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※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
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Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"
出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
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1947年に「フェイク・ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議
そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。
12.20ロウハニ大統領来日、19年ぶりにイラン大統領が日本訪問(2/2)
Welcome Rouhani!, Iranian President visited Japan in 19 years after.
YouTube: Rohani desde Japón: Unilateralismo de EEUU amenaza la paz mundial
日本からのロハニ:米国の一方的主義が世界平和を脅かす
2019/12/20
YouTube: Santa María: Japón tendrá un rol efectivo, si deja de obedecer a EEUU
サンタマリア:日本が米国に従うことをやめれば、日本は効果的な役割を果たすでしょう。
2019/12/20
YouTube: Iran: Rouhani’s Japan trip is not related to US talks - govt. spox.
2019/12/16
YouTube: Japan to deploy fleet to Gulf region, pulls workers in Iran
日本こそ、「米国に従う事をやめれば、効果的な役割を果たす事が出来る」との有識者のコメントには、僕も共感するところである。
以下、2019/12/21付・ParsToday日本「イラン大統領の日本訪問 視点;イラン大統領の訪日、政治・経済目的による訪問」より
イランのローハーニー大統領は、安倍首相の正式な招待により20日金曜東京入りし、同首相と二国間関係や地域・国際的に重要な問題に関して協議しました。
有識者の多くは、今回の訪日を「イランと日本の関係拡大」という枠組みで捉えています。
安倍首相は、ローハーニー大統領の訪日に喜びの意を表し、日本として全ての分野におけるイランとの関係を拡大する意向であると強調しました。
今回のイラン・日本首脳会談は政治的な側面から見ても、地域の安全保障、核合意や核問題に対する両国の共通の視点に注目すると重要なものだったといえます。
ローハーニー大統領は、安倍首相との会談において核問題に関し、「イランは国益確保の枠組みで、核合意維持のため全力を尽くしている」と強調し、「わが国が、米国の核合意離脱後、そしてヨーロッパ側の責務不履行を確認した上で合意の責務履行を段階的に縮小したことは、あくまでも核合意の枠組みによるものだ」と述べ、理解を求めました。
また、地域の安全保障に関して、「イランは常に、地域諸国や近隣諸国の協力や支援を得て、地域や世界の平和と平穏確立のために努力している」と述べました。
米国の核合意違反や違法な対イラン制裁は、国際法に反するものであり、また中国やロシア、EU、日本など大国の政策、そして世界規模での自由貿易の原則にも反しています。こうした状況に鑑み、日本が核合意や地域での緊張の継続を懸念するのは十分理解できます。その理由として、これら一連の問題が日本を含む世界の多くの国の経済の安定に悪影響を及ぼすことが指摘できます。
日本が必要とするエネルギーの80%はホルモズ海峡を通過してもたらされます。このエネルギー資源の確保にいささかでも混乱が生じれば、同国の産業は大きく損なわれることになります。世界第3位の経済大国である日本は、世界で米国と中国に次ぐ原油の輸入国であり、イラン産エネルギーを決して見逃す事はできません。
日本の英字紙ジャパンタイムズは、この問題に関する解説記事において、「現状において、日本のような中立的な立場にある国が行動を起こすことが重要かつ有益だろう」と論じています。
明らかなことは、これまでの米国の一方的な行動が、国際社会に甚大な弊害を及ぼしてきたという事実です。このため、米国に追従し、歩調を合わせることは地域や世界の安全保障および平和のためにはならないといえます。ローハーニー大統領が安倍首相との会談で、「地域の情勢不安の元凶が一掃される必要がある」と述べたのもこの点を指摘しています。
米トランプ大統領は過去2年間、米国の都合だけで核合意に最大限の打撃をあたえ、またイランの発展を阻むためにあらゆる手段に訴えてきました。これに関して、ローハーニー大統領は「核合意からの無責任な離脱という米国の違法なやり方は、米国のみならず、核合意の関係国のいずれの利益にもならず、制裁が、関係者双方が敗者となる以外結果をもたらさない事を証明した」と述べました。
日本は対外政策において、国際関係を支配する原則に従う事を示しています。このため、安倍首相は地域や世界に現実に迫っている脅威を客観的に把握し、米国やシオニスト政権イスラエルが主導する反イランの世論操作の影響を受けることなく、地域に恒久的な安全保障を確立するよう努力する必要があるのです。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、今年6月、テヘランで安倍首相と会談した際に、核問題をめぐり米国が同首相にイランとの協議を要請している点に触れ、「イランは欧米諸国を相手に、6カ国という枠組みで5,6年間にわたり協議し、1つの成果を手にした。だが米国はこの決定的な合意を破棄した。これゆえ、全ての合意を破棄してきた国との再協議を、全うな行動だと考える者は果たしているだろうか?」との見解を示したのです。
