全国発売は24日(土)の、JRA発行『優駿』11月号。きちんとインセンティヴ(報奨、誘発刺激)が付いており、この開催当日発売までわたくし共が待っていられる訳が無く、先取り入手するのが常の最新号だが、今回は、一般書店ではなく、ある発行者寄りの場所で買うと、向こうが別冊以外の付録プレゼントを付けてくれる。これが、
ある名馬の ポストカード
である。馬名を聞けばどなたでもどのレースの写真が使われるか察しが付く。
宝塚記念の折の最新号の発売の折は、
アパパネ サンテミリオン の同着オークス
スぺシャルウィーク のダービー
この2枚が、同様のプレゼントとして、先着購入者限定で用意、プレゼントされ、アパパネと同じ、金子オーナーの勝負服のワンツーフィニッシュ、そして、この同着オークスの8枠とスペシャルウィークのダービー優勝の3枠 枠連 3-8 告知と云うプレゼントだった。
何時もこれ程露骨ではないが、無関係である訳が無い。今週別の主要レースなどで 枠連 〇-〇 が出現するのかも知れない。
秋華賞、このゲストプレゼンター ラブリ 無論、1週前の京都大賞典のラブリーデイ優勝の予告であると共に、矢張り、秋華賞でラブリならば
2003年 牝馬3冠 スティルインラブ
これだった。
2003年 第8回 秋華賞
1着 8枠17番 スティルインラブ 幸 松元省一
2着 5枠10番 アドマイヤグルーヴ 武豊 橋田満
春のオークスをも制した1頭が、今回と同じ8枠配置で戴冠。これが 8枠18番 ミッキークイーン だった。もう1頭の今年の牝馬3冠の1つ、桜花賞馬が 5枠10番 レッツゴードンキ であり、この馬自身ではなく同居馬の発射での 枠連 5-8 成就だったのである。この、同じ松元省一厩舎がポイントであることを告げる目的で、10月号付録写真集が同じ松元先生の大傑作 トウカイテイオー だった。この名馬もGⅠ4勝の内2つ。ダービー、ジャパンCが 枠連 5-8 よく準備、整えられた結末=正解だったことが納得いく。
そして、愈々、迫った 第76回 菊花賞 続く来週の 第152回 天皇賞・秋 この2つの大一番。
今週の菊花賞。わたくしが現在最も重要と考えている連動レースは、比較的近年の〇年前のある重賞。ここ14年連続、過去22年で20回であり、最も近い例外は、2000年 エアシャカール のレースとの不一致だが、この年はその該当レースの3・4着が、ズバリ、13番15番 と云う、この菊花賞の馬番そのものを提示し、1・2着の枠やゼッケンが絡まぬ代わりに、3・4着の馬番1点で提示すると云う、典型的な代理連動の年だった。この例外の2000年まで遡ってもこれ程までの仕掛けを仕込んで来ている以上、この連動の信頼性は今回は高い。
これと別に、非常に注目と考えられる連動レースが、ある古い30年以上も隔てたある重賞である。これが、過去13年で12回。そして、これが偶然では無く意図的であることを示すのが、その最も近い例外の年である。ディープインパクトの年であり、連動上は例外の、この年の連動対象レースだが、ある歴史的名馬の勝利で、その厩舎とディープインパクトとの関係を見ると驚く。またこの次の年も同じ馬が発射し、菊花賞は武豊の弟、幸四郎のソングオブウインドが優勝している。明らかに合致させた仕掛けなのだ。同一馬発射と兄弟制覇が並ぶ。
実は他にも、過去12年で11回 過去19年で17回の連動レース。さらに、8年連続 過去13年で12回の連動レース これら別の連動レースが見つかっており、連動レースが多ければそれでいいと云うものでもないが、しかしこれらがある同じ位置を指し示すとなると、これは軽視できる訳が無い。
わたくしは最も重要な連動レースから 〇枠または〇枠が発射 この菊花賞だと申し上げているが、はっきり、ゼッケンまで要素合致が重なる
〇枠〇番
これが疑わしい、と結論付けている。さらに申せば、各種連動からの手掛かりから
枠連 〇-〇
これが正解なのではないか、とまで読んでいる。
わたくしはこの場では、具体的な予想を披歴する気は一切ないが、全部、前もった読みであることをお示しするのは当然であり、明日水曜の菊花賞週中情報にて、この具体的なわたくしの考える発射候補位置、枠連まで、木曜朝の出馬表発表以前に、今週御登録ある各位様総てに御送付申し上げる。
先週も同様、週中水曜朝にお伝えした週中情報で、8枠18番 ミッキークイーン 1番人気 これを見る以前に、8枠発射 をはっきり事前に申し上げている。そして、ただ〇枠だとの結論、読みばかりでなく、根拠もはっきり披瀝、詳細にお伝え申し上げている。
2015年秋GⅠシステム これも最初のレースの提示で素直に捉えれば、2つ目の先週秋華賞も、8枠が読めた時点で 枠連 〇-〇 と 5-8 とを買えば済むことが判明していた。これが余りに単純なのでは、との疑心暗鬼も迫り、わたくしはこの秋華賞を2番目の見極めのレースと位置付け、そして確認は終わった。
