近まで知らなかった。実際、私はつい5、6年程前までは、政治音痴、その他、社会問題や国際情勢に関しても、今と比べると雲泥の差が付く程に理解が乏しく、また教養にも欠けていた。
 しかし、その福澤氏が開校した塾を起源に持つ慶應義塾大学教育理念にもなっている「独立自尊」という言葉を、私は今から27年前の、町工場の鉄工所に見習いに入る21歳の時(1991年)には、既に自分の内に持っていた。
 何故、その「独立自尊」という言葉を知ったのか。それは、「聖書」を根拠・規準として著作や講演をなされている宇野正美氏の著書を読んで得たからであった。高校中退であり、且つ友達やつながりが全く無いと言って良い程の私がここまで社会人となってから30年間生きて来れたのは、創造主の御加護が有った事は勿論の事であるが、宇野正美氏から頂いたその「独立自尊」の言葉を懐いていたが故に、「反骨精神」を伴った強い精神、自立精神、誇りを持っていたからである。
 宇野正美氏は、聖書を座標軸とした予見力も優れている。次に借用する参考文献では、安倍政権が長期安定政権になる事を予想し、その上でマスコミや野党、外国勢力からの攻撃や、安倍首相に多少の驕り高ぶが生じる可能性を見越し、新約聖書の書簡、「ヤコブの手紙」から、御言葉を引用されている。
 100%、完璧な人間は、この世にはいない。かつても、そして現在も、完全な人間は存在せず、弱点・欠点を持っている。また、人は全て、生まれた時から「原罪」を抱えながら生きている。安倍首相は人格者で品格を持ち、指導者として優れているが、人間は順調な時には、つい調子に乗りやすいものである。菅義偉官房長官をはじめとした優れた側近達に囲まれておられ、首相の歯止め・ブレーキの役割もされておられるのであろう。
 そうではあられるのだが、その上に更に、かつて古代ユダヤ・イスラエルの王ダビデが行った様に、聖書の御言葉を盾にして、マスコミ・左翼・リベラル・外国勢力・誘惑等の外側の敵や、自分の内に在る欲望に、主によって打ち克ち救われる事を

 2014年8月号・国際時事情報誌・エノク(著者・宇野正美氏)「イラク再燃、第三次世界大戦へ動くか ■安倍総理へのユダヤ人ヤコブの手紙」から、
 「安倍総理と吉田松陰のビジョン」より、
 「安倍総理は孤児ややもめ、苦しめられてきた人々に対して非常に同情的である。
 女性の権利を守り、かつ女性が日本の将来の発展への原動力となれる場を作ろうと努力している。
 この『ヤコブの手紙』を安倍総理が毎日読み、かつ自らの心を正していくならば、日本はさらに素晴らしい国家となるであろう外部の力が近づけないような模範的な国家になるものと思われる
 「『ヤコブの手紙』は不思議な文章で溢れている。しかし、その不思議も日本人にとっては当然のことであり、日本人にとっては自然と心に収まるのである。」

 新約聖書・ヤコブの手紙1章1~4節
 「神と主イエス・キリストのしもべヤコブが、国外に散っている十二の部族へあいさつを送ります。
  私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい
 信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです
 その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります。」

 同書1章12節
  「試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められた人は、神を愛する者に約束された、いのちの冠を受けるからです。」

 同書1章14~16節
 「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです
 欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます
 愛する兄弟たち、だまされないようにしなさい。」

 旧約聖書・創世記12章3節
  「あなたを祝福する者をわたしは祝福し、
  あなたをのろう者をわたしはのろう。
  地上のすべての民族は、
  あなたによって祝福される。」

 次に、私が聖書の御言葉、古代ユダヤ・イスラエルの王ダビデの言葉を借りて引用する。

 旧約聖書・詩篇11章
  「指揮者のために。ダビデによる
 同書11章1~3節
 「主に私は身を避ける
 どうして、あなたたちは私のたましいに言うのか。
 『鳥のように、おまえたちの山に飛んで行け。
 それ、見よ。悪者ども弓がを張り
 弦に矢をつがえ、暗やみで
 心の直ぐな人を射ぬこうとしている
 拠り所がこわされたら正しい者に何ができようか。』」