(以上、2019/12/21付・ParsToday日本「イラン大統領の日本訪問 視点;イラン大統領の訪日、政治・経済目的による訪問」より)
2019年12月20日~21日
以下、2019/12/24付・JETRO(日本貿易振興機構)「ローハニ大統領が訪日、中東の平和と安全の協力歓迎、投資呼び掛けも」より
『イラン大統領府公式ウェブサイト(12月20日付)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、ローハニ大統領は20日の首脳会談で、イランと日本の親密な関係を強調。日本の立場に理解を示しつつ、中東地域の平和と安全の確立に向けた全ての国々の協力を歓迎すると述べた。イラン核合意(JCPOA)の履行については、米国が一方的に離脱して対イラン制裁を科したことを強く非難した。安倍首相からはJCPOA維持を支援する発言があったほか、日本がこの問題で欧州関係国とも連携を始めているとしたという。
日本の外務省ウェブサイト(12月20日付)によると、安倍首相は日本も中東地域の緊張緩和や情勢の安定化に向けた外交努力を継続すると述べるとともに、船舶の安全確保の取り組みや情報収集に向けた自衛隊の活用の検討状況について説明したもようだ。』
『ローハニ大統領は翌21日、日本企業や関係機関幹部らとも会談を実施した。大統領府ウェブサイト(12月21日付)によると、大統領はイランの置かれている状況を説明し、両国の良好な関係にも言及して、「日本政府や企業に対し、イランの門戸は開いている」と語った。日本企業への評価はイランで非常に高く、イラン人が日本の産業や企業を信頼していることに触れて、イランへの投資などを訴えた。』
(以上、2019/12/24付・JETRO(日本貿易振興機構)「ローハニ大統領が訪日、中東の平和と安全の協力歓迎、投資呼び掛けも」より)
12月22日までに
イランのロウハニ大統領 (帰国後、国営テレビにて)
「日本は(ペルシャ湾)地域の安全保障に関する米国の計画に参加しないと発表した。われわれはこれを歓迎する」
「日本は監視艦を派遣するが、ペルシャ湾やホルムズ海峡には送らない」
更にロウハニ大統領は、『日本での協議で米国による経済制裁を「断ち切る」方法について話し合ったことも明らかにした。双方が新たな提案を行い、この問題について協議を続けることで一致したと述べた』
(2019/12/23付・朝日新聞「イラン大統領、米主導ホルムズ有志連合への日本の不参加を歓迎」より)
2019年12月25日までに
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のジャマーリー副委員長
「イランとの経済関係が対米関係の影響を受けないとしたら、それは今回ローハーニー大統領の訪日の成果の1つとなりうる」
「今回の訪日は、日本の可能性を視野に入れた上で客観的に捉える必要がある。それは、日本が我々と非常に緊密な関係を有する一方で、日米関係もきわめて良好だからだ」
「一方で、日本は米トランプ政権を核合意に復帰させる、あるいはイランとの合意に至らせるほどの力はない。そもそも、英、独、伊、仏のEU諸国ですら、米国に対する必要な影響力を行使できなかった。日本にしてもそれは無理だろう」
「日・イ関係に注目し、もし今回の訪問の結果、日本が我々との関係に米国の影響を少しでも軽減できれば、これは1つの成果だろう。彼らは中国やロシアと同様、我々との経済関係を断たない方法を見出すだろう」
「日本は、米国からのメッセージを示し、また自らの提案も示した可能性があるため、この協議を機密のものとしたのかもしれない。だが、それでも私は、イランと米国に横たわる問題の迅速な解決に向け、日本側に過剰な期待はできないと思う。この協議で、日本側から一連の方策や見解が提示され、米国とイランそれぞれの合意を得るかもしれない。しかし、とにかく今回の訪日は日・イ関係にとって前向きなものだったと考える」
12月25日
イランのローハーニー大統領
「最近の日本訪問で日本から提示された提案を追求している」
「日本企業は“在テヘラン支社を閉鎖しておらず、積極的にイランと協力している。もちろん、一部では、協力の度合いが減少しているが、それを補う方法を模索している”と発表した」
「アメリカは自分たちは協議する意向であるが、協議に臨まないのはイランだと主張している。しかし、我々はこのアメリカの陰謀を退けることに成功してきている。最近の訪日においても、再度この陰謀を退けた。我々は、いずれの者との協議や話し合いの実施において全く問題はない」
本ブログ過去の関連記事
・2020/01/27付:「12.20ロウハニ大統領来日、19年ぶりにイラン大統領が日本訪問(1/2)/Welcome Rouhani!, Iranian President visited Japan in 19 after」
・2019/01/06付:「JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画『海賊とよばれた男』:戦前から受け継ぐ『公義』の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本」
・2019/05/23付:『イラン外相緊急来日:日本は米国との仲介を果たし「全く悪くない」イランを救う事が出来るのか?、「悪魔」米と同盟を結ぶ日本の「良心」が試される時/Japanese conscience is tested』
