先日、テレビを見ていたら、
文京区にある根津神社内にある乙女稲荷の千本鳥居が素敵だったので
行ってみようと思った。
ただ、それだけだとさみしいので
他に寄るところがないか調べていたら
浅草にある今戸神社がおもしろそうだった。
そこで、今戸神社に行って、言問い通りをてくてく歩いて根津神社へ向かおうとおもったのだが・・・
そんなことを許すような気候ではなかった・・
連日、熱射病のニュースが伝えられる中、
このコースはまさに暴挙としか言いようがない。
しかも、せっかくの浅草なので今日はのんびり浅草を歩くことにした。
地下鉄銀座線の浅草駅を出ると
この写真で、本日の天候がよくわかる・・
そして、今戸神社へはここから徒歩15分とある。
なので、スカイツリーを右手に見ながら歩き出す。
モチロン水分補給は忘れない。
富士山「天然水」・・・・・普通にウマい
信号待ちしているときに、スカイツリーをよくよく見ると
まだ、重機が残ってるんですね。
ようやく到着
今戸神社
入ると、平日にもかかわらず女性の参拝客がたくさんいる。
ここは、女性にとって萌えポイントが!!
縁結びの神様で
招き猫の発祥地
そして!!沖田総司終焉の地なのでした。
ちなみに、招き猫は今戸焼きなのだそうだ・・
そこで、ふと何か引っかかる。
今戸神社が招き猫というのをどっかで見た覚えがあったのだ。
そして!!思い出しました
京極夏彦「百器徒然袋」の中の五徳猫という話の中の会話に出てきたきたのだ。
今まで読んできた本の中の話が現実の場所で思い出されるというのは
なんだかとても得をした気持ちになった。
さらに、こちらの今戸神社さんのご朱印帳があまりにもかわいいので
購入です。
今戸神社
そして、今戸神社さんは浅草七福神のうちの福禄寿とうことで
福禄寿を頂きました。
せっかくなので、
浅草七福神を回れるだけ回ろうと予定を変更です!!
次はどうしようかと思いながらふらふらしていると
今戸橋とかいてあるが
今は、川が無い
江戸時代にはお堀には水があり、ここに船を使って吉原通いをしたとのこと。
さらに、ここまで歩いてくる途中に猿若町という町名を見て
またもや、本を思い出す。
藤木稟 朱雀十五シリーズの「暗闇神事」
この本は昭和初期の話であるが、
吉原の専属弁護士、朱雀十五の探偵モノで暗闇神事は
この猿若町の人気歌舞伎一座の話だった。
で、ああ~この辺の話なのか~と、思いながら歩いていると
「毘沙門天」の文字が
さっそく向かう
「待乳山聖天まつちやましょうでん」
あれ?この文様・・
こちらは巾着
この文様に見覚えがあった!
またまた、本の話なのだが
高田崇史「QED九段坂の春」の中の浅草寺の秋
ここで、この寺の話が出ていて、
しかも、この文様についての説明があった。
一般的には
「大根は、体の中の毒を洗い流す食べ物で、巾着は財宝の入れ物でお金がたまる。
つまり、健康長寿で商売繁盛」と、言うことらしいが
裏の意味があって
それぞれ、二股大根と巾着・・・そして、この近くには吉原がある
と、いうことでちょっとエッチな意味があると書いてあったため、記憶にあったのだ。
今日は、なんだか今まで読んできた本が役に立って、ちょっと楽しい(*^_^*)
ちなみに、このお寺
中に入るとお守りとかを売っているところで大根が売られていた。
すると、参拝客がその大根を購入して本殿に入っていく、
ぶーくんも、あとについて行ってみると、
その大根をご本尊にお供えしていた。
次回行った時は、わたしも大根を買おう。
待乳山聖天の毘沙門天
そして、せっかくなので浅草寺へ向かうことにした。
で、ここで水分補給
ボルヴィック やっぱりウマい
浅草神社
浅草寺の敷地内にあります。
浅草神社のご朱印
浅草神社の恵比寿さん
浅草寺は大黒天なので、大黒天のご朱印を頂くため、
ご朱印所へ
途中の景色がとても素敵だった。
浅草寺の大黒天
最後は浅草寺と仲見世を見学
浅草はいつ来てもにぎやかですね~
これが最後の水分補給
大地が磨いたきれいいな水
そして、コレクションしているコスチュームキューピーを発見
結局、浅草七福神は4ヶ所
福禄寿
毘沙門天
恵比寿
大黒天
のこり3ヶ所はまた涼しくなったら行って来よう。
※先ほどの本ですが、個人のブログでレビュー書いてますww
「暗闇神事」
「QED九段坂の春」