 同書18章
  「指揮者のために。主のしもべダビデによる。主が、彼のすべての敵の手、特にサウルの手から彼を救い出された日に、この歌のことばを主に歌った」
 同書18章1~3節
 「彼はこう言った。
 主、わが力。私は、あなたを慕います

 主はわが巌、わがとりで、わが救い主、
 身を避けるわが岩、わが神。
 わが盾、わが救いの角、わがやぐら。
 ほめたたえられる方、この主を呼び求めると、
 私は、敵から救われる
。」
 
 因みに、今までの安倍政権には、キリスト者(クリスチャン)が多いとの事である。 

 2013年2月2日付・NEWSポストセブン「麻生、石破、山谷えり子ら安倍政権にクリスチャンが多い理由」より、
 「『国会では、米国でクリスチャン議員がやっている『朝の祈りの会』を日本でやろうということで始まった会を月一回で開催しているが、ここには議員だけではなく、財界人や官僚OBも集い、かなり幅広い情報交換をしている。
 財務省OBが事務局のような役割を担い、聖書の勉強だけではなく、政策の議論もするし、大震災のときは支援についても話し合いました。クリスチャンではないが谷垣さんもこの会の中心で、キリスト教をきっかけにした一種のサロンのようになっています』」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2015/07/20付:「安倍首相に存する吉田松陰の心・・・『至誠』『真心』による安保関連法案と悲願の憲法改正へ」
  ・2015/07/20付:「憲法解釈の適正化による安保関連法案・・・現実を見据えた危機感からの真心の政治は理性の法治を凌駕する」
  ・2015/07/26付:「安保関連法は日本の自立・独立へのステップ:イルミナティ・フリーメーソンの宣伝機関マスコミの甘言の罠」
  ・2016/07/21付:「クリスチャン内村鑑三・新渡戸稲造は愛国者であった・・・『三つのJ』、武士道精神、契約の民の末裔、歴史修正の必要性、慰霊・慰謝の靖国公式参拝の正当性」
  ・2017/04/27付:「『約束の日 安倍晋三試論』を読む・・・官僚との闘い、挫折、そして復活した現在、高い理念と志を基に長期安定政権の中、美しい国創設と憲法改正実現の向こうにある国家独立に向け前進する」
  ・2017/04/27付:「高い志と理念を胸に、無私・至誠・真心を持ち、戦後体制からの脱却と日本国独立を目指す安倍晋三首相・・・『新しい国へ 美しい国へ 完全版』を読む」
  ・2017/04/27付:「『嘱託尋問』『不起訴宣明』による冤罪、官僚・検察・アメリカ・ユダヤと闘った昭和のカリスマ田中角栄氏・・・『角栄なら日本をどう変えるか 日本再生のための処方箋』を読む」
  ・2017/07/22付:「マスコミの作る『一時のブーム』に洗脳・煽動されて踊らされた世間の大衆による日米内閣の支持率低下・・・時が過ぎればまた直ぐ上昇、世論調査を疑え!」
  ・2017/07/23付:「マスコミを疑い批判しておきながら反日メディアの安倍内閣打倒運動に同調する一部のネット・ジャーナリズムの矛盾・・・倒閣運動に動じる事無く政権を維持し憲法改正に向け前進」
  ・2017/07/23付:「『継続は力なり』、安倍政権の継続が日本の国力となる・・・反日メディアの偏向報道・情報操作・世論誘導により作られた『空気』に煽られ乗せられ流される世間の『一時的なブーム』」
  ・2017/08/09付:「反日主流メディアがカットし報道しなかった前愛媛県知事・加戸守行氏の答弁:マスコミが作った加計学園疑惑(1)・・・反安倍内閣の見出し・論調・識者を集め載せる朝日・毎日・東京・神戸新聞・地上波テレビは汚い」
  ・2017/08/09付:「『小さき者』の私は『虎の威を借る狐』となり安倍晋三首相・安倍内閣を支持する(1)・・・『聖書』を根拠・規準とする宇野正美氏『国会は喜劇劇場』、前愛媛県知事・加戸氏『虎の威を・・・・・・強行突破』
  ・2017/08/10付:「稲田元防衛相に問題は無い・・・個人文書、公開済み共有データ『誰でも読め隠蔽もへったくれもない』、用済み後の完全破棄の不可能、そして馬渕睦夫氏『内部リークによるクーデター』『フジ産経もグローバリズム』」
  ・2017/08/11付:「反日メディアが報道しなかった前愛媛県知事・加戸氏の答弁:マスコミ創作の加計学園疑惑(2)・・・10年間門前払い、既得権益擁護の岩盤規制緩和で行政の矯正、欧米より遅れる感染症対策とライフサイエンスの本質」
  ・2017/08/11付:「反日メディアが削除した加戸氏の答弁:虚構の加計疑惑(3)・・・『安倍首相の濡れ衣を晴らす』、悲願10年15回・第2次安倍政権4度の申請却下、51年間新設無し、政治の主導権を官僚から取り戻し岩盤規制改革」
  ・2017/08/11付:「僅か半月で安倍内閣支持率が上昇・回復・・・「一時のブーム」が去り反日メディアと野党の敗北、改造前と同様の保守・リベラル同床の挙党一致内閣誕生、油断禁物、長期安定政権の鍵は忍耐・謙遜・信仰・感謝・慎重」
  ・2017/08/11付:「反日メディアのバッシングと捏造スキャンダル攻勢の中、堂々と「泰然自若」・「確乎不動」の姿勢・精神を示された安倍晋三首相・・・改造内閣発足後の記者会見」
  ・2017/08/11付:「安倍政権は既に歴代内閣が避けて先送りして来た数々の難題の「冒険」を熟して来た・・・臥薪嘗胆した経験を土台に左翼・リベラルの誘惑に動じず、憲法改正・拉致問題解決は安倍首相にしか出来ない」
  ・2017/08/12付:「安倍内閣支持率の推移全体に見る世間の『一時的なブーム』・・・インターネット・メディアでは支持率70%、『瞬間』だけを見るのでは無く『総体的』に見て分析・判断する事で正しい理解と未来の展望に繋がる」
  ・2017/08/12付:「米マスコミも悪であるのに何故トランプ大統領が誕生したのか・・・国民性の違いと遅れ、日本人の付和雷同、空気に流動、主体性無し、群れで行動、個性を排除、精神面で自立せずマスコミ・周囲の顔色・評判に依存」
  ・2017/07/23付:「高校中退後の30年間、友達・つながりが全く無かったが、こうして今ちゃんと生きている・・・世間・マスコミの論拠崩壊、独立自尊の精神、マイペース、へそ曲がり、リラックス、そして行雲流水、成るように成る」

