如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

ベストワン

2006-06-10 23:08:38 | Weblog
もう半世紀も生きているので、ときどき過去を振り返って、いろいろなベストワンを考えてみたりする。
もちろん今でも、どんどん新しいものは出てきているので、ベストワンも変わってゆくのだが、今の気分で選んでみるわけである。

演劇・・・田舎に住んでいるので、テレビの録画を見るだけだ。したがって対象作品が極端に少ない。
その中でベストは野田秀樹演出、大地真央主演の「十二夜」。他に出演者は橋爪功、桜田淳子・・・。20年前の舞台である。
特に大地真央のファンというわけではないが、この舞台はすばらしいものだった。
VTRにとってあるので、何回も見た。

TVドラマ・・・むずかしい。流行りものだし、どんどん忘れてゆく。
その中でベストは、田宮二郎主演の「高原へいらっしゃい」。他に出演者は益田きいとん、前田吟、北林谷栄、尾藤イサオ、由美かおる、三田佳子・・・。音楽は小室等。
田宮二郎という俳優はすごいと思う。前田吟も当たり前だけれど上手い。益田きいとん、北林谷栄が雰囲気出してた。
そのほかにあげるとすれば「沙粧妙子の事件簿」。主演浅野温子。柳葉敏郎、蟹江敬三、佐野史郎・・・。これも繰り返し見た。
「沙粧妙子の事件簿」は独特の雰囲気で、せりふがよく聞き取れないのが特徴的。そのために、聞き取ろうとして集中しているうちにはまってしまう??

映画・・・映画はむずかしい。何回も繰り返し見たものは案外少ない。
たとえば「千と千尋の神隠し」は名作だと思う。
洋画では「カラーパープル」あたり。監督はスピルバーグ。主演ウッビー・ゴールドバーグ。他にダニー・グローヴァーなど。
「カラーパープル」のラストシーンでは不思議と泣ける。私が泣ける映画はこれくらいしかないかもしれない。

音楽・・・のっこヴァージョンの(Creamy)の方の「フレンズ」が、ここ数年のベストワンだと思う。
といっても、CDを見たら1999年でした。
一番たくさんレコード・CDを持っているのは中島みゆき。シングルを除いても20枚くらいあると思う。
ただ、最近はあまり聞かない。でも気が付くと無意識に口ずさんでいたりする。

こうやって、ベストワンを選んでみると、新しいものが少ないのに気づいた。
もちろん最近のものにもよいものはたくさんあるわけだが、だんだん新しいものが取り込めなくなってきているのかな。
好奇心とか感受性を枯らしてしまわないようにしないと、老けちゃいますね。まあ、それでもいいけどね。

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