漬物王国 山形 ブログ 漬物の梨屋

漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

秋野菜の作柄状況 その2☆

2011年10月21日 07時51分09秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

ここ数日山形県酒田市は、気持ちの良い秋晴れの天気が続いています。

雲に隠れてなかなか顔を出してくれなかった庄内地方の山々も、気持ちよさそうに秋の日差しを浴びています。

漬物の梨屋 齋藤真は、仕事で隣接市の鶴岡市まで車で行って参りましたが、道中、鳥海山も月山も本当に綺麗に見えました。


藤島バイパスから見た月山



今日10月21日(金)のブログは、先日に引き続き、秋野菜の作柄状況を書きたいと思います。

山形県には、「温海かぶ」と並び秋冬の特産野菜として、「山形青菜」があります。

「山形青菜」は、アブラナ科の野菜で、越冬食として明治時代頃から山形で栽培されるようになった、控えめな辛み成分(イソチアシアネート)と歯ざわりの良さが特徴の東北地方で唯一の高菜です。

この「山形青菜」に関しても、決して豊作ということではないようです。

「山形青菜」も、夏場の暑さから、収穫時期も遅れているとの情報もありました。

山形県内では、秋野菜は全体的に収穫が遅れているというのが現状のようです。

その分、後半に多く秋野菜が出て来るかといっても、それは未知数で、過去の経験から言うと、収穫の終わる時期は大体一緒です。

漬物の梨屋でも、「山形青菜」を使った「山形菜(山形青菜)」は、秋冬の人気商品であるだけに、良品の早期入荷が待たれるところです。


漬物の梨屋「山形菜(山形青菜)」




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今日は「最上川スワンパーク」へどうぞ☆

2011年10月20日 07時50分20秒 | 地域の話題
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

山形県酒田市を流れる山形県の母なる川 最上川の河口にある「最上川スワンパーク」には、毎年多くの白鳥が飛来します。

今日、10月20日(木)の深夜から朝にかけて、かなりの数の白鳥が飛来致しました。

漬物の梨屋本舗の上空は、白鳥が北から飛来する際の通り道になっているようで、10月20日は、夜半過ぎから朝にかけて白鳥の鳴き声が、静まり返った山形県酒田市の夜空に響き渡っていました。

降雪前の「最上川スワンパーク」では、日中に白鳥を見ることはほとんどありません。

日中は、山形県庄内地方に一円に広がる庄内平野の田園地帯に、落穂拾いに出かけるからです。


落穂拾いをする白鳥(山形県酒田市郊外)




しかし、今日のように深夜から朝にかけて多くの白鳥が飛来した時は、長旅の疲れを癒すために、「最上川スワンパーク」で羽を休める白鳥を見ることができます。


「最上川スワンパーク」で羽を休める白鳥



山形県酒田市は、今日も気持ちの良い秋晴れ、気温も22度くらいまで上がる予報です。

時間がありましたら、山形県酒田市の「最上川スワンパーク」を覗いてみてください。

多くの白鳥を見ることができるはずです。



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秋野菜の作柄状況 その1☆

2011年10月19日 07時37分34秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

1回目の「温海かぶ」の漬け込みも終了し、何とか発売の目途がつきました。

10月18日(火)は、隣接市の鶴岡市で、山形県漬物協同組合庄内支部の集まりがあり、出席して参りました。

席上、今年の秋野菜の作柄の話しが出て参りました。

一番の注目は、やはり「温海かぶ」の作柄状況でした。


山形県庄内地方特産の「温海かぶ」



各メーカーの社長さんたちの情報を総合すると、「温海かぶ」の作柄は、例年の7割作程度になるだろうとのことでした。

8月18日の大雨で、種が流されたお話は先日いたしましたが、8月末にまいた種も、一部発育不良がみられ、現在の入荷量は、各メーカーとも例年に比べて少ないとのことでした。

豊作の年であれば、漬物の梨屋でも、10月中旬でかなり漬け込みは進んでいます。


「温海かぶ」の漬け込み(漬物の梨屋本社工場)



10月20日過ぎには、ある程度の「温海かぶ」は出てくるだろうという見方は一致していました。

一部に高値で買い集める動きも出てきており、各メーカーとも警戒感を強めておりました。

「温海かぶ」は、秋冬の山形県庄内地方の漬物メーカーにとっては主力商材なだけに、2年続きの不作情報は、厳しいものがあります。

漬物の梨屋では、お客様にご迷惑をお掛けしないように、数量確保に努めていきたいと思います。



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ようやく「温海かぶ」が入荷しました☆

2011年10月18日 07時43分41秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

この秋になって、山形県と秋田県の県境にそびえる鳥海山は、なかなか顔を出してくれません。

10月17日(月)も雨の天気で、鳥海山はすっぽりと雲に覆われたままでした。

漬物の梨屋に、ようやく待ちに待った「温海かぶ」が入荷いたしました。


入荷した「温海かぶ」(漬物の梨屋本社工場)



しかし、「温海かぶ」自体の収穫量がまだ少ないため、漬物の梨屋に入荷した量はほんの僅かです。

1日も早くお待ち頂いているお客様にお届けしたいという気持ちから、少量でも良いからということで、10月17日の入荷となりました。

あと1週間もすれば、潤沢に「温海かぶ」が出てくるのは分かるのですが、入荷が1週間遅れると、「赤かぶ(温海かぶ)」の出荷も1週間遅れてしまいます。

これで漬物の梨屋 齋藤真もホッとしております。

「温海かぶ」が歴史的不作だった昨年も、初入荷が10月17日でした。

今年は、作柄は良いとのことですので、これからの入荷に関しては安心しております。

今年の「赤かぶ(温海かぶ)」の初出荷は、昨年同様、11月10日頃となります。

「温海かぶ」が漬け上がるまで、今しばらくお待ちください。



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秋はやっぱり芋煮汁☆

2011年10月17日 07時33分40秒 | 山形の食文化
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

「酒田どんしゃんまつり」も盛況のうちに終了いたしました。

久しぶりに本当に賑やかな商店街を見たような気がします。

心配された天気も、雨は夜から朝にかけて降り、日中は曇りか晴れの天気で、「酒田どんしゃんまつり」の主催者もホッとしているところだと思います。

今年は、週末になると天気が崩れる傾向にあり、芋煮会もなかなかできないようです。

天気が良ければ、最上川河川公園や北港緑地公園などで、大勢の市民が芋煮会を楽しむのですが、今年は家庭でという人たちも多いようです。

漬物の梨屋 齋藤真も、今年は芋煮会の機会は無く、家庭で5回ほど芋煮汁を頂いています。


漬物の梨屋 齋藤真の家庭の芋煮汁



また、この時期は、宴会にも芋煮汁が出てくるため、芋煮会をしなくても結構な量の芋煮を口にしています。


三代目兵六玉の芋煮鍋



浪漫亭の芋煮汁



芋煮汁は、そこそこで中に入れる具や味付けが違うため、一口に芋煮と言ってもまるで違うものを食べているような感じさえします。

特に、牛肉・しょうゆ仕立ての内陸風芋煮汁と豚肉・味噌しょうゆ仕立ての庄内風芋煮汁では、まるで別物です。

この時期の山形県内は、本当に芋煮一色といった感じです。



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