狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエル首都との承認に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々(9)・・・米国から脱却し始めた日本、無関心・他人事の大衆、駐日パレスチナ代表の切実な思い

2017-12-25 05:45:12 | パレスチナ 2012~2017
 

 

 

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 

出典(経由):「World Literature Today」https://www.worldliteraturetoday.org/

  トランプ大統領、あなたはエルサレムを発火点とする第三次世界大戦を引き起こすつもりであるのか?。
 今月12月6日に、アメリカ・トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と正式に承認してから2週間程が経ち、その間にその決定に対して世界中で非常に数多くの反対・抗議声明と撤回要求声明が打ち出された。その多大な声明の数々を、No.(1)から数十回に分けて掲載する事にする。本シリーズが、アメリカ・トランプ政権への声明文、署名運動の様なものとなって活かされる事を願う。尚、引用元の文献名は、本シリーズのNo.(2)に掲載している(記事1本当たりの文字数に制限が有る事もあり)。
 トランプ大統領は、エルサレムについての根本が解っていない。公約を守る為と言いながら深く考えずに軽はずみな事をする事によって、ムスリム(イスラム教徒)の方々をはじめとした世界中の多くの方々を「挑発」しただけに過ぎず、和平どころか怒りの火を点けて争い、そしてその先の戦争を起こさせるものである。トランプ氏は政治家としては素人で、人間としては当然ではある事ではあるが完璧では無い。しかし、上に立つ者、特に超大国のトップともなれば、良い側近・スタッフで協力する等してその完璧に近付けなければならない。そして就任後1年がもうすぐ経とうとしている現在までを観察して来た所、今までの既成の体制のアウトサイダーとして努力して来られている事は伺えたが、本心を出せない難しさと共に、その荒の多い状態、穴の多い状態、その短所、欠点、弱み、虚に付け込まれている様である。トランプ氏の抜け目の部分を穴埋めしているのが、ユダヤ、ネオコン、イルミナティ、フリーメーソンの人達である。この度のエルサレムをイスラエルの首都とする承認は、それらの意向そのものの様である。イルミナティ・フリーメーソンのトップであった、あのアルバート・パイクが、「イタリア統一の三傑」と言われイタリア建国の父とも言われるジュゼッペ・マッツィーニに宛てた手紙の中で、世界大戦を3回計画している事を明かし、第一次・第二次は計画通りに行われ、未だ行われていない第三次世界大戦の計画は、シオニストとアラブとの間に引き起こす内容となっているのである。故に今回の件は、トランプ氏がそのイルミナティ・エージェントに利用されている事が解る。そしてそのイルミナティは、その先の「世界統一政府エルサレム」を建てる計画を持っているのである。
 しかし何よりも、パレスチナ人の権利を守らなければならない。そして、エルサレムは特別な場所、他の場所とは異なる「聖なる所」であり、そのアイデンティティを守らなければならない。その為にも、パレスチナ国の建国後にエルサレムをその首都とするのが良いものと思われる。現在のイスラエルは創造主である神との契約の下に建国されたのでは無い。また、イスラエルの支配階級、上層部、入植者として居座っている者達の殆どが、アブラハム―イサク―ヤコブ以下の血統との繋がりが全くない「フェイク・ユダヤ人」達(偽ユダヤ人達)であるので、それらの人達は創造主の「契約の民」ではないので、尚更、現イスラエル国の建国理由、シオニズムが成り立たない事となる。その「フェイク・ユダヤ人」達は、ただユダヤ教に改宗した「宗教的ユダヤ人」達という「偽者」達、白人でウクライナ・ロシア系の「アシュケナジー・ユダヤ人」、「カザール人」達故に、現イスラエル国は、「フェイク・イスラエル」(偽イスラエル)である。そして、逆に、パレスチナ人達の中には、アブラハム―イサク―ヤコブ以下の血統と繋がりを持つ本当のユダヤ人達が多く存在しているのである。故にその本当のユダヤ人であるパレスチナ人こそが、そのパレスチナの地を所有する権利を創造主との契約の下に所有しているのである。
 尚、因みに、一次資料とされ得る「古代ヘブライ語聖書原文」によると、アラビア半島の西南に在る「アシール」エルサレムを定める事となり、世界中に散らされている血統的な繋がりの有る本当の古代ユダヤ人が帰還する「約束の地」は、現在のサウジアラビア西南でイエメン国境近くという事になり、パレスチナ地域ではない事となる。そして、シオニスト・現イスラエル国の論拠は、前述の様に血統的ではない等で主張する理屈が成り立たないだけでは無く、完全に論拠崩壊する事にもなる。
 更に、その単にユダヤ教に改宗しただけの「フェイク・ユダヤ人」達に現在まで散々いじめられ、虐待され、人権蹂躙されて来たパレスチナ人達のその矛盾や理不尽さの中で、パレスチナ人達のアイデンティティ、誇り、基本的人権、神への信仰心、家族・同朋を守り、占領される以前のレベルぐらいまでに回復して頂く必要が有る。それ故、この問題で一番大切な事は、パレスチナ人に同情する心、共感する心、純粋にかわいそうと思う心である。シオニスト達、イスラエルを支持する人達、軍需産業に勤める人達、自分達だけが幸せになれればそれで良いのか?。自分の生活・給料の為に、自分の家族を養う為には、弱者を犠牲にしても平気なのか?。自分が助かればそれで良いのか?。自分の「欲望」を目的として、その分パレスチナ人を犠牲にするのか?。イスラエルやアメリカの「欲望」は、創造主である神の「御心」・「御意志」・「御計画」とは「正反対」である。
 不法に占領中のイスラエルに、エルサレムを首都とする権限は無い。戦争に勝利した者が正しい訳では無い。現イスラエルはパレスチナの地を、創造主の御意志・御計画とは全く関係無く、自分たち人間の都合・欲望で、恣意的に侵略して奪ったに過ぎない。