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・2014/08号 No.377・国際時事情報誌 エノク(著者:宇野正美氏、出版社:エノク出版)「イラク再燃、第三次世界大戦へ動くか ■安倍総理へのユダヤ人ヤコブの手紙」

 参考記事
  ・2013/02/02付・NEWSポストセブン:「麻生、石破、山谷えり子ら安倍政権にクリスチャンが多い理由」


2014/08号 No.377・国際時事情報誌 エノク(著者:宇野正美氏、出版社:エノク出版)「イラク再燃、第三次世界大戦へ動くか ■安倍総理へのユダヤ人ヤコブの手紙」

 関連文献








2015/01号 No.382・国際時事情報誌 エノク(著者:宇野正美氏、出版社:エノク出版)「安倍総理の勝利、独立自尊への王手 ■第三次世界大戦と『エゼキエル書』の預言」   2013/06号 No.363・国際時事情報誌 エノク(著者:宇野正美氏、出版社:エノク出版)「臥薪嘗胆、黒田官兵衛そして安倍晋三 ■『私は地獄を見た』、だから壮大な国家目標が実現する」   ユダヤが解ると世界が見えてくる―1990年「終年経済戦争」へのシナリオ   ユダヤが解ると世界が見えてくる―1990年「終年経済戦争」へのシナリオ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする