ロシアの下院が、WHO、WTOからの脱退に関する議論を始める予定だと下院副議長のトルストイさんが言っている。
Russia moves to withdraw from WTO, WHO
この議題は、ロシア外務省が自国に不利益をもたらす機関や条約を整理していて、それを上下両議院に提出、議会で議論する、という段階。
"We have work to revise our international obligations, treaties that today bring no benefit, but instead directly harm our country. The Foreign Ministry sent a list of such agreements to the State Duma,” Tolstoy said. “Together with the Federation Council, we plan to analyze them and to propose to withdraw," he added.
WTOから出るべきという意見はロシアに昔からあるが、WHOの方は、コロナを含むこのところの異常さに鑑み、ってところでしょう。特に、ちまたで噂のパンデミック条約なるものは、有無を言わさず何事かを各国に従わせるために考え出されたものとしか思えません、と誰でも思うわけで、脱退を考えるところが出て来てもまったく不思議でない。
そして、こういう感じの人が日本のいわゆる知識のない知識人なるものの最大手だろうねぇ・・・。
ロシア下院の副議長は、ロシアはWHOとWTOから脱退すべきだと表明した。ロシアは世界からますます孤立する。 https://t.co/oQvoAPgtYX
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) May 18, 2022
この人の世界は言うまでもなく、この黄色の世界。対ロシアで制裁をかけているのが黄色。私の言い方では「ナチ組」。
世界って、広いし、世界史も複雑なもの。欧米日の三極が勝手に猿回しをして動くようなものではもともとない。
だからこそNATOのような非道組織が必要になる。NATOは冷戦期から既に欧州各国で各国の政治状況を変えるために非合法活動ばっかりやってた犯罪組織なので、これを解体させられなかったことが西側の宿痾になったと言えるかもしれない。
いずれにしてもWHOは酷いし、国連事務総長はアゾフの救援に行ったわけだから、この先、なんらかの騒動が来ることは間違いないでしょう。舛添言うところの「国際社会」がどう対応するのか、見ものですね。先は長い。