 日米安保に縛られ、アメリカが作っているとも言える北朝鮮問題で一層、日米同盟の必要性を強いられている日本は、相変わらずどう見てもアメリカの不義、独善的、一方的な悪に対して、強い調子では非難出来ずにいる。日本は軍事・安全保障の面ではアメリカの保護国の状態であるので、致し方ない様にも思える。そういう意味でも、憲法改正、中でも九条改正は必要である。
 その様な中に有っても、今回、河野外相は、イスラエルのテルアビブに置いている日本の大使館を移転する事は無いとはっきり言われ、国際法と安全保障理事会の決議の下でのパレスチナとイスラエルとの当事者間での交渉によるエルサレムの地位の解決と、平和と安全を伴った2国家共存を表明された事は評価出来るものと思われる。そして先日21日の国連緊急特別総会における、アメリカの首都承認と大使館移転決定に対する撤回要求決議案の採決に際して賛成票を投じられた事は良かった。
 河野太郎外相は、父が河野洋平・元外相である事から、当初は周囲からは「河野談話」のイメージを持たれていた様であるが、外相に就任されてからはその父の歴史認識とは異なる事を表明され、また支那(中国)の南シナ海や尖閣諸島、太平洋等に於ける度の過ぎた主張に対しては、強い調子で反論・抗議をなされている。アメリカのトランプ新政権が、オバマ前政権とイランとの核合意を放棄すると言っているのを、河野外相は核合意を支持すると表明され、米国一辺倒では無い事を示された。そして英語も堪能であり、その行動力と共に、外相として就任後、大変活躍されておられる様に思われる。日本の保守派の批評家の中からは、安倍総理に続く次期総理大臣に最も近い方と言う声も聞かれる程である。
 また野党は、概ね皆、正しい事をおっしゃっておられる。安倍首相をはじめとしてこの度の事に関してのコミットメントの意見の発信が殆ど無いので、丁度批判しやすい材料にもなっていたものと思われる。そして政権や官僚等が米国の顔色を気にして中々ものを言えない状況が有る中で、民間や抗議デモの参加者からは、正当な意見が聞かれた。その中で日本YWCAはキリスト教系ではあるが、現イスラエルの不法軍事占領を侵略行為と非難し、日本政府に対して米国の首都認定に反対する様に求める要望書を提出された。
 しかし日本人は総体的に、この度の問題に関して余り関心を持たれていない様である。新聞のテレビの見出しを見ても、余り番組で取り上げられていない様である。距離的に遠い事も有り、トランプ氏の「軽挙妄動」な「挑発」によるエルサレムを中心とした戦争に発展したとしても、その火の粉が降りかかって来る恐れが無いと思い込んでいる人達が多い様に思われる。しかし日本は石油が存在してこその防衛であり、経済であり、生活であり、レジャーである。その殆どを中東地域に依存している日本は、それがなければ殆ど全てと言ってもよく成り立たなくなってしまう。そして、世界権力のイルミナティは、そのエルサレムを第三次世界大戦の発火点、中心地として計画しているのである。今やトランプ大統領は、ユダヤ・ネオコン・イルミナティ・フリーメーソンの操り人形に、化してしまっていると言っても良い。
 日本人の多くが、中東やエルサレムに関して無関心、パレスチナ人達について無関心、第三次大戦をまるで他人事の様に捉えている中で、駐日パレスチナ自治政府の代表が、非常に切実な思い・願いの言葉を述べておられる。パレスチナ側を支持する様に求めると同時に、「あらゆる国を罰するがイスラエルは別だ。なぜなんだ。教えてくれ、なぜだ」と、日々、イスラエルの政権、軍、警察、入植者等からの人権侵害、虐待を繰り返される理不尽さを訴えておられる。

