自転車で淡路島を通って四国に渡るルートを調べていたら島の南端からはバスでしか渡れないことをこの年になって知った。
大きな島なので本州から鉄道が延びているか、あるいは淡路島南端から鳴門にフェリーが出ているのかと思い込んでいた。
神話では淡路島が日本列島の始まりなのに。あまり関係はないか。
昨年から学生時代の古傷の腰痛が左腰から左足への神経痛に進んできた。
自転車旅もそう長くは出来そうもないので、今年は一年振りに本州へ出掛けることにした。
行く先は一度行ってみたかった「小豆島」。
壺井栄 の小説『二十四の瞳』で有名だが、吉村昭の小説『海は暮れきぬ』に登場する無季自由律俳人・尾崎放哉が極貧の流浪遁世の果てに最期を過ごした島だ。
左足が持つかな。。。
ー春の山の うしろから煙が 出だしたー
放哉
猛暑の時期を避けて、神戸空港から淡路島を通って四国に渡り、高松から船で行くルートを調べている。
陽射しが春になって来た。
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尾崎方哉