西部邁ゼミナール 2014年9月28日放送
昨日、ドイツではパロディー番組を使ってウクライナ危機のアホな情報戦ぶりを表して喝采を浴びていたと書いたけど、本邦においてはローカル局とはいえテレビ番組で著名な評論家と元外交官が、ウクライナ危機はロシアの方に義があると語っていた(笑)。
日本って面白い。政府と主流メディアがあれだけ轡(くつわ)を嵌められて、思考する自由さえ失っているの . . . 本文を読む
国際問題の中心はすっかりISISになって、ウクライナは忘れられた格好。とはいえロシアとウクライナ、EUは地道に協議してる模様ではある。そりゃそうでしょ、もう寒いんだからまずガスの始末をなんとかしないと。こうなったのは、おそらく、シリアへの空爆をアサドが承認するのをロシアが手伝ったからじゃないのかと(つまりその代わりにウクライナはロシアとEUで考える)いう感じだろうか。そんな中、今日見つけたドイツの . . . 本文を読む
英テレグラフ紙の人気コラムニスト、アンブローズ・エバンズ=プリチャード(Anbrose Evans-Pritchard)が、テレグラフらしいっちゃらしいんだけど、ドイツはビスマルクになろうなんていう色気を出してロシアと秘密協定状態だな、という記事を書いていた。ドイツの反ユーロで知られる党AfDの党首Dr Gaulandが語るロシア政策はまさしくビスマルクじゃないか、と。
趣旨としてはそれだけじゃ . . . 本文を読む
第22回:大川周明『米英東亜侵略史』を読む ―ロンドン軍縮協定と日本の曲がり角―出演:西尾幹二平成20年5月10日 放送http://www.youtube.com/watch?v=Nvw7Ro1W5eg
■今回のご本米英東亜侵略史著者:大川周明出版年:昭和16年
動画中で触れられている本
日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く著者:佐藤優出版年:200 . . . 本文を読む
登山者32人重傷=うち意識不明7人、御嶽山噴火―気象庁警戒呼び掛け、長野・岐阜(時事通信) - goo ニュース
いやいやいや、一寸先は闇、何が起るかわからないのが世の常とはいえ、ある晴れた9月の土曜日山を登っていたら噴火されちゃいました、ってのはきついですね。何か、御嶽山を怒らせるようなことがあったのかと信心めいた気分になった。他ならぬ御嶽山だしなぁとかババくさいことを考える。有名な火山はしば . . . 本文を読む
GHQ焚書図書開封 目次
GHQ焚書図書開封 第1回 占領直後の日本人の平静さの底にあった不服従に彼らは恐怖を感じていた
GHQ焚書図書開封 第2回 一兵士の体験した南京陥落
GHQ焚書図書開封 第3回 太平洋大海戦は当時としては無謀ではなかった
GHQ焚書図書開封 第4回 正面の敵は実はイギリスだった
GHQ焚書図書開封 第5回 太平洋上でのフランスの暴虐GHQ焚書図書開封 第6回 オ . . . 本文を読む
第40回:国家主義者 田中智學の空想的一面http://www.youtube.com/watch?v=dojvz5hmsGU&list=PL8D13838ADC0F546A出演:西尾幹二平成21年9月19日 放送
■ 今回のご本
日本国体新講座
編集:明治会 創唱者:田中智學発行者:師子王文庫発行年:昭和10年(1935年)
戦前には様々な国体論があったが、この一冊はその中で最も「 . . . 本文を読む
国連安保理が興味深い決議をしていた。外国ジハーディストは禁止だぜ、だそうだ。
国連安保理、各国に戦闘員の海外渡航阻止を義務付け
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0HJ2KJ20140925
[国連 24日 ロイター] - 国連安全保障理事会は24日、全ての国に対し、武装組織の戦闘に参加するため海外に渡航する自国民の処罰を求める決議案を . . . 本文を読む
日露間がトボケた感じになっていてなかなか興味深い。政府 対ロシア追加制裁を閣議了解http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140924/k10014839661000.htmlこれを受けてロシア外務省は、失望した、と言っていて、それに続いて、ロシア外務省、日本の外交路線には独自性が欠如http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_24/277 . . . 本文を読む
GHQ焚書図書開封シリーズ第3回。今回は「太平洋大海戦は当時としては無謀ではなかった」。
http://www.youtube.com/watch?v=dVNtqEQB6w8&list=PL8D13838ADC0F546A&index=5
■今回のご本三国同盟と日米戦著者:松尾樹明出版:昭和15年 霞が関書房
多くの人は昭和20年の敗戦をもってパラダイムが変わったと考える . . . 本文を読む
ふとタス通信をチェックしたら、いきなり日の丸が見えたので何があったのかと思ったら、プーチン訪日問題。
これについて、在ロシア日本大使館の参事官の方(Minister-Counselor)のOtsuki Kotaroさんという方が、「決定はないでしょ、日本は今日お休みだし」と答えたという話。
MOSCOW, September 23. /ITAR-TASS . . . 本文を読む
スコットランド独立問題は今日投票。明日もし「Yes」、つまり独立支持派が勝ったらエライことになるんだろうなぁと思う。でも、既にNoが勝ったとしても、スコットランドは自治権の拡大を提案されたりして、UKからの譲歩を引き出しているので、統一維持派にはもう「完勝」はない。
あと、スコットランド独立問題をEU内の混乱、EUの崩壊みたいな筋で読んでいる人がどうも日本にはいるらしいけど(アメリカにもいる)、 . . . 本文を読む
スコットランドは独立するんでしょうかね。
1週間ぐらいまでは驚きとか、もし独立したらどうしよう、UKの終わりか、みたいな話が多かったが、さてしかしなぜこういう独立運動がもりあがるのか、の上手な説明がちょっと出てきて面白い。
1週間前ぐらいのトーンは、TORAさんがクリップしていたのでお借りすると、こんな感じ。
スコットランド独立に大きく後押しされる形で、他の場所でも分離独立の機運は高まるだろ . . . 本文を読む
半年間ずっとキエフ政権側は平和的で正常な範囲のデモから起った変革を求めるグループにより成ったのだという姿勢を堅持し、その中にネオナチやら暴力集団がいるということは、殆どの場合認めてこなかったガーディアン紙。また、多数の工作員みたいな人たちを動員して、コメント欄も、ネオナチへの懸念はモスクワのプロパガンダだと断定する人で占められていた。ところが、なんでも最近ガーディアンの記者がウクライナ東部にいって . . . 本文を読む
対ロ経済制裁と日本のジレンマ――制裁で変化するアジアのパワーバランス
フォーリン・アフェアーズ リポート 2014年9月号
http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201409/Ratner.htm イーライ・ラトナー ニューアメリカンセキュリティ研究所シニアフェロー エリザベス・ローゼンバーグニューアメリカンセキュリティ研究所シニアフェロー . . . 本文を読む