 以下は、その数多くの声明からの一部である。

 駐日パレスチナ代表
  「アメリカが今回エルサレムをイスラエルの首都と認定したことは敵対行為だ。」(12/7、駐日パレスチナ代表部・シアム代表
  「(トランプ大統領の発表は)国際法違反だ。(アメリカは孤立を選んだ。エルサレムがパレスチナの首都と認定されるまで主張をやめることはない。)」(同)
  「(国際社会は)北朝鮮・イラク・シリアは罰する。あらゆる国を罰するがイスラエルは別だ。なぜなんだ。教えてくれ、なぜだ。(2国間交渉しか解決の道はなく、日本を含む各国にパレスチナ側を支持するよう。)」(同)

 日本
  「トランプ氏が恒久的な和平合意の促進への強固なコミットメント(関与)と二国家解決への支持を表明したことは評価する。」(12/7、河野外相
  「トランプ氏の発表を契機に中東和平をめぐる状況が厳しさを増したり、中東全体の情勢が悪化し得ることを懸念している。」(同)
  「(テルアビブにある)日本の大使館を移転するつもりはない」(同)
  「今まで米国が和平の仲介努力をしてきたが、その努力が厳しくなる。」(12/8、同)
  「すでに様々な所で投石やいろいろな行動が始まっている。少し中東情勢が悪化する可能性はある。」(同)
  「誰も動かないということにはならないので、日本が貢献できるところはしっかりやっていきたい。」(同)
  「中東地域の安定化に向けて、イスラエルと将来的なパレスチナ国家が共存することによる解決を支持し、対話と交流の促進を積極的に支援していく。」(12/9?同(バーレーンで開催された国際会議にて))

  「発表内容や米国の今後の対応について精査・分析をしている。大きな関心を持って注視しており、米国を含む関係国と緊密に連携を取りながら対応したい」(12/7、菅義偉官房長官
  「わが国は(イスラエル、パレスチナ間の紛争の)2国家解決を支持している。エルサレムの最終的地位の問題も含め、当事者間の交渉で解決されるべきだという立場はかわらない」(同)

  「大問題だ。トランプ氏に100%付き従うような(日本の)外交でいいのかどうか、厳しく問われる」(12/8、希望の党の玉木雄一郎代表

  「国際社会の安定という観点から非常に疑義がある。米国と近い関係の国々からも疑問の声が出ており、私も同じ認識だ」(12/8、立憲民主党の枝野幸男代表

  「英仏独も含め世界中が批判の声を上げている。トランプ氏のすることがどんなに無法でも、批判しないのが安倍晋三首相の方針なのか」(12/8?、共産党の志位和夫委員長

  「(アメリカが引き続き和平に取り組むとしている事を評価しながらも、)トランプ大統領の宣言は和平の環境を脅かし、中東全体の状況を悪化させかねない。」(12/8(日本時間12/9)、別所浩郎国連大使 … 国連安保理の12月議長国)
  「現場の緊張の高まりを深く懸念している。」(同)