・2019/05/30付:「果たしてイラン革命後に日本の首相として初となる安倍総理のイランへの訪問は実現するのだろうか?/Will first visit after Iran Rev. really come true ?」
・2019/05/30付:『日米首脳会談に於ける米国の「明白な変化」、安倍外交によりトランプの本心を引き出したのか?/US "obvious change" in Japan-US summit. By PM Abe ?」
・2019/06/10付:「日章丸事件:欧米に反抗しイランと協力した出光創業者の気概気骨を忘れた日本/Backbone & Mettle of Japanese Idemitsu who cooperated with Iran」
・2019/06/19付:「"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(1/5)~両国潜水艦の存在/Japanese tanker attack by US & Fake Israel」
・2019/07/10付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(2/5)~ネタニヤフから再度の侮辱/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
・2019/07/11付:『現「偽」イスラエルの「妬み」:昨年、日本の安倍首相夫妻はネタニヤフ宅でのディナーで「侮辱」と「脅迫」を受けた/Netanyahu did PM Abe "insult" from "jealousy"』
・2019/07/11付:「日本の安倍首相のイランへの歴史的訪問(1/3)/Historical visit to Iran by Japanese PM Abe」
・2019/07/11付:「日本の安倍首相のイランへの歴史的訪問(2/3)/Historical visit to Iran by Japanese PM Abe」
・2019/07/12付:「日本の安倍首相のイランへの歴史的訪問(3/3)/Historical visit to Iran by Japanese PM Abe」
・2019/07/12付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(3/5)~機雷と無人機攻撃/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(4/5)~モサドとCIAとMKO/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(5/5)~中東が白人支配故の妨害か/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイド
引用文献
・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
・World English Bible(eBible.org)
・2019/12/21付・ParsToday日本:「イラン大統領の日本訪問 視点;イラン大統領の訪日、政治・経済目的による訪問」
・2019/12/23付・朝日新聞:「イラン大統領、米主導ホルムズ有志連合への日本の不参加を歓迎」
・2019/12/24付・JETRO(日本貿易振興機構):「ローハニ大統領が訪日、中東の平和と安全の協力歓迎、投資呼び掛けも」
・2019/12/25付・ParsToday日本:『イラン大統領の日本訪問 視点;イラン国会議員「対日経済関係が途絶えないことは、大統領の訪日の成果」』
・2019/12/26付・ParsToday日本:『イラン大統領の日本訪問 イラン大統領「日本からの提案を追求」』
(※ 同じ投稿日時に記事が多く重なる事を避ける為、投稿日時の改変を敢えて行っております。)
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Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"
出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
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1947年に「フェイク・ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議
そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。
新約聖書・ペテロの手紙 第一4章15~19節 あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、悪を行なう者、みだりに他人に干渉する者として苦しみを受けるようなことがあってはなりません。 しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、この名のゆえに神をあがめなさい。 なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。 義人がかろうじて救われるのだとしたら、神を敬わない者や罪人たちは、いったいどうなるのでしょう。 ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行なうにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい。 