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見るも無残なバイデン政権(未定)

2020-11-28 18:30:32 | WW1&2
主流メディアはバイデンをひいきしたのではなくて、バイデンを政権につけるための共犯者なので、当然のことながらバイデンはなんだかまともな人のような扱いで報じられる。

だがしかし、この人はあのオバマ政権の副大統領で、あのオバマ時代には、アラブの春という侵略戦争シリーズを決行したことで名高い。

この真昼間からの堂々の侵略戦争を決行した結果として、リビアが倒され、今もまだ国らしい国はなく、リビアがためてたゴールドは行方不明というおぞましい事態が伴われているのはよく知られている。


その後、シリアに武装集団を突っ込んでアサドを倒そうとしたが、オバマの躊躇という名高い出来事、または、ロシア海軍が既にシリアの前の海に出張る用意をしていた、そのいずれか、あるいはその両方によってシリア打倒は止まった。

そこから腹を立てたオバマ政権は、黒海のクリミアをウクライナの基地外政権に取らせることによってロシア軍にプレッシャーをかけようとしてキエフでクーデターをかましてみるものの、セバストポリにいたロシア海軍の人たちがそんなに愚かなわけもなく、さっさと場を制して、住民投票でクリミア自治区はウクライナから抜けることを決議し、間を置かず今度はロシア連邦への帰属を願う住民投票をしてこれも可決、クリミアは大喜びで腐ったウクライナを離れて、本来そうであるべきだとみんなしってる通りにロシアへの復帰がかなった。

この出来事を、現在西側世界では、ロシアがウクライナに侵攻しただのなんだのと呼ぶ。失敗したからカッコ悪いんだよ、わはははと笑いましょう。

さて、その後、またまた懲りずにオバマ政権は、シリアにこだわり、今度はISなる団体を作って、たいへんだ~、などと言いだす。自分でやったくせにね。

だがしかし、ロシア軍が本気だしてシリアに介入し、それらのテロリスト&西側の秘密部隊が使ってたシリア国内の施設を猛攻撃。

そしてテロリストらが一般住民を盾に根城にしていた街々がシリア国軍と友軍によって解放され、ついに大都市アレッポが陥落。残ったテロリストはイドリブに集めるという作戦を取った。他の手段としては、全員殺すか、シリアが捕虜に取るというのもあるけど、そんなことをしてやる義理はないので、イドリブに集めて、あとは、スポンサーの西側がなんとかしろ、という話なのだが、西側とトルコは何ともしないで、現在に至っている。


で、バイデン政権(未定)は、国務長官にブリンケン、国防長官にフロノイ を指名するらしい。

これは両方とも、上述したような直近の顛末において、イケイケだった人たちですね。全然悪いと思ってない。泥棒も人殺しも、侵略戦争も、なんにも悪いと思ってない人たちです。

それを、穏当に書くとこんな感じか。あははは。


A harder US line? Potential Pentagon chief floated idea to sink China fleet in 72 hours


■ ベンガジは思い起こさせるべき

ということなので、バイデンが出てきたら、ウクライナも掘りがいのある場所だけど、ベンガジを掘っていくというのもいいのではあるまいか。

ベンガジの出来事では、ヒラリーはもう政治生命は尽きたのではないのかと思われたものだった。ところが、ね、この人もまったく懲りない。全然。

ご存じない方は、復習しておきましょう。


10分足らずの動画ですが、非常によくまとめっているのはこの動画。お奨めよ。
The Incident at Benghazi  

で、この事件は、アメリカの右派が非常によろしくないと思って追求してた。今のトランプ周りの人なんかも、このへんを遺憾としている側ではなかろうか。

■ 笑わせてくれるrule of law

で、思うのは、オバマとかバイデン、あるいは現在の「帰ってきたナチ」としか言いようのないドイツなんかの政治家が、やたらに、rule of lawを重視する我々、みたいなことを言いまくるんだけど、笑わせるんじゃねーよ、って感じ。

彼らのやったことは当時の米国法から言っても武器の密輸が適切な法の運用のわけないんだから、彼らはあからさまに法を破った者として裁かれなければならない当事者。にもかかわらず、なわけですね。また、ネオナチ使って合法政権をひっくり返したウクライナのケースでは、国務省とCIAの重要人物らは、ほとんど外観誘致罪に該当するでしょう。隣りのロシアと戦争をするコース、一体アメリカ国民の何人がこんな状態を承服するの?という事態に追い込んだんだから。なんで裁かれないわけ?

つまり、rule of lawなど程遠いのが現在の西側全体です。上位クラスターはあらゆる法から免除されている。ほとんど、王と王族クラスみたいになってる。だからこそ、プロパガンダとして、rule of lawを言ってるんだと思う。言わせないために

■ オマケ

多くの人が、バイデン政権になったらまた中東あたりが大変になるんでしょう、といったことを書いているのを見るんだけど、私が思うに、中東あたりが大変になるですまない可能性もけっこう大きいのでは?

つまり、日本海が第七艦隊の墓場になる、みたいなレベルの話になる可能性がかなりあるのではなかろうか、って思うの。すごいこと書いてるけど(笑)。

2018年に起こったシリア空爆の時のことを思い出してみるのが有用でしょう。

■ オマケ2

この人が死んだことにで終わりになるかと思えば、そうはならなかったとも言えますね。





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5 コメント

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アメリカの岸信介、ばいでん! (ローレライ)
2020-11-29 06:01:16
アメリカの岸信介がバイデン!バリバリの戦犯政権だ!
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対ウィルス戦争→再び対テロ戦争 (セコイアの娘)
2020-11-29 09:08:45
アメリカファーストを捨てろと言った御仁がおられましたが、では、バイデンさんにとって何がファーストなんでしょう???
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システム維持 (ブログ主)
2020-11-29 12:14:35
セコイアの娘さん、

思う存分金を刷りまくって、思う存分殺しまくって、破壊しまくれる現行のシステム維持こそ彼らの命題だ、ということだと思われます。ジョークじゃなくて。
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アメリカの逆コース! (ローレライ)
2020-11-29 13:37:09
アメリカの逆コースの戦争屋時代の大統領だから、バイデンは岸信介なのだ。
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第7艦隊の墓場ですか… (名無しの在日)
2020-11-29 15:54:06
バイデン政権(確定)がどのような対外政策を取るかという点では、オバマ時代の「戦略的忍耐」のようなアプローチを引っ込め、久しぶりに朝鮮に攻撃的な政策を取り始めるのではないか——という懸念を私は抱いています(ここ10年ほどで朝鮮の核報復能力が飛躍的に向上しましたので、それを実力で封じこめようと動くのでは、と)。

そういう意味で「日本海が第七艦隊の墓場になる、みたいなレベルの話」とのブログ主さんのご指摘、私的にリアルすぎて戦慄を禁じえないお話です。
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