皆さんこんにちは。
国立病院機構東埼玉病院リハビリテーション科です。
今回は当院回復期リハビリテーション病棟で行っている退院前訪問指導(以下、家屋調査)について紹介いたします。
はじめに、回復期リハビリテーション病棟とは脳血管疾患、大腿骨頸部骨折等の患者さんに対して生活能力の向上と家庭復帰を目的として集中的にリハビリテーションを行うための病棟とされています。
今回紹介する家屋調査は、回復期 . . . 本文を読む
先月、国立病院機構作業療法部門で政策医療の現場を学ぶ実務者研修が当院で行われ、同じ系列病院である、村山医療センター、西埼玉中央病院、東長野病院の作業療法士の先生方が参加してくれました。研修を通して、筋ジスとローや重症心身障害児の様子やスイッチ、IT機器の紹介などを行いました。先生方からは研修を通して、「リハビリ室やスタッフの雰囲気が良い」、「患者さんへの接し方が温かい」などのお言葉を頂き筆者もとて . . . 本文を読む
今回、施設間交流研修で村山医療センターへ2日間見学研修に行かせていただきました。
私は学生時代も含めて当院以外の回復期病院を見学したことが無く、環境や対象疾患等が異なることで雰囲気も大分違うなと感じました。回復期・脊髄損傷のリハビリテーションを見学させていただき、目標に対してどのような目的で現在介入しているかなど、実際の臨床場面で聞くことが出来てとても勉強になりました。
環境については作業療法 . . . 本文を読む
少し遅れましたが第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会の報告をさせていただきます。
2019年11月15~17日 第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会が静岡市で行われました。当院のリハビリテーション科からは、口述とポスターのセッションでそれぞれ1名ずつ発表を行ってきました。
演題名
口述「神経・筋疾患コミュニケーション状況スケールの開発~パイロットスタディ~」
ポスター . . . 本文を読む
先日業務終了後に,若手向けの勉強会を開催しました.
内容は,「神経難病の呼吸リハビリテーション」でした.
今日は「神経難病の呼吸リハビリテーション」について当院で取り組んでいることをお伝えします!
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“栄養治療”とはあらゆる治療の基礎となるものです。いわば、どんな病気でもどんな病期でもどんな場所でもどんな人にも必要となる治療であります。
世の中には数多の専門的な学会がある中で、この学会は非常に幅広い医療従事者が関わる学会であり、10000人以上参加するとても規模の大きな学会として知られています。
今回私も“回復期脳卒中患者に対する栄養療法”における評価法についての口演を行ってきました。“脳血 . . . 本文を読む
12月12日に重症心身障害児(者)病棟向けの勉強会に参加し、僭越ながら「理学療法士から見た呼吸とポジショニングの実際」という題で講義もさせていただきました!
新人向けとの触れ込みで、講義内容も新人向けにシンプルな物を用意しましたが、当日はベテランさんも参加していただき、大変盛り上がりました!
実際に入所中の患者さんにご協力いただき、普段行っているポジショニングも紹介しながら講義した為、全 . . . 本文を読む
平成30年10月1日~10月5日までの5日間、国立病院機構関東信越グループ『平成30年度 信州高遠人材育成・交流研修』に参加してきました。この研修は、関東信越地区に所在する国立病院・療養所、国立高度専門医療センター、国立ハンセン病療養所の若手職員を対象に、共同生活を通じて協調性や連帯感を養うこと・これからの国立病院機構等を担う創造的な人材育成を目的に30年以上続いている伝統的な研修です。主催は . . . 本文を読む
先日、第2回日本リハビリテーション医学会秋季学術大会にポスター発表へ行ってまいりました。
演題名は「fiber grating(FG)センサーを用いた筋ジストロフィー患者の脊柱側彎と呼吸時胸郭・腹部運動の関連性の検討」で発表させていただきました。
FGセンサーについては以前に記事で紹介させていただきましたので、そちらを参考にしてください。
Respiratory Movement Evalu . . . 本文を読む
平成22年に理学療法士等による喀痰等の吸引(以下,吸引)の実施に当たって,養成機関や医療機関等において必要な教育・研修等を受けた理学療法士等が実施することと通知されました。吸引の実施に至っては,講習会などを講じる旨が記載されています。当院でも療法士による吸引の必要性は以前から検討されており、講義やシミュレーターによる実技研修が実施されましたが、諸々の事情により患者さんへの吸引を実施するまでに至り . . . 本文を読む