The New Testament・The First Epistle of Peter 4:15~19 For let none of you suffer as a murderer, or a thief, or an evil doer, or a meddler in other men’s matters. But if one of you suffers for being a Christian, let him not be ashamed; but let him glorify God in this matter. For the time has come for judgment to begin with the household of God. If it begins first with us, what will happen to those who don’t obey the Good News of God? “If it is hard for the righteous to be saved, what will happen to the ungodly and the sinner?” Therefore let them also who suffer according to the will of God in doing good entrust their souls to him, as to a faithful Creator. |
新約聖書・ヤコブの手紙1章12節 試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められた人は、神を愛する者に約束された、いのちの冠を受けるからです。 The New Testament・The Epistle of James 1:12 Blessed is a person who endures temptation, for when he has been approved, he will receive the crown of life, which the Lord promised to those who love him. |
新約聖書・ローマ人への手紙16章17~20節 兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。 そういう人たちは、私たちの主キリストに仕えないで、自分の欲に仕えているのです。彼らは、なめらかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましているのです。 あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。 平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。 どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。 ※(自分の)「欲」= 直訳:(自分の)「腹」 The New Testament・The Epistle to the Romans 16:17~20 Now I beg you, brothers, look out for those who are causing the divisions and occasions of stumbling, contrary to the doctrine which you learned, and turn away from them. For those who are such don’t serve our Lord, Jesus Christ, but their own belly; and by their smooth and flattering speech, they deceive the hearts of the innocent. For your obedience has become known to all. I rejoice therefore over you. But I desire to have you wise in that which is good, but innocent in that which is evil. And the God of peace will quickly crush Satan under your feet. The grace of our Lord Jesus Christ be with you. |
12.20ロウハニ大統領来日、19年ぶりにイラン大統領が日本訪問(2/2)
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日本からのロハニ:米国の一方的主義が世界平和を脅かす
2019/12/20
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サンタマリア:日本が米国に従うことをやめれば、日本は効果的な役割を果たすでしょう。
2019/12/20
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2019/12/16
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日本こそ、「米国に従う事をやめれば、効果的な役割を果たす事が出来る」との有識者のコメントには、僕も共感するところである。
以下、2019/12/21付・ParsToday日本「イラン大統領の日本訪問 視点;イラン大統領の訪日、政治・経済目的による訪問」より
イランのローハーニー大統領は、安倍首相の正式な招待により20日金曜東京入りし、同首相と二国間関係や地域・国際的に重要な問題に関して協議しました。
有識者の多くは、今回の訪日を「イランと日本の関係拡大」という枠組みで捉えています。
安倍首相は、ローハーニー大統領の訪日に喜びの意を表し、日本として全ての分野におけるイランとの関係を拡大する意向であると強調しました。
