今年の安倍首相の広島、長崎での平和式典の挨拶が酷似していると批判を浴びた。最近は「やる気が無いのではないか。」とまで言われている。一国のリーダーが。
精気が無く、何を考えているか判らない表情をしている。長崎で側近の書いた挨拶原稿の字面を相手側に向けしまっているのは注意力が散漫になっている現れではないか。この先失敗続きの側近のミスリードで国民、国家に重大な損害を及ぼすかもしれない不安感を抱かせる。
自民党の甘利議員がTV番組で安倍首相の疲労蓄積を心配し、「ちょっと休んでもらいたい。責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている。」と述べ、野党の臨時国会召集要求は「首相を引っ張り出すためなら意味がない」と指摘したという。(共同2020/08/16 11:02)
首相は激務だ。誰でも分かっており、その上で絶大な権限を与えてこの国の舵取りを任せている。今、国会で議論しなければならない内外の課題が日々積み重なっている。精神的、肉体的に対処できないのであれば即刻退任し、後任者に委ねて欲しい。
この写真を見て、ゴルフなどの休養ではなく退任の段階と思った。正常な判断が出来ないのではないか。「動静」を見る限り、分刻みの報告を聴いているだけと想像される。リーダーとしての考え方が何ら示されない状態が続いているからだ。
トンチンカンな甘利議員の発言には呆れるが、長崎の記者会見の写真を見て、ひよっとして何か重大なサインを送っているような気もする。