野球は奇妙なゲームと言われる。
普通、球技は攻めてる方がボールを支配しているが、野球では守っている方(投手)にボールがある。
しかも攻める側は相手と正対するわけでも無く、ベンチで汗を拭いたり、水を飲んだりしている。
得点とボールは直接の関係は無く、得点が入るのは走者がホームベースを踏んだ時だ。その時ボールは外野を転がったりしている。
ファウルもそうだ。
ラインの外でも捕球されればアウト。インプレーになる。
そして、そのエリアはアメリカでは左右が非対象というのが当たり前という。
昨年の秋に日本ハムファイターズの本拠地球場であるエスコンフィールドのファウルゾーンが規則より狭いのではないかと問題になった。
球場は出来上がっていて、今から直せるの?と心配したが、日ハムが野球の振興のための基金にお金を拠出することで決着した。
アメリカの規則を日本の規則に準用する時に違いがあったらしい。
「・・・が望ましい」と「・・・でなければならない」。
アメリカ人と日本人の気質の違いか。。。
先日、エスコンフィールドを見学したが、確かにファウルゾーンは1塁側と3塁側とで形も広さも違うように見えた。
フェンスもスタンドも左右非対象で形状が異なる。
扇形の端正な形をしている日本の球場と比べると日米の野球観、気質の違いが出ているようで面白い。
エスコンフィールドではファウルフライによるアウトはぐんと減り、インフィールドでのプレーが増えて〝野球は打つゲーム〟という醍醐味がさらに増すのではないか。
WBCも制覇した。
アメリカ型の球場の登場で日本の野球がどのように変化、進化してゆくのか興味深い。
スタジアムを改築しなかったのはまさにヒットだった。
この曲は 野球の試合に 一度も行ったことのない男性二人が 1908年に作詞作曲した。アメリカ 大ーリーグの試合で、7回裏の開始前にスタンドの観客が立ち上がって歌う野球愛唱歌となっている。
この歌ができた頃は、球場で応援する女性の姿は まず無く、また そういった姿は 完全に受け入れられていなかった。
しかし ケイティ・ケーシーという 野球の熱狂的ファンである女性は、球場で 応援する観衆の一部になりたいという願望があった。
ある日 彼女のボーイフレンドは ショーに行こうと 彼女をデートに誘うが、ケイティは 野球の試合に連れてってくれる場合のみ、デートを受け入れると答える。
(解説より)