今回のイラン・日本首脳会談は政治的な側面から見ても、地域の安全保障、核合意や核問題に対する両国の共通の視点に注目すると重要なものだったといえます。
ローハーニー大統領は、安倍首相との会談において核問題に関し、「イランは国益確保の枠組みで、核合意維持のため全力を尽くしている」と強調し、「わが国が、米国の核合意離脱後、そしてヨーロッパ側の責務不履行を確認した上で合意の責務履行を段階的に縮小したことは、あくまでも核合意の枠組みによるものだ」と述べ、理解を求めました。
また、地域の安全保障に関して、「イランは常に、地域諸国や近隣諸国の協力や支援を得て、地域や世界の平和と平穏確立のために努力している」と述べました。
米国の核合意違反や違法な対イラン制裁は、国際法に反するものであり、また中国やロシア、EU、日本など大国の政策、そして世界規模での自由貿易の原則にも反しています。こうした状況に鑑み、日本が核合意や地域での緊張の継続を懸念するのは十分理解できます。その理由として、これら一連の問題が日本を含む世界の多くの国の経済の安定に悪影響を及ぼすことが指摘できます。
日本が必要とするエネルギーの80%はホルモズ海峡を通過してもたらされます。このエネルギー資源の確保にいささかでも混乱が生じれば、同国の産業は大きく損なわれることになります。世界第3位の経済大国である日本は、世界で米国と中国に次ぐ原油の輸入国であり、イラン産エネルギーを決して見逃す事はできません。
日本の英字紙ジャパンタイムズは、この問題に関する解説記事において、「現状において、日本のような中立的な立場にある国が行動を起こすことが重要かつ有益だろう」と論じています。
明らかなことは、これまでの米国の一方的な行動が、国際社会に甚大な弊害を及ぼしてきたという事実です。このため、米国に追従し、歩調を合わせることは地域や世界の安全保障および平和のためにはならないといえます。ローハーニー大統領が安倍首相との会談で、「地域の情勢不安の元凶が一掃される必要がある」と述べたのもこの点を指摘しています。
米トランプ大統領は過去2年間、米国の都合だけで核合意に最大限の打撃をあたえ、またイランの発展を阻むためにあらゆる手段に訴えてきました。これに関して、ローハーニー大統領は「核合意からの無責任な離脱という米国の違法なやり方は、米国のみならず、核合意の関係国のいずれの利益にもならず、制裁が、関係者双方が敗者となる以外結果をもたらさない事を証明した」と述べました。
日本は対外政策において、国際関係を支配する原則に従う事を示しています。このため、安倍首相は地域や世界に現実に迫っている脅威を客観的に把握し、米国やシオニスト政権イスラエルが主導する反イランの世論操作の影響を受けることなく、地域に恒久的な安全保障を確立するよう努力する必要があるのです。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、今年6月、テヘランで安倍首相と会談した際に、核問題をめぐり米国が同首相にイランとの協議を要請している点に触れ、「イランは欧米諸国を相手に、6カ国という枠組みで5,6年間にわたり協議し、1つの成果を手にした。だが米国はこの決定的な合意を破棄した。これゆえ、全ての合意を破棄してきた国との再協議を、全うな行動だと考える者は果たしているだろうか?」との見解を示したのです。
(以上、2019/12/21付・ParsToday日本「イラン大統領の日本訪問 視点;イラン大統領の訪日、政治・経済目的による訪問」より)
2019年12月20日~21日
以下、2019/12/24付・JETRO(日本貿易振興機構)「ローハニ大統領が訪日、中東の平和と安全の協力歓迎、投資呼び掛けも」より
『イラン大統領府公式ウェブサイト(12月20日付)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、ローハニ大統領は20日の首脳会談で、イランと日本の親密な関係を強調。日本の立場に理解を示しつつ、中東地域の平和と安全の確立に向けた全ての国々の協力を歓迎すると述べた。イラン核合意(JCPOA)の履行については、米国が一方的に離脱して対イラン制裁を科したことを強く非難した。安倍首相からはJCPOA維持を支援する発言があったほか、日本がこの問題で欧州関係国とも連携を始めているとしたという。
日本の外務省ウェブサイト(12月20日付)によると、安倍首相は日本も中東地域の緊張緩和や情勢の安定化に向けた外交努力を継続すると述べるとともに、船舶の安全確保の取り組みや情報収集に向けた自衛隊の活用の検討状況について説明したもようだ。』
『ローハニ大統領は翌21日、日本企業や関係機関幹部らとも会談を実施した。大統領府ウェブサイト(12月21日付)によると、大統領はイランの置かれている状況を説明し、両国の良好な関係にも言及して、「日本政府や企業に対し、イランの門戸は開いている」と語った。日本企業への評価はイランで非常に高く、イラン人が日本の産業や企業を信頼していることに触れて、イランへの投資などを訴えた。』
(以上、2019/12/24付・JETRO(日本貿易振興機構)「ローハニ大統領が訪日、中東の平和と安全の協力歓迎、投資呼び掛けも」より)
12月22日までに
イランのロウハニ大統領 (帰国後、国営テレビにて)
「日本は(ペルシャ湾)地域の安全保障に関する米国の計画に参加しないと発表した。われわれはこれを歓迎する」
「日本は監視艦を派遣するが、ペルシャ湾やホルムズ海峡には送らない」
更にロウハニ大統領は、『日本での協議で米国による経済制裁を「断ち切る」方法について話し合ったことも明らかにした。双方が新たな提案を行い、この問題について協議を続けることで一致したと述べた』
(2019/12/23付・朝日新聞「イラン大統領、米主導ホルムズ有志連合への日本の不参加を歓迎」より)
2019年12月25日までに
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のジャマーリー副委員長
