【母がくれた最後のプレゼント】
3年前の今日、母が末期がんで
亡くなった。。。
終活を完璧にしていった母
葬儀のことやお墓のことはもちろんのこと
棺に入る時の洋服も
自分が亡くなったあとの部屋の
リフォーム箇所まで全て
兄とわたしに指示していった母
お正月の「おせち」の送付先を
わたしのところに変更するようにいい
唯一の孫であるわたしの息子には
成人するまでの「お年玉」まで
用意した
相続税は、わたしと兄が現金を
持ち出さなくて良いように
生命保険にも入ってくれていて
それでもまだ亡くなる数日前まで
「あとは大丈夫かしら?」と
あれこれ心配していた母
「もうママ大丈夫だから!
そんなに心配ばかりしてたら
あの世にすんなり旅立てないわよ」
と、言うと
「そうよね…」と静かに笑った母
早く死にたいと思いながら
なかなか死なせてもらえない
母の苦しみを見て
「人ってそう簡単には死ねないんだな」
と思ったわたし
そして母はこんなにも完璧な終活を
していってくれたのに、母の死後は
やることが満載で本当に大変だった。。。
「それならわたしが何もしないで死んだら
息子は一人でどれだけ大変だろう」
そう思ったのがわたしが「終活」に
興味を持ったきっかけ。。。
そこから「マンダラエンディングノート」と
出会い、一年前にファシリテーターになり
そして、今日明日はファシリテーターを
養成できる「認定講師」になるための
勉強に行ってきます
「親の死」は自分の「死」を考えさせて
くれる親からの最後のプレゼントだと思う
わたしに「生」を与え
そして最後は「死」を教えてくれて
ママ、ありがとね