Paul Craig Robertsの今日のエントリーは、アメリカの主流メディアへの信頼がフリーフォール(自由落下)になってきてるという話だった。
そこに出ていたGallup社のサイトを見たら、ほんまやった。
http://www.gallup.com/poll/195542/americans-trust-mass-media-sinks-new-low.aspx
アメリカ人のマスメディアに対する信頼。一番右が今年。
で、面白いのは次。
党派別に聞いたところ。緑が共和党、薄緑が無党派、黄緑が民主党支持者。
今年の部分の共和党支持者のフリーフォールは、トランプをひたすら叩き続ける主流メディアに、ほとほと愛想がつきた、ってところだと思う。
一般的にアメリカのメディアはリベラル、民主党色が強いんだけど、それにしたってこれはなぁって感じだものね。
NYタイムスなんて、ヒラリーの911での失神にしか見えない不具合について、ヒラリー、式典を早めに退席、という見出しを出し続けてたし。
あと、シリア問題からこっちのオバマ政権での乱暴沙汰は、民主党政権で起こっているので、主流メディアがまるまる一方的に政権を庇ってる形になっているのも大きいでしょうね。これがブッシュ時代だと、そもそもデモ支持が強い主流メディアがブッシュを叩くこともある。それが政権批判みたいに見える、ってなところがあった。
民主党支持者の信頼度数が、確かに下がってきてはいるものの高止まりしているのは、しかし、これってどうなのと思わざるを得ない。要するに、主流メディアの号令に従う人がデモクラッツ、って感じになってる。
いやしかし、共和党支持者の1割台ってのは、相当にすごい事態だと思う。