「イランとの経済関係が対米関係の影響を受けないとしたら、それは今回ローハーニー大統領の訪日の成果の1つとなりうる」
「今回の訪日は、日本の可能性を視野に入れた上で客観的に捉える必要がある。それは、日本が我々と非常に緊密な関係を有する一方で、日米関係もきわめて良好だからだ」
「一方で、日本は米トランプ政権を核合意に復帰させる、あるいはイランとの合意に至らせるほどの力はない。そもそも、英、独、伊、仏のEU諸国ですら、米国に対する必要な影響力を行使できなかった。日本にしてもそれは無理だろう」
「日・イ関係に注目し、もし今回の訪問の結果、日本が我々との関係に米国の影響を少しでも軽減できれば、これは1つの成果だろう。彼らは中国やロシアと同様、我々との経済関係を断たない方法を見出すだろう」
「日本は、米国からのメッセージを示し、また自らの提案も示した可能性があるため、この協議を機密のものとしたのかもしれない。だが、それでも私は、イランと米国に横たわる問題の迅速な解決に向け、日本側に過剰な期待はできないと思う。この協議で、日本側から一連の方策や見解が提示され、米国とイランそれぞれの合意を得るかもしれない。しかし、とにかく今回の訪日は日・イ関係にとって前向きなものだったと考える」
12月25日
イランのローハーニー大統領
「最近の日本訪問で日本から提示された提案を追求している」
「日本企業は“在テヘラン支社を閉鎖しておらず、積極的にイランと協力している。もちろん、一部では、協力の度合いが減少しているが、それを補う方法を模索している”と発表した」
「アメリカは自分たちは協議する意向であるが、協議に臨まないのはイランだと主張している。しかし、我々はこのアメリカの陰謀を退けることに成功してきている。最近の訪日においても、再度この陰謀を退けた。我々は、いずれの者との協議や話し合いの実施において全く問題はない」
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・2019/05/30付:「果たしてイラン革命後に日本の首相として初となる安倍総理のイランへの訪問は実現するのだろうか?/Will first visit after Iran Rev. really come true ?」
・2019/05/30付:『日米首脳会談に於ける米国の「明白な変化」、安倍外交によりトランプの本心を引き出したのか?/US "obvious change" in Japan-US summit. By PM Abe ?」
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・2019/06/19付:「"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(1/5)~両国潜水艦の存在/Japanese tanker attack by US & Fake Israel」
・2019/07/10付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(2/5)~ネタニヤフから再度の侮辱/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
・2019/07/11付:『現「偽」イスラエルの「妬み」:昨年、日本の安倍首相夫妻はネタニヤフ宅でのディナーで「侮辱」と「脅迫」を受けた/Netanyahu did PM Abe "insult" from "jealousy"』
・2019/07/11付:「日本の安倍首相のイランへの歴史的訪問(1/3)/Historical visit to Iran by Japanese PM Abe」
・2019/07/11付:「日本の安倍首相のイランへの歴史的訪問(2/3)/Historical visit to Iran by Japanese PM Abe」
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・2019/07/12付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(3/5)~機雷と無人機攻撃/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(4/5)~モサドとCIAとMKO/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(5/5)~中東が白人支配故の妨害か/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイド
引用文献
・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
・World English Bible(eBible.org)
・2019/12/21付・ParsToday日本:「イラン大統領の日本訪問 視点;イラン大統領の訪日、政治・経済目的による訪問」
・2019/12/23付・朝日新聞:「イラン大統領、米主導ホルムズ有志連合への日本の不参加を歓迎」
・2019/12/24付・JETRO(日本貿易振興機構):「ローハニ大統領が訪日、中東の平和と安全の協力歓迎、投資呼び掛けも」
・2019/12/25付・ParsToday日本:『イラン大統領の日本訪問 視点;イラン国会議員「対日経済関係が途絶えないことは、大統領の訪日の成果」』
・2019/12/26付・ParsToday日本:『イラン大統領の日本訪問 イラン大統領「日本からの提案を追求」』
(※ 同じ投稿日時に記事が多く重なる事を避ける為、投稿日時の改変を敢えて行っております。)
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