LIVING COLOUR CULT OF PERSONALITY 1988年
リビングカラー LIVING COLOUR は88年の1st「VIVID]で人気を得た。ヴァーノン・リードの超バカテクのギターにより、黒いレッドツェッぺリンとよばれた。次第にパンク色を強め全3作発表後解散、01年に再結成。
私はMTVでPV「CULT OF PERSONALITY」を見てすごい迫力に圧倒された。新しいハードロックの始まりを感じた。一時期は日本でも人気があり、来日公演で名古屋に来て、クラブクアトロでライブがあり、当時のチケットがでてきたので、見にいったようだが、印象に薄い。
1stの時期しか知らないのだが忘れがたいバンドだった。検索すると2作目以降も聞いてる人も出てはくるが、日本では無名に近い。
you tubeを見るとさすがにアメリカでは人気が高い。89年、93年の映像は自然賛美的な内容。04のライブは確かにレゲエ、パンク風でブッシュの批判がテーマで、ジミヘン風のギターソロあり。06年12月イタリア・ボローニャのライブでは超絶テクギターは健在だった。しかし、政治的なメッセージ性のある曲が多い。さすがに、アメリカは懐が深い。
「CULT OF PERSONALITY」自体、ケネディ、ムッソリーニ、スターリンなど政治指導者をテーマにしている。06ライブ、90年代はエコロジーロックとでもいおうか、社会的関心が高い。なお、初期のライブ目撃者はジャズバンドみたいだったとのコメントもある。単純にパンクではない。
ヴァーノン・リードのテクはジャズから来ていると思われる。影響を受けたミュージシャンにマイルス・デイヴィス、ジョン・マクローリンがいる。彼は工科高校を経てニューヨーク大学で学んだ。
「CULT OF PERSONALITY」1989年ビルボード13位。1990年グラミー賞(ベストハードロック・パフォーマンス部門)。
a speech by Malcolm X.
"... And during the few moments that we have left, ... We want to talk right down to earth in a language that everybody here can easily understand."
John F. Kennedy's inaugural address is heard ("Ask not what your country can do for you ...").
The song ends with Franklin D. Roosevelt saying "The only thing we have to fear is fear itself",
2007/2/7の記事を一部改変。