覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

ぼやきと知恵

2021年02月10日 23時55分32秒 | Weblog

 18連勝後、1敗。その後また20連勝

 10戦10勝 トキノミノル ならさて、全てが演出で決まっている中央競馬と違い、現実の群雄割拠。熾烈な天才たちの知能の世界たるプロの将棋界で、矢張り信じ難い偉業である。現実にこの様な勝ちっぷり、想像はしても現実化するとは思いもよらぬ 藤井聡太 2冠 愈々、名人を目指す順位戦で B級1組 への昇級をを決めた勝利。プロデビュー、順位戦入りして以降、ただ一度だけ敗れているのは、正しくこれぞ「人間の証明」。

 最低でも1年をかけ、順々にクラスアップ=昇級していかないと辿り着けない、最高峰A級。そしてその最高クラスで1年のリーグ戦の末、ただ一人選ばれる名人位挑戦者。最後は7番勝負が待っている。

 果たして、この大天才。何時、名人位に挑む日が来るのか。

 勝つことが当たり前になってしまっているこの若武者のまた1つの勝利には過ぎないが。

 一方、週中の訃報 

    森山周一郎 さん   御逝去    86歳   

 俳優としてはもとより、声優としての大活躍。文学も映画も「翻訳文化」天国の日本。ハリウッド初め、著名外国人俳優を身近に、そしてくっきりと造型して見せた奥義を極めた名手。ジャン・ギャバン テリー・サバラス だけでは括り切れない強烈な「教科書」。声は生まれつきだろうが、駆使、人物造型は鍛錬、修行、命を吹き込む創造たることは素人料簡でも解かり、俳優当人を凌駕した人物像の強烈さは、役者本人にも知らしめさせ、受容する我々日本語圏の中の実在を知ってもらいたい程である。

 これでまた、今週はあの騎手。わたくしの 第55回 共同通信杯 本命視1頭。1番人気と思しき ステラヴェローチェ 以外の1頭も固まって来た。

 明日が 

    野村克也 さん   去年 2月11日 死去 から 1年   

 松村さんの物真似までねまでかなり楽しんで観ていたが、捕手と云う重労働の中の3冠王。

 わたくしもそろそろ「ぼやき」を鍛錬する年頃。実はかつて、長嶋内閣で巨人入りと云うお話まであり、寸前に長嶋監督の拒否で御破算になったと云う挿話まで知るに及ぶと、まるで戦後史。裏面に触れる思い。

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 今週3重賞も非常に面白い。

 今は、「定年後」を充実させ、澄んだ境地を求める時代。高齢者がリタイア気分で、静かに隠居するのではなく「活躍」することを求められ、またそれを糧として進まねばならぬ時代。

 ま、わたくしも話が長い方だからな。


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