コロナウイルス感染拡大の閉塞感から解放されたいという思いからか、キャンプブームという。
近隣のサイトも週末はびっしりだ。テントは益々大型になり、調理用具などは多彩で華やかだ。
自転車旅では料金の高いファミリーキャンプ場やオートキャンプ場のフリーサイトには泊まらずに無料の野営場、公園などを利用することが多い。
《五所川原市・金木オートキャンプ場フリーサイト 2021.7.23》
竜飛崎からの日本海自転車旅で泊まった五所川原・金木オートキャンプ場も公営で無料だった。施設は綺麗で芝の手入れも行き届いていた。
フリーサイトで見かけたのが八戸から車で来ていた青年が使っていた風変わりなテント。
最初は単にハンモックをセットしているのかと眺めていたら一向にテントを設営する気配が無い。そもそもテントだった。
聞いてみると外国製品でなるほど合理的である。
夏は虫除けネットを装着して涼しく、気温の下がる季節は専用のフライで覆えば寒さも凌げ、雨天も大丈夫とのことだった。寝心地も良さそうだ。
ちょっと嵩張るようなので自転車旅向きではないが扱いが簡単だ。値段を聞くのを忘れた。
《 知床ウトロ野営場 2017.8.10 》
2015年に知床へ出掛けたときにオーストラリアの青年がポールを使わずに、木の幹と枝を利用してタープを張り、密閉型の寝袋を使っていた。窒息しないのだろうか。。。
朝、元気に出発した。
キャンプブームによって野外レジャー製品はどんどん進化しそうだが、男鹿半島で出会ったチャリ日本一周中の長野の青年は究極?の軒下の野宿寝だった。その域にはなかなか達しない。
《竜飛崎キャンプ場 2021.7.22》