雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

姫とこじき

2007-12-17 12:57:28 | リツコト
あるところにコトメ姫というお姫様が暮らしていました。
コトメ姫はたいそう裕福な家に生まれ、いつもふかふかの
ベッドでゴロゴロしたり、お城の中をうろうろして
独り言を言ったり、召使をたたき起こしたりして、
楽しく暮らしていました。





    ヒマだわ~。。。






ある日、コトメ姫は何気なくお城の外に目をやりました。
お城の城壁の足元に、ふくよかなお腹の男の子が新聞紙を
敷いて座っていました。





 あんな硬いところに寝て痛くないのかしら?






リツこじきからもコトメ姫が見えています。





      カサカサ音のしないとこに寝て何が楽しいんだろう?







コトはふわふわが好き。
リツはカサカサが好き。





   ・・・。                       ・・・。   






きっと一生分かり合えない二人。





        やっぱり、私はここがいい~♡






こうやってみるとリツが哀れに見えるけど、そんなことはないらしい。
彼は、床じゃあ寒いだろうとソファの上に乗せたり、座布団を出して
あげたりしても、そそくさと出て行ってしまう。




          ベッド最高~♬♪♫






我が家では、『王子とこじき』物語は成立しないらしい・・・。











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