遅ればせながらNHKオンデマンドの会員登録をしました。何時かはと考えながら、真に必要な場面に出くわさず、今日に至っていました。
朝日新聞夕刊1面「人脈記」を愛読していますが、9月26日(月)から始まったのが”山を思う”。その②に田部井淳子が登場しました。彼女についてはこのブログで2回ほど書きましたが、敬愛すべき岳人のお一人です。「山ガール」なる言葉、2010年の新語・流行語対象にもノミネートされたそうですが、そのきっかけとなったが09年9月放送のNHKテレビ「北アルプス大縦走」。その夏、田部井とアナウンサー内多勝康は、ふたりで23日間、3千メートル級の山々60kmを縦走しました。番組は「NKHの番組の中で09年度の再放送希望第3位」となるほどの人気だったそうです。
残念ながら私はこの様な放送があったことすら知りませんでした。そこでNHKオンデマンド登録となった分けです。件の番組を315円で購入しパソコンで観ました。
観る前の関心事は北アルプスの何処をどう歩いたか、私の歩いていない場所が登場するか否かでした。
彼女たちの歩いたルートは
立山→五色ヶ原→ザラ峠→薬師岳→太郎平→高天原温泉→雲の平→三俣蓮華山→樅沢岳→槍ヶ岳→大キレット→北穂高岳→奥穂高岳→ジャンダルム
でした。23日もかかってしまった理由は、この夏は雨が多く、山小屋滞在を余儀なくされた日が何日かあった為のようです。
私が行ったことのなかったのは五色ヶ原・高天原温泉・ジャンダルムの3か所でした。五色ヶ原もジャンダルムもその直前の地点まで行きながら、同行者から、今回は止めようとの泣き言が入り延期しましたが、再度ここへ行こうとの声はあがってきません。
難関度大の大キレットも怖々何とか通過しましたが、滑落の危険の伴う地点は出来れば避けたいと思うようになりました。特にジャンダルムは滑落の危険性大の超難関コースで、私はガイドさん抜きにはもはや行けません。ただ室堂から入り、五色ヶ原から薬師岳を抜けて高天原温泉に至るルートは辿ってみたいとの思いが膨らみます。
(以下オンデマンドの映像より)
(五色ヶ原のお花畑)
(五色ヶ原でお茶し、憩うふたり。背後の山は薬師岳か?)
(超秘湯 高天原温泉)
(高天原温泉は非常に小さい温泉の様です)
(ジャンダルム直下からの映像。穂高と槍)
(聳え立つジャンダルム)