徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

ちょっと…Hなマグカップ…。

2007-01-26 17:18:00 | ひとりごと
 これ…貰っちゃった…と子供が喜んで帰ってきた。
骸骨模様のマグカップ…誕生日のプレゼントに友だちがくれたのだそうだ…。
近くのファンシーショップで売っているという…。

 ふたり組みの骸骨が…まるでダンスでもしているようにいろんな姿で市松模様の上に書かれてある…。

 日頃…ドクロもののアクセサリーを集めている子供はとても嬉しそうにそれを見せた…。

 良かったね…といいながらカップをよくよく見て…思わず噴出した…。
何と…骸骨さんたちはお楽しみの真っ最中…。
ダンスなどではなかった…。

突然…けらけら笑いだしたdoveの顔を見て…何事かと思った子供は訝しげな顔…。

 「これさ…Hの体位なんだけど…その子…知っててくれたの? 」

体位…何…それ…?

 「Hの時のあの手この手…いろんなやり方が描いてあるんだ…。 」

え~っ…そうなんだ…ぎゃはは…きっと彼女…気付いてないよぉ…。
子供は大笑いした…。

Hの…かぁ…何とかの四十八手とか言うやつ…?

 「いや…四十八手あるかどうかは知らないよ…。
誰から聞いたんだよ…そんな話…?
 まっ…こいつの正体が分かっててプレゼントするならいいけどさ…。
知らずに贈ったりすると…相手によっちゃ面倒くさいことになるかも…な。 」

きゃはは…うちでよかったじゃん…。
doveさんスケベだもんね…。 

 「おい…誰がスケベや…。 doveはちゃんと医学的に話しとるだけじゃ…。
そんなもんあれこれ隠しとったら…おまえら変な興味持つやんか…。
doveに分かることで正しい知識を教えてやっとるんだ…有り難く思え…。 」

分かった分かった…きゃははは…。


 まったくもう…!
別に…スケベ心で機会あるたびに…こういう話を聞かせてるんじゃないぞ…。

 時代が時代だから…お前たちがいつか直面するかも知れない問題に…できる限りきちんと正しい対処ができるように…そう考えてのことさ…。

 興味本位の雑誌や漫画なんかで得たいい加減な知識は何の役にも立たない…。
だから…他の親から見れば…そこまで言うか…と思われるようなことでも話しちゃったりするんだろ…。

 お前たちの未来にある新しい生命に対する責任を…お前たちの親として伝えておかなければならないんだ…。

少しは真面目に聞かんかい…!


 翌日…マグカップの贈り主にその話をしたらしい…。
やっぱり気付いてなかったので…お礼がてら…私は気に入ったけど他の人にはこのプレゼントは避けた方がいいよ…と伝えたそうだ…。

 うん…それでいいんじゃない…。
カップとしては面白いんだから…。

あっ…doveさん…気に入ってんでしょう…このカップ…?

気に入ってるよ…。

やっぱ…スケベじゃん!


・・・・・・・・・。