覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

オルフェ引退前!

2013年12月11日 12時01分58秒 | Weblog
 12月9日 新郎の誕生日挙式。しかも開催翌日とあれば、格好の日和でもあった、
 
     福永祐一 & 松尾翠  挙式 
 
 いろいろなことのあった家族だった。同期に伊藤正徳、岡部幸雄、柴田政人。
 「天才」の名を恣にし、父・洋一の名レースは馬よりも人が目立ち、賞賛された。
 
 思い出す(と云ってもライヴで観ては居ないが)、天才と天馬のコンビ。
 1976年の秋、福永&トウショウボーイ 神戸新聞杯で1秒縮める驚異の日本レコード、続く京都新聞杯ではダービー馬を退けた上、臨んだ菊花賞敗退。
 
 有馬記念では 福永洋一 → 武邦彦 への乗り代わりとなったが、またも日本レコードで武邦に凱歌。
 
 交錯した、「天才」と「名人」だった。息子から息子へ送る祝辞は、最早対等と呼べるほどのライバル関係。いや飽くまで、後輩の門出への祝意とゆとりとを感じさせた。全然偉そうにしないで、貫禄がある。競馬界最大の不思議ちゃん、ユタカさん。
 
 マリージョーイ という1頭を、わたくしも、ザタイキ 武豊 この両一流ジョッキーの子弟の辿らされた同一の運命を重ね見、幾度も歴史で辿った。
 
 ザタイキ で堕ちたジョッキーは、その落ちたレースを制し、同じゼッケンで日本ダービーをまたも勝ち、完全に「帰ってきた」。
 
 マリージョーイ で堕ちたジョッキーは帰りようが無かった。が、競馬界はサラブレッドと云う、血の継承をテーマとし、いや鍛錬の徹底継承そのものと名付けた生き物を扱う世界。幼い息子を修行させ、今日の一流乗り役に育て上げ、毎週駆使している。
 
 毎年、新しい、しかし「聞いたことのある」名前のフレッシャー、新人ジョッキーや新たな調教師免許合格者が出て来る。馬以上にきちんと繋がっている世界であることが解かる。だから、ファンを歓迎する施設は世界一充実していても、容易に他所から入り込めず、正体を見届けることの出来ない隔離社会。
 
 何はさて、われわれファンの知らぬ苦労を背負う世界。武や内田とて、巷に出れば、それは人気を背負い負けた時、そこらの・・・どもに罵倒されることもあろう。
 
 ともあれ、わたくし共とて、無論、祝意は同じ。
 この春は、どうなることと思ったが、きちんと エピファネイア ジャスタウェイ で、両手の大輪を抱えつつ、諸手に花嫁を抱き止めることとなった、まだ我らから見れば、若手。また、幾多のGⅠの栄冠も待っているだろう。
 来年のフジテレビ賞、出て来るのかな。
 
 余り拘り過ぎるのもどうかだが、キングヘイローのあの思い出もあり、ダービーも待っているだろう。武初優勝のダービーは、幾多のレースで競馬を教えてもらった師匠・河内さんのボールドエンペラーのサポート2着。一方、その兄弟子の夢ダービーでは、エアシャカールで一旦2馬身程度前へ出て、ファンも大量買いしていたわたくしも凝然とさせた上で、上手に兄弟子に一完歩ずつ差され、鼻差負けてみせる。劇中クライマックスの劇中劇である。
 
 兄弟弟子、今年は、4月29日 福永洋一記念 に出て、出走する訳でも無いのに、一方が祝いのゲストで登場。前日の負けをもうちょっと上手く乗れば、と渋って見せ、互いを自画自賛しあい、ダービーで兄弟子の貫禄をサポートする弟弟子。これも功労ある者の子弟であり、また当人同士も数多の功労を積んできたからである。
 
 わたくし個人とて、今年2人の身内の華燭と重なり、競馬ダイアリーの上でも思い出深い婚礼となった。
 
 
 第65回 朝日杯フューチュリティステークス
 
 申し上げたように、1つは過去13年で12回の連動レース。近年ただ1度の例外は、同じ「冠号」、即ち同一馬主の馬の発射。
 もう1つは実は9年前のある重賞との長きに及ぶ連動「お探しになられるといい)。実に昭和最後のこのレースとなった、1988年から昨年まで、3回しか例外無し。内、2回は当日の別重賞枠連と前日の別の重賞枠連の代理連動であり、意図的に結び付けていることは明らか。何故この2つの重賞 〇・・・・・〇 と 朝日FS これが結び付けられるのか、必然性もこの2つを並べてみれば、直ちに納得が行った。
 
 なるほど、番組、タイトルには意味があるのだよ。
 
 問題は、今回、この2つの連動レースが、枠連で合致している点であり、どちらかの枠は間違い無く絡むのだと感触を抱く。
 
 
 さらに、この日本一有名な、歴史上のリベンジ週末。冷える夜半は蕎麦でもたぐろうかと江戸っ子そぞろ歩きの薄暮。この折の発走 第51回 愛知杯 これにもわたくしは今年、過去11年連続と云う連動レースを見つけることが出来た。突如11年前に始まり、それ以前7年間は逆に全く連動しないのだから、明らかに意図的な仕掛けである。
 
 人気混沌の朝日杯だが、前走4番人気で イスラボニータ の後塵を拝した プレイアンドリアル この1番人気の模様となると、どうにも波乱としか思えない。
 現時点で、33頭もの登録があり、ダイユウサク がここに隠れている可能性も十分では無いか!
 
 
 御登録は 
 
    sir_delacroix@yahoo.co.jp    まで
 
 『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名にて、空メールを下さいますよう。
 
 当然、有馬前週、限定数を決めさせて頂いている、来春ダービーまで。
 長期は御優遇致します。
 
 来週有馬記念、長い情報になることを嫌い、今週、あらかたはお伝えする所存である。
 
 日本の歴史的名馬 オルフェーヴル 引退の前の週である!
 
 

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