  「イスラエルによるパレスチナに対する違法な占領を正当化するものだ(とし、日本政府に対し、首都認定に反対するよう求める要望書を発表)。」(12/12、日本YWCA(藤谷佐斗子会長、尾﨑裕美子総幹事))
  「(第3次中東戦争(1967年)でイスラエルが東エルサレムなどを軍事占領し、エルサレムを首都と主張していることは、国連からも再三批判を受けていることで、)明確な侵略行為だ。」(同)
  「トランプ氏の首都認定は、中東地域にさらなる不安定をもたらし、パレスチナの人々を危険にさらす。」(同)
  「国連加盟国として、また国連の安全保障理事会と人権理事会の理事国として、日本は国際法と国連決議の順守を訴える責任がある。」(同)
  「『地域及び国際社会の平和と安定に寄与』することを表明している国として、この責任を果たすことを強く求めます。」(同)

  「エルサレムはイスラエルの首都ではない。」(12/15、パキスタン人やインドネシア人などのイスラム教徒等による東京での抗議デモ
  「トランプ辞めろ。」「ノー、トランプ。」(同)
  「イスラエル出ていけ。」「ノー、イスラエル。」(同)
  「トランプ大統領の行動は平和を失わせる行為で、受け入れられず、日本でも立ち上がろうと仲間に呼びかけました。」(同、抗議を呼びかけた東京在住パキスタン出身の男性(67))
  「われわれは認めない。イスラムだけの問題ではなく、これを許せば世界の平和が崩れる。」(同)
  「トランプ氏の決断によって人々が殺される事態が起きる。皆平和を求めている。」(同、学校帰りに抗議行動に参加した港区の日本語学校生の男性(19))
  「(トランプ大統領の決定を否定する中で、)日本の人々の支持も必要だ。」(同、抗議者の内の一人)

  「(中東に混乱をもたらし、中東の非核化を)さらに絶望的にしてしまった。」(12/8、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)・川崎哲国際運営委員(49)… ノーベル平和賞受賞)
  「中東和平プロセスが非常に混乱することは明らかだ。核軍縮どころではなくなる」(同)
  「この平和賞は日本政府に対し、強く厳しく政策の再考を促している」(同)

(声明ここまで)


 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of St.John the Divine 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 Revelation 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 Revelation 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.


 新約聖書・マタイの福音書23章13・14節
   しかし、忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、人々から天の御国をさえぎっているのです。自分もはいらず、はいろうとしている人々をもはいらせないのです。
  〔忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、やもめたちの家を食いつぶしていながら、見えのために長い祈りをするからです。ですから、あなたがたは、人一倍ひどい罰を受けます。〕

 マタイの福音書23章25~28節
   忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、杯や皿の外側はきよめるが、その中は強奪と放縦でいっぱいです。
  目の見えぬパリサイ人たち。まず、杯の内側をきよめなさい。そうすれば、外側もきよくなります。
   忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは白く塗った墓のようなものです。墓はその外側は美しく見えても、内側は、死人の骨や、あらゆる汚れたものがいっぱいなように、
  あなたがたも、外側は人に正しいと見えても、内側は偽善と不法でいっぱいです。

 マタイの福音書23章33~39節
  おまえたち蛇ども、まむしのすえども。おまえたちは、ゲヘナの刑罰をどうしてのがれることができよう
  だから、わたしが預言者、知者、律法学者たちを遣わすと、おまえたちはそのうちのある者を殺し、十字架につけ、またある者を会堂でむち打ち、町から町へと迫害して行くのです。
  それは、義人アベルの血からこのかた、神殿と祭壇との間で殺されたバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上で流されるすべての正しい血の報復があなたがたの上に来るためです。
  まことに、あなたがたに告げます。これらの報いはみな、この時代の上に来ます。
   ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。
  見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。
  あなたがたに告げます。『祝福あれ。主の御名によって来られる方に。』とあなたがたが言うときまで、あなたがたは今後決してわたしを見ることはありません。」

 The New Testament・The Gospel According to St. Matthew 23:13・14
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you devour widows’ houses, and as a pretense you make long prayers. Therefore you will receive greater condemnation.
  “But woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! Because you shut up the Kingdom of Heaven against men; for you don’t enter in yourselves, neither do you allow those who are entering in to enter.

 Matthew 23:25~28
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you clean the outside of the cup and of the platter, but within they are full of extortion and unrighteousness.
  You blind Pharisee, first clean the inside of the cup and of the platter, that its outside may become clean also.
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you are like whitened tombs, which outwardly appear beautiful, but inwardly are full of dead men’s bones, and of all uncleanness.
  Even so you also outwardly appear righteous to men, but inwardly you are full of hypocrisy and iniquity.

