<2020.4.14 > <2020.4.21>
昨日(4/21)、T農場に農作業支援に出掛けた。曇がちで気温は3月下旬に戻ったような肌寒い天気だったがハウスを覗くと1週間前に運び込んだ種籾が2cm位に発芽していた。
朝8時の外気温とハウス内地熱との温度差だろうか、淡い緑色の絨毯から水蒸気のようなものが靄のように立ち上り、生命の息吹きに暫し感じ入っていた。
この1週間で何人かの農作業支援の人達が来て、10棟のハウスに種苗プレートが運び込まれていた。今回2棟に運び込み残りは2棟だ。Tさんも一息つく。
先週も一緒だったKさんは有名人で83才。車の免許を返上したとのことで、7Kmほどの道を電動自転車で通って来ていた。自転車旅を少しでも長く続けようと喝!を入れた。
Sさんは同じ団地に住む75才。退職後はゴルフを楽しみながら「あと1年かな」と繰り返し思っているうちに8年も経ったという。
夏の農作業が出来るよう冬は室内でサイクルマシンを漕いでいるというから、思いも掛けない二人の“自転車仲間”に遭遇することになった。全くの素人の自分に冗談を交えていろいろ教えてくれる。
帰りにTさんに「稲の鑑賞栽培してみたい。」と言って、使い切れないだけの『ななつぼし』の種籾をいただいた。
これから4週間後に田植えが始まり9月半ばの収穫期まで春、夏が過ぎゆく。今年も元気で大事に一年を過ごそうと思う。