先日、とある懇親会でクイズ大会があった。
漢字の読みを早挙手で答えるクイズがあり、
その問題は、
”宦官”の読み方である。
しかし、この問題!中国武侠小説好きのぶーくんの為にあるような問題であった。
楽勝で答えて、電子広辞苑を頂きました
中学生のとき、司馬遼太郎の”項羽と劉邦”という本にであった。
ハンパじゃないくらい面白い!
ただ、似たような名前がたくさん出てくるのは参ったが・・・
”左遷”であるとか”四面楚歌”など現在でも使われる言葉の語源であったりする。
三国志はさすがにキツくて(やはり登場人物が混乱する)、
漫画から入りました。
ちなみに、魏の曹操が好きなので漫画は”蒼天航路”がオススメ!!
その後、○○志と○○演義というのがあることに気付く。
○○志は基本的には歴史小説といいましょうか・・
○○演義は娯楽性の高い時代小説とでもいいましょうか・・・
そして、その後
三国演義という本を見つけて読んでみると、
これまた、びっくりである。
作者が曹操が大嫌いと、いうことで随分と感じが違う三国志でした。
さらに、演義物だと”封神演義”はすごい。
狐狸精の妲己にうつつをぬかした殷の紂王を周の姫昌その子姫発が討つという話を軸に、
仙人と人間を整理する為に、神として封じる封神計画が発動される。
その任務を受けるのが、ことわざでも有名な"太公望"姜子牙である。
宝貝(パオペイ)という兵器を使用して、
仙人、導師、武人の戦いが始まるのだ
この明の時代に書かれたものであるが、それはSF小説そのものなのだ。
ちなみに、”酒池肉林”という言葉は、
妲己のおねだりにより紂王が庭の池を酒で満たし、木には肉を下げ
裸の男女多数をその林に放ったことから来るのだ。
と、実は本題はここではなく、
中国武侠小説である。
金庸という作家がいるが、(もちろん好き
)
射英雄伝や倚天屠龍記などが有名であるが、
金庸はどちらかというと、歴史に忠実な感がある。
しかし、私がすきなのは
”古龍”という作家である。
どちらかというと、破天荒な感じがするのだが、そこが痛快で楽しいのだ。
アンディ・ラウ主演の決戦!紫禁城とう映画の原作が
古龍の「陸小鳳」シリーズなのだ。
ちなみに、武侠小説とは日本でいうところのチャンバラみたいなものでしょうか・・
江湖(武芸で身を立てるものたちの世界)で繰り広げられる話である。
古龍をはじめて知ったのが、
「楚留香」シリーズである。表紙のかっこよさで読んでみると、
これが面白い!!超男前の義賊(どろぼうさん)の活躍である。
ねずみ小僧の大冒険みたいな感じかな・・
しかし、一番すきなのが
「辺城浪子」である、2人の主人公の陰と陽
4巻であるが、あっという間に読んでしまった。
あまり、日本語訳で出てないのが悲しいところである
そこで、マメにAMAZONで新刊が出ていないかと、
確認するのだが、すごい事に気が付いた
「歓楽英雄」という、完璧な娯楽小説があるのだが(けっこうバカバカしい)
この本の中古がえらいことになっている
なんと!
Amazonで、1冊8千円くらいしているのだ
ちなみに、「辺城浪子」も定価より高いようだ・・・
もっと、日本語訳が出ないかな~
それとも、こらからがんばって中国語の勉強でもしようかしら
最後は、自分のHP用に随分前に描いたものですが、
武侠小説のイメージイラストです