4月に入ってサイクリングを再開した。出掛けようと思うのはやはり荒川土手だ。自宅から、田端・小台・隅田川などを経由して5kmほどで荒川土手に至る。都バスが走行する道路で、自転車専用レーンの整備が進んでいるが、このレーンに車が停車している場合には車道やや中央寄りを走行することになり、少し不安を感じている。(自転車マークが自転車レーン。田端駅付近で)
折り畳み自転車の特性を活かして公共の乗り物の電車やバスを利用すれば良いと思ってはいた。昨年10月に国設昭和記念公園でのサイクリングに出掛けて行った際には、都バスと中央線に折り畳んだミニベロを積み込んだ。しかし、意外に苦労をしたのだった。購入した運搬袋が重たい上に、ミニベロがきちんと畳めていないと、自転車の袋詰めが上手くいかなかったり、多くの時間を費やしたりする。そこで自転車の運搬袋を変えたいと思った。軽くて、自転車をふんわり包み込むような袋が欲しいなと思った。(折り畳む前のミニベロ)
その様な袋が市販されている訳はなく、妻に手作りが可能か相談すると、初めは難しそうな顔をしていたが、上手い方法を思いついたらしく、ホームセンター「オリンピック」に行くことになった。そこで購入したものは子供用自転車のカバー。これで折り畳み自転車の袋を作るのだと店員さんに語ったら、「それは無理です」と言われたが、妻には成算があったらしく、これを購入してきた。更に締め糸を付けて詰め袋が完成(完成した詰め袋にミニベロを入れた状態。写真下は上から撮影)
かくして、4月23日(金)に荒川土手のサイクリングに出掛けた。
行程は 自宅→駒込病院→(都バス豊島5丁目団地行)→宮城2丁目→(荒川土手)→新河岸→高島平駅→(都営三田線)→千石駅→自宅 (赤字部分が袋詰めして乗車した区間。右写真で対岸は埼玉県)
駒込病院から豊島5丁目団地行バスは駒込病院が始発駅で、空いている9時台のバスを利用した。これだと他の乗客に迷惑が掛かりそうもない。乗車25分で宮城2丁目着。そこから荒川土手は直ぐだ。 サイクリングロードには海岸からの距離が表示されている。江北橋付近は17km地点。ここから岩淵水門などを経由して進むと、25km地点が新河岸。ここからは三田線の高島平までは知っている道なのでここでロードから離れた。僅か8kmの走行だったが、気分爽快。高島平からはミニベロを電車に乗せて帰宅した。全行程3時間弱。
自転車の袋詰めは2度やったが、簡単に出来たうえ、運搬も楽で、これならば他のサイクリング場にも気楽に行けそう。ベストのものを手作りしてくれた妻に感謝!感謝!(岩淵水門)