スノーデンって何者なんだろう?いや、なんだかむちゃくちゃになっている。エドワード・スノーデンがアメリカの秘密を盗んで香港に飛ぶ、っていうストーリーを聞くと思わず、エドガー・スノーは中国の犬でした、のパロディなんじゃないかと言いたくなる衝動があったりもする。まったく無関係な話だとは思うが、なにか名前が妄想を誘う。とりあえず、今スノーデン君はモスクワの空港にいるという意味ではロシアにいる。しかし、空港 . . . 本文を読む
倉本一宏先生による藤原道長の「御堂関白記」についてのおもしろいお話。御堂関白記と藤原行成の「権記」を併読しながら、一条天皇の周りの華やかな暮らしから、その御最後に至る日々を物語ってくださっている。収録は2011年。http://blskweb.nichibun.ac.jp/lapis/detail.do?id=227国際日本文化研究センター「御堂関白記」は世界最古の自筆日記で、鎌倉時代の古写本も残 . . . 本文を読む
世界記憶遺産に御堂関白記と慶長遣欧使節資料 ユネスコhttp://www.asahi.com/culture/update/0619/TKY201306180498.html結構なこと。しかし、しかし、記事を開いてみると慶長遣欧使節資料の絵が先に来てる。これは御堂関白記こそハイライトだと思うんだけどなぁ。慶長遣欧使節は16世紀末、17世紀になんなんとする時代の資料。17世紀ぐらいになると世界中どこ . . . 本文を読む
二・二六事件とは何だったのか―同時代の視点と現代からの視点
藤原書店
二・二六事件とは何だったのか、というタイトル通り、何だったのか、と20人以上の著者が短文を寄せているという構成の本。そういう意味で別に結論はないし、事件の概要とか詳述というのもない。だから、ある程度概要を知っている人しか読まないことを前提に出来ている本といえるかな。 . . . 本文を読む