漬物王国 山形 ブログ 漬物の梨屋

漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

落葉☆

2011年10月26日 07時35分34秒 | 店主のたわごと
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

10月25日(火)の山形県酒田市は、雨と風の強い1日でした。

午前中は、南東の風が吹いていたのですが、午後からは西からの風に変わり、気温も10度近くまで下がり、夕方には肌寒く感じました。

寒暖の差が激しいため体調を崩し、風邪をひいている人も多く見受けられます。

山形県酒田市では、市街地でも紅葉が進んでいます。


紅葉した漬物の梨屋亀ヶ崎工場前の桜並木



山形県酒田市の市街地の街路樹はすべて落葉樹で、この時期は落ち葉の後片付けが大変です。

漬物の梨屋本舗前の駐車場も、風で運ばれてきた落ち葉がたまり、1日数回落ち葉の後片付けをしなくてはなりません。

落ち葉は、排水口を塞いだり、雨樋にたまって雨水が流れるのを堰き止めたりと、結構悪さをするので、細目に後片付けをしないといけません。

今、色付いている木々も、これから落葉の時期を迎えます。

しばらくは、落ち葉との格闘の日々が続きそうです。



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「一汁三菜」世界無形遺産登録へ☆

2011年10月25日 07時51分24秒 | 店主のたわごと
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

漬物・佃煮・納豆・味噌といった日本の伝統食品を見直そうという動きが出て来ています。

東日本大震災の際には、保存性の高い漬物や佃煮が被災地で重宝されました。

また、味噌には、放射能に被爆した際の障害を軽減させる機能があるとして注目されています。

日本食は、栄養バランス等の観点から諸外国からも高い評価を受けており、世界的には空前の日本食ブームとなっております。

そんな中、日本の伝統食である「一汁三菜」(主食である米飯と併せて、汁物1種、なます・平皿・香の物のおかず3品を付ける日本料理の基本的な膳立て)をユネスコの世界無形遺産に登録しようという動きがあります。


「一汁三菜」の一例



ユネスコの世界無形遺産に登録されるには、国内における日本食文化の浸透と進化を図っていくことが重要となってきます。

漬物協同組合もこの動きに賛同し、日本の伝統食である「一汁三菜」の世界無形遺産登録に向けて歩調を合わせています。

すでに世界では、自国の伝統食を世界無形遺産として登録する動きがあり、昨年11月には、フランス美術食、地中海料理、メキシコ伝統料理がすでに登録され、現在、韓国の宮中料理も世界無形遺産として提案されており、今年11月にも登録される見通しになっています。

日本人として、日本の伝統食に誇りを持つためにも、「一汁三菜」の世界無形遺産登録は、是非とも実現させたいものです。



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「赤かぶ(温海かぶ)」の予約販売開始」☆

2011年10月24日 07時39分10秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

本日、10月24日(月)は、24節季のひとつ「霜降(そうこう)」です。

「霜の降る頃」との意味で、肉の霜降りとは関係ありません。

漬物の梨屋では、本日より、山形県庄内地方の特産在来野菜「温海かぶ」の甘酢漬「赤かぶ(温海かぶ)」の予約販売を開始致します。


漬物の梨屋「赤かぶ(温海かぶ)」



「赤かぶ(温海かぶ)」は、砂糖の甘味と酢の酸味そして温海かぶ自体の辛味が程よくマッチしたこの時期人気の漬物です。

生の「温海かぶ」は外皮が赤紫色、果肉は純白です。

この「温海かぶ」を甘酢で漬け込むと、外皮の色素が甘酢の中に溶け込み、全体が紫色になります。

この色素の素であるルブロブラッシン(アントシアニンの一種)には酸化抑制作用があることが判明し、老化防止やがん予防などの期待が持たれています。

今回の予約販売は、下記の2サイズのみとなります。

「赤かぶ(温海かぶ)」175g入り平袋・・・・・315円

「赤かぶ(温海かぶ)」300g入り平袋・・・・・525円

初回出荷分は数量が限られておりますので、お急ぎのお客様はお早目にご予約をお願い致します。

なお、「赤かぶ(温海かぶ)」の発送は、11月中旬となりますので、ご了承のうえご注文たまわりますよう、お願い致します。



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砂丘農地を悩ます問題☆

2011年10月23日 07時31分55秒 | 地域の話題
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

山形県酒田市と鶴岡市に跨る庄内砂丘は、大根の一大産地です。

これからの時期は、庄内空港に飛行機で降り立つと、干し大根のカーテンを目にすることができます。


庄内砂丘の干し大根のカーテン



しかし、今年はこの地区に異変が発生しています。

砂丘農地の15%程が、冠水被害に悩まされているのです。

この地区は、以前より水を通しにくい不透水層があることで知られていました。

今年は夏場に大雨が続いたことから、地下水面が下がらず冠水被害に至ったと考えられます。

先日の山形県漬物協同組合庄内支部での秋野菜の現状報告の中でも、砂丘地で収穫されるかぶや大根といった根菜類が、今年は作柄が芳しくないとの報告が出ていました。

隣県の新潟県では、大根が豊作ということでしたので、原因が何か気になってはおりました。

大雨さえ降らなければ収束に向かうとのことですが、不透水層というアキレス腱がある限り、大雨が降れば再び冠水被害に悩まされることになります。

この砂丘地は、山形県庄内地方の漬物メーカーにとっても無くてはならない農地です。

今後に向けて何らかの対策が打てれば良いのですが!



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「赤かぶ(温海かぶ)」の漬け込み☆

2011年10月22日 07時46分55秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

山形県酒田市は、朝夕、羽を休める「最上川スワンパーク」と餌場となる庄内平野の田園地帯を行き来する白鳥の声が、毎日響いています。

今週の漬物の梨屋は、ようやく遅れていた秋野菜が入荷して来たことで、漬け込みに忙しい1週間でした。

山形県庄内地方特産在来野菜「温海かぶ」も、2回ほど漬け込みを行いました。

「温海かぶ」の漬け込みは、漬けるための下処理に時間がかかります。

入荷した「温海かぶ」は、まず、1個1個丁寧に臍を取って行きます。

次に、洗浄作業です。

大手漬物メーカーでは、機械を使い洗浄をするのですが、漬物の梨屋では、洗浄もすべて手作業です。


「温海かぶ」の洗浄作業(漬物の梨屋本社工場)



漬物の梨屋では、水を取り替えながら3回洗いをします。

洗い終えた「温海かぶ」は、通し水をして水が切れるまで待ちます。

これでようやく下処理が終了です。

下処理が終わった「温海かぶ」は、砂糖と塩、そして食酢を使い漬け込んでいきます。


コンテナに漬けた「温海かぶ」(漬物の梨屋本社工場)



漬け込み期間は、約3週間です。

漬物の梨屋では、11月10日頃に今年の「赤かぶ(温海かぶ)」の初物の出荷となります。



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