昨日、アゾフの製鉄所から投降者が出て来てさらにもっと出てくるらしいと書いた話は、265人が出来た模様。
ロシア国防省による動画がこの記事の中に入ってる。
twitterにしてくれた人がいた。
Chega ao uma grande batalha urbana nós tempos atuais, perdas para ambos os lados, mas uma grande vitória estratégica para Rússia que agora tem total domínio no mar de Azov. A experiência em guerra urbana que a Rússia está conquistando está deixando a Europa muito preocupada. pic.twitter.com/yzkNsTHm7h
— Bolsonaro22 (@BoIsonaro22) May 17, 2022
普通に、兵隊が武装解除され、負傷兵は担架に乗せられてる。265人中51人が負傷兵だったみたいだ。
いつ怪我したんだろうか。包囲された後もアゾフの人らが製鉄所の周辺に出ようとしてドンバスの兵と撃ち合いになっていたことが何度もあるので、怪我した人がいるだろうことは想像がつくが、50人というのは結構な数。
キエフの政権は投降しろ、と命令している状態。
Ukraine orders Azovstal fighters to surrender
だがしかし、全員出て来ているわけではないと思うので、まだ何か面白いことが起こるんじゃないかと注視。
■ セベロドネツク
そんな中、日本のテレビでは、もう2日ぐらい前にあった、渡河でロシア軍に大損害が出たという話しはウクライナ側のプロパガンダだと無視されるに至ったネタをまだ続けている模様。
まだこれに拘ってるのか。
— DEEPLY JAPAN (@DTJTakumi) May 17, 2022
防衛関係者は今度も大本営型らしい。あきらめよう(笑) https://t.co/kVS7EtJy3D
そんなことより今日は、セベロドネツクとリシチャンシク周辺で、15,000〜16,000人のウクライナの兵士と傭兵が囲まれた模様。
これは、先週あった戦略的に重要な地点(標高が高い)ポパスナヤをロシア軍が取ってウクライナ軍が撤退したことの効果。
ドンバスに張り付いてた主力が少しずつ解けていってるところ。
■ ヘルソン
さてしかし、そういう闘争が既に終わったマリウポリとかヘルソンあたりは、後片付けが既に始まってる。工兵が地雷探しして撤去して、電線直して水道直してみたいなことをやっているところもあれば、被害の少ない地域は学校も再開して、平常が取り戻されている。
ヘルソンでは種まきをしたという記事があった。
で、ヘルソンの法的地位をどうするのかがいろいろ考えられている最中のようなんだけど、普通に考えれば、2014年にクリミアでやったような住民投票→脱ウクライナ→ロシア編入というのが手続き的に大変整っていて好ましいように思える。
だがしかし、ヘルソンの行政当事者はロシアに直接編入してもらう方がいい、みたいなことを言っていた。住民意思がはっきり確認されたところで、2014年を見てみろ、それを妨害するためにありとあらゆる制裁騒ぎになっただけじゃないか、国際社会なるところは何やっても認めない、そんなことするだけ無駄、という感じだった。
気持ちはわかる。何やったってどうせ西側社会は嘘をつくだし、どこにでも少数の反対者は必ずいる。するとその人たちをずらずら並べてCNNだのBBCだのNHKという、この地域の民に何の関係もない人たちが勝手な意見を述べてすべてを否定する。これは正しいのか?というところでしょう。
だがしかし、クレムリンが、そういう重要なことは完全に合法でなければならない云々と押し返して現在思案中みたいだ。
で、また、何の関係もないのに偽情報を振りまく、今や基地外の集散地のようになってるイギリスのそのまた中心の狂人度数の高い恥知らずの英国防省がこんなことを言いだしてる。
ヘルソン、住民投票なら結果操作 英国防省、ロシア対応を分析
ヘルソンの現地当局者の意見は、なんとかして住民投票を操作しようとしている西側の工作員であるナチがいる中でこういうことをやるのは危険だ、という意味なんだろうなと思う。
西側は暴力だろうが生物兵器だろうが人殺しなんだってやる人たちなんだから、その魔の手から逃れるにはどうしたらいいだろう、ってのが現在世界で人間らしく生きたいすべての人々の間でのテーマだわ、って感じ。
しかし一口に西側といっても悪の程度には濃淡はあるわけで、使い物にならないほど悪質なロンドンとワシントン以外の、要するによくも悪くも普通の人々の国は、いくらなんでも付き合い切れないとなっていく場面をきっかけに一つ一つの判断を通して是々非々の方に移行していく、ってのが今後求められる(いや、求めたい)シナリオといえるのかもしれない。
そのためのパワーを蓄えるには、まずイギリス発のニュースをうのみにしない、高濃度毒性情報と思って接するという習慣から始めよう!
きっとフィンランドとスエーデンも後悔することになるのではないだろうかと、勝手ながら余計な心配をしています
一世紀経って、先進国の共産趣味者はペテルブルグの「リベラル」とお友達になってて、実業の臭いがしない。だから趣味者なのか ^^;
どうしてこうなったんでしょうね。
ロシアが戦っている相手がネオナチのアゾフだってことはタブーだったはずなのに、平気で口にするようになったメディアの神経がわからん。