小川原湖に補助燃料タンクが落下

米空軍三沢基地のＦ16戦闘機がエンジン火災のため補助燃料タンクをマニュアルにのっとって小川原湖に投棄したという。
幸いパイロットも漁をしていた方々も無事だったようだ。
一番先に脳裏に浮かんだのは、油が流れでるんだろうな。
シジミなどの漁獲に影響が出るのかしら？
そもそも　小川原湖のある地域は米軍基地で使用のためこんなことになるんだろうなって思う。
漁業と米軍基地が共存なんてむずかしい。

子どもの頃　小川原湖に海水浴（たぶん湖水よくというのだろう）と称してよく出かけましたが
米軍関係者が使う場所と日本人が使う場所は、線引きされていて別世界のようでした。
パラソルも遊具もモーターボートもカラフルな色であふれていて遊泳客が少なく優雅な時間が流れていた。
どうしてこんなに違うのだろうとそれをポカーンとながめていた。
日本人が使用する場所は、芋の子を洗う状態。
50年も前の記憶です。
いろんな事情をはっきり知ったのは、少し遅い。

はっきりわかった。
なぁんだ　戦争をして負けたからだ。
その後、戦争関係の本や米空軍の飛行機事故の本、様々な知識が増えたはずなのだが・・
あまり話題にしてはいけない話なのだろうと気づかされた。

残ったのは、漠然とした不安と恐怖感だけだ。


　　木製パレット屋のつぶやき