「人は死ねば焼き場に連れていかれて、焼かれて灰と骨になります。その時に、焼き場の1200度の高温でも愛は焼けないんです。レントゲンに写らず、目に見えなかったもの、しかしながら今日私を生かしているもの、それは焼けないんです。だから、愛は死よりも強いのです。愛は死に負けないで不滅なのです」(渡辺和子先生)
2016年12月30日、ノートルダム清心学園理事長・渡辺和子先生は神の元に召されました。天国でも花を咲かせていることでしょう。
新町商店街振興組合理事長としてもご活躍されておりました三浦社長は昨年12月13日、64歳の若さでご逝去されました。
7年間のオーストリア修行後に、昭和62年に甘精堂隣に「シュトラウス」を開店させて「ザッハトルテ」など本番の洋菓子を提供しておりした。ほろ苦い甘さに心ときめきました。
舌先で思い出ワルツ偲びつつ(元雪)
本日、青森国際ホテルにて午前11時から12時まで「偲ぶ会」が開催されます。
喪主は甘精堂6代目・三浦敬祐氏になります。
あなたがなんとなく過ごした今日は、昨日死んだ人がどうしても生きたかった明日です。合掌礼拝。
やすらけき
世を祈りしも
いまだならず
くやしくもあるが
きざしみゆれど
(昭和天皇ご辞世の句)
敗戦処理でGHQ司令部のマッカーサー元帥を訪問した昭和天皇は命乞いするどころか、すべては自分の責任であるといい、国民救済を懸命に元帥にお願いしたそうです。
アメリカの国力を象徴するのがトウモロコシ。
そのコーンパイプを外して元帥も天皇にならい直立不動になり敬意を表したそうです。
「昭和」も遠くになりにけりと口にしていたら、まもなく「平成」も終わろうとしております。新たな元号に希望を託します。
忘れてはならないことが、忘れられていく…。