【3月11日金曜日】
朝、出社中に私が仙台にいると知った友達からメールがあった。
返信する際に、「今日東京に戻れるの♪これ以上大きな地震が来て新幹線がとまらないといいんだけど…。」
という不吉極まりないメールを送っていたことに、読み返していて気がついた。
通常通り仕事を開始し、週末で作業が立て込んでいたこともあり、ランチはちかくのハンバーガー屋さんで
軽くすませることに。
避難訓練させられてるの。
13時にはクライアント先に戻り、各自粛々と作業。
14:00からはクライアントとミーティングがあり、ミーティング中に14:46を迎えることになる。
最初からかなり大きな揺れであっという間に椅子に座っていることすらできなくなった。
「地震が来たら机の下にもぐって頭を守れ」
小学校の避難訓練で何度もやったことだ。
知識としてはもちろんあるが、実際に椅子から転げ落ちそうな揺れの中では、
机の下に移動することなんて到底不可能のように感じた。
これ、ずっと前に買った気力を奪うベスト。
骨董品なんだろう、細かい彫刻が施された飾り棚(箪笥?)が踊るように動き倒れてきた。
テーブルの上にあったお茶碗や書類がばらばらと床に落ち、作った書類にコーヒーがこぼれる。
巨大なテーブルと壁の間に椅子をおいていた私は、テーブルが移動してつぶされてしまわないように、
パソコンがテーブルから飛び降りてしまわないように、両方を押さえつけながら椅子から転げ落ち
ないように手足を踏ん張っていた。
やっぱだめだわ。やる気が…
先輩が一人そんな状況の中でドアを開けてしがみつき、我々の退路を確保してくれていた。
そのうち、ミシミシいっていた壁や天井から漆喰の粉のような白いものが部屋中に充満して
息が苦しくなってきたところで、暗転。停電したのだ。
粉とともに漆喰のかけらや壁の破片などが頭上からバラバラと降ってくる。
そうこうしているうちに揺れが収まり始め、私たちは会議室から飛び出した。
つづく
どんどん失せてく~ぅ。。。
***********************************************************************************
次に地震が来た時に、(もちろん来てほしくはないが)リツコトのごはんに困らないように
と思って1食分が袋分けされているサンプルとペットボトルの水を使っていないキャリーに収めた。
それに加え、避難所生活をしなければならなくなった場合でねこを連れていける状況だった時の為に
リツコトが大嫌いなベストとリードを準備。
そうじゃなくても、ベストは寒さ対策・リードは何かしら役に立つだろう。
人間の食事は数日我慢すれば手に入るようになる。
あたりまえだけど、ペットは二の次三の次になる。
リツコトを守る手立ては、自分自身でたてておかなければならない。
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↑参加してます↑
朝、出社中に私が仙台にいると知った友達からメールがあった。
返信する際に、「今日東京に戻れるの♪これ以上大きな地震が来て新幹線がとまらないといいんだけど…。」
という不吉極まりないメールを送っていたことに、読み返していて気がついた。
通常通り仕事を開始し、週末で作業が立て込んでいたこともあり、ランチはちかくのハンバーガー屋さんで
軽くすませることに。
避難訓練させられてるの。
13時にはクライアント先に戻り、各自粛々と作業。
14:00からはクライアントとミーティングがあり、ミーティング中に14:46を迎えることになる。
最初からかなり大きな揺れであっという間に椅子に座っていることすらできなくなった。
「地震が来たら机の下にもぐって頭を守れ」
小学校の避難訓練で何度もやったことだ。
知識としてはもちろんあるが、実際に椅子から転げ落ちそうな揺れの中では、
机の下に移動することなんて到底不可能のように感じた。
これ、ずっと前に買った気力を奪うベスト。
骨董品なんだろう、細かい彫刻が施された飾り棚(箪笥?)が踊るように動き倒れてきた。
テーブルの上にあったお茶碗や書類がばらばらと床に落ち、作った書類にコーヒーがこぼれる。
巨大なテーブルと壁の間に椅子をおいていた私は、テーブルが移動してつぶされてしまわないように、
パソコンがテーブルから飛び降りてしまわないように、両方を押さえつけながら椅子から転げ落ち
ないように手足を踏ん張っていた。
やっぱだめだわ。やる気が…
先輩が一人そんな状況の中でドアを開けてしがみつき、我々の退路を確保してくれていた。
そのうち、ミシミシいっていた壁や天井から漆喰の粉のような白いものが部屋中に充満して
息が苦しくなってきたところで、暗転。停電したのだ。
粉とともに漆喰のかけらや壁の破片などが頭上からバラバラと降ってくる。
そうこうしているうちに揺れが収まり始め、私たちは会議室から飛び出した。
つづく
どんどん失せてく~ぅ。。。
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次に地震が来た時に、(もちろん来てほしくはないが)リツコトのごはんに困らないように
と思って1食分が袋分けされているサンプルとペットボトルの水を使っていないキャリーに収めた。
それに加え、避難所生活をしなければならなくなった場合でねこを連れていける状況だった時の為に
リツコトが大嫌いなベストとリードを準備。
そうじゃなくても、ベストは寒さ対策・リードは何かしら役に立つだろう。
人間の食事は数日我慢すれば手に入るようになる。
あたりまえだけど、ペットは二の次三の次になる。
リツコトを守る手立ては、自分自身でたてておかなければならない。
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