徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

解けない数式…うぅっ…悪夢だ!

2007-01-16 17:12:00 | ひとりごと
 夢…は不思議だ…。
現実にあったことと…体験してもないことが入り混じって…実に妙なドラマを見せてくれる…。
それも…忘れた頃に…不意に現れる…。


 この齢になっても…受験期の記憶は消えないで残っているものらしい…。
それも…楽しい記憶ではなく…妙に複雑で…なんでそうなるの…というような形をとって…夢となって繰り返し現われる…。

 十分余裕を持って出かけたつもりなのに…トラブル続き…ようよう到着すれば試験開始ぎりぎりで…
筆記用具や受験票を急いで出して…ほっと息をつく…。

 そこは…自分が受けに行った大学ではないし…見覚えもない…。
校舎も校庭も…講義室も全然知らない学校だ…。
どうして…ここを受験しているのかさえ…分からない…。

やがて…手元に配られた試験用紙の科目は数学…。

えっ…数学…?
受験科目…数学…受ける予定だったかなぁ…?
おかしいなぁ…苦手科目だぜ~…。

まっ…いいや…受験番号と名前を書く…。

解答用紙を見れば書き込み式…。
自分らの時代は大方マークシート方式だったのだが…。

始め…!

合図とともに問題を解き始める…。
最初の幾つかは順調…。

それが…中盤に差し掛かると…でかい問題がどんとひとつ…。
何の問題だか…分からないが…夢の中の自分は数式を立て解き始める…。

 幾つもの数式を立て…パズルのように解く…。
ネストか…これは…? 
なんで…PC問題じゃないのに…?

いや…全然…違うな…。
よく見ろよ…ちゃんと数学…。

 あっ…これ…クーラントとロビンズの入門書か…?
まてよ…だってそれは…入学してからやったやつだろ…?
えぇっ…入学してからって…なんで…また…受験してんの~…?

何もかもが辻褄の合わないことばかり…途切れることなく続く…。

延々と…。

 解いても解いても…解答に辿り着けない…。
解答用紙がどんどん長く伸びていく…。

 まるでトイレットペーパーを手繰り寄せるかのように…どんどん…。
いや…それじゃ手応えがないな…。
旧式なPC専用紙…FAX専用紙…ええいっ…面倒な…。

 眠っている自分にはどんな解答を求めようとしているのか分からない…。
ただ…数式を解いて解いて解きまくる…。
分かって解いてるのか…分からないまま書いているのか…?

後…何分あるんだ…?

解答は出ない…。
論理は連続しているように思える…。
ただ…答えに辿り着けない…。

気ばかりが焦る…冷や汗が出る…。
どうしよう…?
このままじゃ…落ちるじゃないか…。


 目覚ましのベルが鳴る…。
はっと…目が覚める…。

もう…何しに寝たんだか分からないほどグッタリ…。
寝汗をかいている…。

 何度も見る…この夢…。
見る時期によって…内容が少しずつ変わる…。
PCのなかった時期には…物理と数学だった…。

 苦手だから…というなら…どちらかと言えば好きなネストより…てんでだめな英語が出てこないのは何故…?
涙ものなのに…数学的要素がないからだろうか…?

 う~ん…足らない勉強と皺のない脳みそ…で受験を乗り切ったから…未だに強迫観念が襲うのかも…?
後遺症だな…一種の…勉強しなかった症候群…だ…。

あなたは…そういう夢を見ない…?

あっ…そう…ちゃんと勉強したから…大丈夫なんだ…。

やっぱり…勉強は必要だね…。

反省…。