人生会議のポスターが炎上して中止になりました。
なんのことかわからない方はこちら
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今、まさに体験中のわたしにとって
いわんとしていることはよくわかるんです。
新しくできた”人生会議”という意味もよくわかります。
そして、世の中に周知したいという気持ちもわかります。
だから、インパクトを重視してみてもらおうという気持ちもわかります。
逆に、一日でポスターは廃止になりましたが、
ある意味、今回のこの件で”人生会議”という言葉が知れたことは十分ポスターを作った甲斐があったのかもしれません。
ただ、私はこのポスターを見た時にすごく違和感を感じました。
重いテーマを扱うため、すこしラフにしようとしたのかもしれないのですが
その手法が嫌悪感をあたえることになったのかな?と、
関西の方には申し訳ないですが
わたしが関西弁に触れるときは、大概がテレビの中でお笑いを見ているときなんです。
なので、このポスターが中途半端に笑いを盛り込んだものであること
関西弁がどうしてもお笑いのイメージを強く受けてしまうこと
(関西の方がどうとか、方言がどうとかではないです、現にわたしも北海道弁です、ただ、普段の生活では関西弁がなじんでいないということ)
小薮さんのキャラと表情がキツすぎることなんです
ツイッターで、この小薮さんがいやなら半分に切ればいいというのがあって
手の部分だけが写っているものがあり、それはとてもいいポスターでした。
義母が意思を伝えることが難しくなっています。
認知症をわずらい、身体的な機能も制限されており
常に夢の中の住人なのですが、時折、”今”に戻ってくることがありその時は
「死にたい」
「殺して」
と言います。
今月に入って脳梗塞を起こしてしまい、
言語も失われてしまいました。
管だけで生きている状態です。
だから、
このポスターの言わんとしていることには強く賛同しますが
手法はどうしても違和感と嫌悪感を感じずにはいられないのです。