 Matthew 23:33~39
  You serpents, you offspring of vipers, how will you escape the judgment of Gehenna?
  Therefore behold, I send to you prophets, wise men, and scribes. Some of them you will kill and crucify; and some of them you will scourge in your synagogues, and persecute from city to city;
  that on you may come all the righteous blood shed on the earth, from the blood of righteous Abel to the blood of Zachariah son of Barachiah, whom you killed between the sanctuary and the altar.
  Most certainly I tell you, all these things will come upon this generation.
   “Jerusalem, Jerusalem, who kills the prophets, and stones those who are sent to her! How often I would have gathered your children together, even as a hen gathers her chicks under her wings, and you would not!
  Behold, your house is left to you desolate.
  For I tell you, you will not see me from now on, until you say, ‘Blessed is he who comes in the name of the Lord!’ ”


 マタイの福音書27章18節~26節
  ピラトは、彼らがねたみからイエスを引き渡したことに気づいていたのである。
  また、ピラトが裁判の席に着いていたとき、彼の妻が彼のもとに人をやって言わせた。「あの正しい人にはかかわり合わないでください。ゆうべ、私は夢で、あの人のことで苦しいめに会いましたから。」
  しかし、祭司長、長老たちは、バラバのほうを願うよう、そして、イエスを死刑にするよう、群衆を説きつけた。
  しかし、総督は彼らに答えて言った。「あなたがたは、ふたりのうちどちらを釈放してほしいのか。」彼らは言った。「バラバだ。」
  ピラトは彼らに言った。「では、キリストと言われているイエスを私はどのようにしようか。」彼らはいっせいに言った。「十字架につけろ。」
 だが、ピラトは言った。「あの人がどんな悪い事をしたというのか。」しかし、彼らはますます激しく「十字架につけろ。」と叫び続けた。
 そこでピラトは、自分では手の下しようがなく、かえって暴動になりそうなのを見て、群衆の目の前で水を取り寄せ、手を洗って、言った。「この人の血について、私には責任がない。自分たちで始末するがよい。」
 すると、民衆はみな答えて言った。「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい。」
 そこで、ピラトは彼らのためにバラバを釈放し、イエスをむち打ってから、十字架につけるために引き渡した。

 Matthew 27:18~26
  For he knew that because of envy they had delivered him up.
  While he was sitting on the judgment seat, his wife sent to him, saying, “Have nothing to do with that righteous man, for I have suffered many things today in a dream because of him.”
  Now the chief priests and the elders persuaded the multitudes to ask for Barabbas, and destroy Jesus.
  But the governor answered them, “Which of the two do you want me to release to you?” They said, “Barabbas!”
  Pilate said to them, “What then shall I do to Jesus, who is called Christ?” They all said to him, “Let him be crucified!”
  But the governor said, “Why? What evil has he done?” But they cried out exceedingly, saying, “Let him be crucified!”
  So when Pilate saw that nothing was being gained, but rather that a disturbance was starting, he took water, and washed his hands before the multitude, saying, “I am innocent of the blood of this righteous person. You see to it.”
  All the people answered, “May his blood be on us, and on our children!”
  Then he released to them Barabbas, but Jesus he flogged and delivered to be crucified.

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  ・2017/12/24付:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議声明と撤回要求声明の数々(7)・・・ユダヤの歴史捏造でイスラエル建国に一役買わされ抑えられて来たドイツ」
  ・2017/12/24付:「私のノートパソコンでは出て来ない部分が、マスク(言論弾圧)されていないかテスト。」
  ・2017/12/25付:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエル首都との承認に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々(8)・・・北朝鮮の堂々とした反米声明と白人国家の「ものみの塔」ならぬ「高みの見物」か?」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ」

 引用文献
   本ブログ2017/12/23付記事、「トランプ政権のエルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する、世界中の反対・抗議声明と撤回要求声明の数々(2)」に、まとめて掲載。(2017/12/04~2017/12/20の声明分)

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

 

 出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」
 

 

 

 
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タルムード」

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ユダヤが解ると世界が見えてくる―1990年「終年経済戦争」へのシナリオ
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「ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか」
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   ―歴史はどのように
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「ユダヤ人とは誰か―第十三支族・カザール王国の謎」
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 ―第十三支族
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