大方の予想通り大混乱のアメリカ、といった趣のニュースが続いている。
トランプ政権が課した入国制限の問題は、一つには戦争地域もしくは準戦争地域との間に多少高い壁を築いて国防しようというテーマが一つと、あともう一つは、実のところこれはリベラル帝国主義を終わりにするつもりがあります宣言のような気もするなと思ってみてる。
いずれにしても、ネオコン/トロキストは追い詰められている、ってな流れに間違いはな . . . 本文を読む
全体状況には何の影響もないんだけど、NHKがこれまでの路線とはちょっと違うことを言っていたのでメモ。
2017年01月24日 (火) 「シリア 停戦を維持できるか」(ここに注目!)出川 展恒 解説委員http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/261476.html
最後の方、ここに注目しちゃいますね。
(中村)Q3:シリアの和平が、これほど . . . 本文を読む
トランプが就任しようがなんだろうが何がなんでも現状を維持せねばという感じが濃厚なのは日本だけでなく、欧州と去っていったオバマ・ヒラリー政権ライン、カナダ、オーストラリアなどもそんな感じ。
ただまぁ、なによりもまず、米国務省からヌーランドがいなくなったことをまずは喜びたい! クリントン、オルブライト、ヌーランドの悪魔の3婆の時代は本当に恐ろしいものでございました。物語を作ってほしいぐらい。
でも . . . 本文を読む
前のエントリーでトルコの国会議員が率直なことを言っている話を書いて思い出した。
数日前には、ドイツの野党Die Linkeのワーゲンクネヒトさんが、
NATOは解体されるべきで、ロシアを含めた集団的な安全保障システムに置き換えられるべき
"NATO must be dissolved and replaced by a collective security system including . . . 本文を読む
トランプ、トランプといっている間にもシリア方面は動いていて、カザフスタンのアスタナでシリア和平協議が行われた。
参加者は、
シリア政府とシリアの反体制派武装勢力の代表のほかに、協議にはロシア、イラン、トルコ、米国、国連代表団が出席している。米国はシリア停戦の保障国ではないが、米国政府代表として駐カザフスタン米国大使が出席している。
https://jp.sputniknews.com/pol . . . 本文を読む
トランプ大統領就任の時の演説を巡っていろいろなことを言っている人がいて、それはそれで面白いんだけど、根本的に日本の場合、実に特殊な翻訳操作によって、微妙に違うものを聞かされている(読まされている)と私は思ったりする。というか、これに限らないんですよ。ず~っと。多分戦前から一貫してそうなんじゃないのかなと思う。
というわけで、適当に思いついたことを書いてみたいと思う。
使う文章はNHKの翻訳文。 . . . 本文を読む
今日月曜日はトランプ就任の週明けなのでこれからアメリカ時間になるに従ってどうなるのか楽しみ。
そんな中、昨日日曜のイギリスは一日中、トライデントというミサイルの話でわらわらしていたような感じだった。
マスコミ:故障した英国の弾道ミサイルが米国の方向に飛んでいったhttps://jp.sputniknews.com/incidents/201701223262987/
昨年6月、英国は弾道ミサ . . . 本文を読む
トランプが本当に大統領に就任した。
とはいえ、お金かけて反トランプ派を仕込んでいる動きが丸見えなので、いずれかの時に弾劾しようという傾向は今後も継続するのでしょう。
さらに、基本的には、トランプの外交方針というのは非常に危ういことをざらざら言っているし、わけても、中露結託にくさびをという傾向が顕著になっていくのだろうとは前から書いている通り。
今日、「メディアに載らない海外記事」さんが、エン . . . 本文を読む
アジアの鉄道の話を数日前書いたところでしたが、その現実版が来ました。
中国の浙江省から出発した、DBカーゴ(ドイツ)の貨物列車が、中国、ロシア、カザフスタン、ベラルーシ、ポーランド、ドイツ、ベルギーを通って、ロンドンに到着。
オペレーターは中国鉄道(China Railway)の子会社のCRIMTの委託を受けたスイスに本社を置くInterRail Groupだそうだ。
First direc . . . 本文を読む
去年11月、モルドバとブルガリアの大統領選挙で両方とも親ロシア派が勝った。
そのモルドバの大統領イゴール・ドドン氏が今日17日モスクワを訪問しプーチンと会談した。ドドン氏の大統領就任以来初の外遊先がモスクワということですが、まぁ誰も驚かないのは、そもそも選挙自体が、親EUか親ロシアかが争点で、その結果ロシア派が勝ったため。
で、ドドン氏の挨拶も既にしてその線が見えて、モルドバは戦略的なパートナ . . . 本文を読む
中国の習さんがダボス会議に出たというのをあちこちで見た。ブルームバーグに英語通訳付きの動画があったのでそれも見た。ちゃんとしたこと言わはってるという印象を持った。
China Stock Volatility Wanes Amid Speculated State Interventionhttps://www.bloomberg.com/news/articles/2017-01-17/chi . . . 本文を読む
トランプ就任まであと4日。噂では就任の日を大混乱に陥れようという企みがあるらしい。
また、トランプを押していた側は、彼が指名した閣僚たちが議会での公聴会でロシアは脅威であると言ったり、トランプ自身も大統領選のロシア関与について認めるような発言をしたというので、「ディープ・ステート」つかグローバルエリートっつかにトランプは既に取り込まれたのか、という失望が若干みられる。
今日「マスコミに載らない . . . 本文を読む
メディアは情報機関と協力して記事を書いていることを告発したドイツ人のジャーナリストが56歳で心臓発作のため死亡したようだ。
Umstrittener Publizist Udo Ulfkotte ist tothttp://www.spiegel.de/kultur/literatur/udo-ulfkotte-umstrittener-publizist-und-ehemaliger-faz- . . . 本文を読む
アメリカのぐだぐだ感は凄い。
ここ数日では、トランプがロシアの諜報機関に弱みを握られている、それは2013年にモスクワのホテルに宿泊した際に売春婦とセックスしているだったかなんだったかのビデオを撮られているからだとかなんとかいう「記録」が「諜報機関」からもたらされた、という話。
しかし、この「記録」は作られたもので、作ったのはイギリスの元MI-6の人だった模様。でもって、それがマケインに渡って . . . 本文を読む
メリル・ストリープがトランプを批判したという話が主要メディアで出回っていた。私としては少女時代「ディアハンター」に涙した日を思い出しつつ、俳優が問題なのじゃない作品がすべてだと思うことにしようと思うのだった。
ロシアンルーレットの餌食となっているかつての友人ニック(ウォーケン)をようやく発見したマイク(デニーロ)が、one shot, one shotと呼びかけ、その声と言葉に恐怖で気が触れてい . . . 本文を読む