雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

ねこに内緒で御蔵島旅行 その2

2012-09-12 21:28:48 | 日常のこと
さて、イルカとの初対面を無事終え、港に戻り波酔いを醒まし、着替えてランチタイム♪

御蔵島は島の住人が300名ほどの小さな島。
海からぽこっと隆起しているため、泳げるような浜もなく、平地がないため住みやすいとは言えなさそうな島。
調べてみたところ、江戸時代には流刑地だったらしい。











流刑にされた人たちは、こんなきれいな海と空と人懐こいイルカと美しい緑がある島で、
どんなふうに暮らしていたんだろう。

きっと、そんなに悪い暮らしじゃなかったんだろうな。











島にはやっぱりねこがいて、





                      この角度で撮って。

                    R)あ、はい!Σp[【◎】]ω・´)





それなりにフレンドリー。



明日もう一本潜れるし、今日は酔い醒まし(お酒じゃないよ、波だよ)に湧水探しに行こう!と
数人で島内をぶらぶらとお散歩。
強い日差しの中、坂道をのぼって汗をかき、でも振り返ると真っ青な海と近くに三宅島、遠くに
新島が見え、さわやかな風が吹く。

虫や鳥の鳴き声以外ほとんど音は聞こえない。
ここは天国なんじゃないかと何度も思ったほどだった。

そして、日没がまた凄かった。











したたり落ちるよう、とはこのことか。
海に落ちる瞬間じゅわりと音がするんじゃないかと思うほどリアルな太陽だった。
本物なんだからリアルという言い方はおかしいけど、都会で見る太陽よりもずっと生々しかった。

一日は陽が昇る瞬間に始まって、日が落ちる瞬間に終わるんだって。
夜死んで、朝生き返る。
そんな感じがする一日の終わり。





***************************************************************************
このまま終わりたいけど、そうはいかないのが現実。。。

ドラマティックな日没を堪能した直後、宿のお兄さんが
「明日、船つかないかもしれないんですけどどうします?」とにこやかにやってきた。
御蔵島には、毎日2便船がつく。
私たちが上陸した朝6時の便と、その後八丈島に寄港して戻ってくる午後1時の便。
私たちは、午前中1本潜って、午後1時の便に乗って東京に戻る予定だったのだが、
その1本前の朝6時の便もつかないかも。とのこと。

船がつかない場合、選択肢は2つ。
①帰るのをあきらめる
②明日の午前中、小型船舶で隣の三宅島まで移動する。

①の場合、次船がつくまで延泊。
14号15号の影響がどこまで続くのか全く分からないだけに勤め人集団としてはNG。
②の三宅島まで移動すれば、御蔵島よりずっと接岸の可能性が高まる。
しかし小型船舶でこの荒れた海の中、1時間もかけて移動したら…
想像しただけで船酔いしそうだ。。。
でも、選択肢は②しかない。

朝6時の便が接岸できなければ、強制的に船酔いの刑。
しぶしぶ漁船の予約を入れてもらう。

朝便が接岸できたとしても、できなかったとしても、
どちらにしろ今朝のドルフィンスイムが最初で最後になってしまった。。。
午後も潜っておくべきだったか。。。

とかなんとか反省しながら、部屋に戻って24時間テレビを見ながら宴会をした。
***************************************************************************




















↑参加してます↑