だからはっきり申し上げる。今回の菊花賞は、過去のあるGⅠレースの再現であり、これも重ね合わせると、はっきりとある1頭の出走予定馬が浮かび上がってくる。人気は前哨戦・神戸新聞杯の リアファル リアルスティール だろうが、巻き返しを図る、ダービー2着馬 サトノラーゼン セントライト記念を制した キタサンブラック 俗に云う典型的な夏の上り馬 スティーグリッツ など、メンバー揃い、2冠馬不在の秋ながら、非常に興味深い。オークス馬の、4コーナーの浜中の危うしとも思えるアクションからの、ゴール前での抜け出し、2冠戴冠だった秋華賞に比べ、どの道、混戦から新たなる世代最強の1頭が誕生することは間違いない。
そして、来週の 第152回 天皇賞・秋 これまた空前とも評された豪華メンバーが終結する。
原巨人。余燼の中、日本シリーズ出場を逸し、一区切り。去り行く名将は新陳代謝の時期と評したが、若大将時代が終焉を告げる。京都オークラのバーで顔を合わせたあの江川さん後任とも伝えられたが、生え抜きの高橋由伸への一本化、最右翼との報道。40歳の若き監督、既に末期の長い大巨人幕府の十五代将軍となるのかどうか。
GIANTS = GⅠ に通じる以上、無関心でいられない出来事なのである。
かつては競馬会のGⅠ競走は、基本的に巨人軍の趨勢をベースに造型されていた。1984年にグレード制が導入され、その区切りの初期に2頭の3冠馬を作り、これがミスターと皇帝だったことは、ミスターこと長嶋さんと王さんのONを並べ見せたことに他ならない。サクラスターオーなどと云う悲劇の名馬も、報知杯即ち巨人のレースである弥生賞から世に躍り出、優勝と長き雌伏、復活と最後の悲劇。巨人写しのアニメ、星飛雄馬 と云う、馬の主人公を現出せしめたものである。
もう巨人軍がJRAのGⅠを支配する時代は終わっている。
球界の紳士とまで呼ばれた元巨人監督、故藤田元司監督。王、長嶋の監督時代と相前後する、この人物が野球殿堂入りした1996年、藤田伸二のダービー馬 フサイチコンコルド優勝 枠連 2-7 黒とオレンジ。今に至る巨人のイメージカラーであり、翌年の藤田優勝 シルクジャスティス の有馬記念でもこれが再現された。
藤田伸二は今年去り、また巨人のV9大監督映し・川上悦夫さんの生産馬は マヤノトップガン 以降、大物を産まない。
御登録は
『詳細希望』または『登録希望』の件名明記にて、空メールを下さいます様。
年末・有馬記念まで、また来春・皐月賞までの御優待御登録、お受け致しております。
これまたもう1つ。読み通りだったことを一つ公開申し上げるが、前記事でも記したが、10月号で先週該当20ページ、このドクター・コパの写真を見た時、胸の赤い薔薇を写していることからローズステークス組の発射だと察し、その上、御登録各位には、次のレースまでお伝え申し上げた。
競馬界に、現役で今1頭 マッカナバラ と云う3歳牝馬が居り、この唯一の勝利レースが
2015年5月10日 京都 1R
1着 8枠12番 マッカナバラ = 真赤な薔薇
2着 7枠11番 タマモラララ
3着 5枠 7番 リブレドバンク 吉村圭司厩舎
わたくしはこれも 8枠の発射優勝 このサインではないかと申し上げたが、ふざけたことに、2着も含め 7-8 を疑わせつつ、実は
5枠 7番 リブレドバンク 吉村圭司厩舎
5枠 9番 クイーンズリング 吉村圭司厩舎 秋華賞 2着
この 5枠の吉村先生 この2着炸裂をも暗示する3着だった。ずばりでなく、見た目、3着→2着繰り上がり このサインである。要するに、この真赤な薔薇のレースは ニアピンレース だったのである。向こうは様々のサインを散りばめて来るが、ズバリもどこかで告げつつ、ズバリ1点で獲られることをやはり避け、恐れる。世の中には馬主さんのように、大企業トップのサラリーマン社長では叶わぬ、数百億の現金をその日当日でも揃えられるお金持ちが居り、このような方がふんだんにごそりと買われるのは歓迎ながら、的中馬券をそうされることはやはり怖い。もし万が一、それが発覚したなら、当然発売状況を端一括末管理する向こうだからそれも簡単に出来ようが、予めのレース結末を、かなり直前であっても変更する。わたくしはそう考えている。異常投票を感知し、対処するのは向こうの常であり、売り上げが莫大となる大レース程、この異常投票管理が重要な業務となっている筈だ。
単勝 2倍 でも何百万も入れるファンは居る。だから、異常投票には実は人手を動員した分散投票が必要になる。これとても、向こうは関知しようとしている。一般の100円くらいで勝負する大衆ファンにはWIN5が用意してある。無論、わたくしとて少額で流すことはあるが、100円を数万円にしようなどと云う姿勢で取り組んでいるのではない。
若大将去るのだから、次に出走する折は ヤングマンパワー が8枠か8番で発射してくれてもいいのでは、と思う。それ以上に、今週このネタで、狙うべき馬主さんがある。
御登録各位様。明日の菊花賞事前情報をお楽しみに。
秋華賞でも謎解きできないと思われたGⅠ特異日の秘密。申し上げてしまうことにする。