NHK大河ドラマ 葵 徳川三代 完全版 第壱集 [DVD]
ジェネオン エンタテインメント
立花宗茂は関ヶ原の戦いで敗戦方にあり改易されたものの、その能力を惜しむ諸大名からのお声がかかり、ついに家康に取り立てられ、最後には旧領に復帰した武将(多分、唯一?)。この人の優秀さを思うと、ついどうしても一つ考えたくなってしまう。それは、この人 . . . 本文を読む
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■参考
葵徳川三代 第11回 天下分け目
家康が、佐和山を襲撃するという噂に釣られ、是が非でも敵よりも西に出なければと思ったのだろうか?しかしだったらもう一歩西に行ってもよかったのではないのか、というのが私の疑問 . . . 本文を読む
清洲に先着した東軍が、家康が来ないのを怪しんで大騒ぎすると、家康が村越直吉を出してうまく唆し、豊臣家子飼いの大名たちを進んで岐阜城を攻めさせる、というシーンは家康ものの定番。その中にあっては、福島正則らが反射的に、戦好だが智謀を持たぬものとして描かれる。
しかし、彼等にとって岐阜城攻めはそんなに戦意を高揚させるようなものだったのだろうか。なにしろ、岐阜城の城主は織田秀信、つまり織田信 . . . 本文を読む
家康が畿内を離れ会津征伐に向かうにあたって、伏見城を預かる鳥居元忠をねぎらうシーンは、家康がらみのドラマでは必ず出てくるある種の泣かせどころ(私は必ずもらい泣きします)。伏見城は、三成らが挙兵に及べばほぼ間違いなく危険となるとわかっているからこそ、家康は、鳥居元忠、内藤家長ら譜代の家臣に伏見城を守らせ、それを理解する忠義の家臣らは名誉とばかりに引き受ける。家康ものには欠かせないこのシーンは、江戸時 . . . 本文を読む
前田利家と徳川家康の和議は、余命いくばくもない老境に入った利家が和を求めていた、と見えなくもないドラマ仕立てになっていることが多い。その一方で、見舞いに来た家康に心を許していないエピソードとして抜き身の太刀を布団の下に忍ばせていた、などともいわれる。しかし、結局のところ、1598年当時において、反家康同盟の主役たり得る人物だったのは利家なわけで、その利家が家康に下る意味は小さくない。さらに、現実問 . . . 本文を読む