婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

立川拘置所見学

2018-10-27 14:14:17 | Weblog

警察友の会で立川拘置所を見学に行ってきました。
いよいよ 見学開始の時 携帯電話やカメラ、貴重品 すべてのものを置いていくように指示されました。



現在、立川の収容人数は、363人なのだそうです。
拘置所の一人当たりの食事の金額は、490円
栄養士さんの献立の腕で美味しいまずいと決まるようです。

ちなみに立川は、7施設まわった中で一番おいしいそうです。

エレベーターは、収容人数26名 一人の監視の方が大勢を見れるように仕切りのシャッターが下りるしかけになっていました。
面会は、一日一人
テレビ(各部屋にあります)を見れる時間は、午後7時から9時


お部屋の扉には、ノブがなく 数人で入る部屋と独房がありました。
対面になっている部屋の窓ガラスからはお互いがのぞけないガラス。
お風呂も運動場も集団と一人だけっていうのがありました。
集団の中で行動できないから犯罪を犯すのでしょうという言葉が印象的でした。
そんな・・・偏見だろうって思ったのだが だんまり。

しかし 拘置所ってなんだろう?っていうのが最初の疑問だった。
裁判所で刑の確定を受けるまで一時拘束される場所なんですね。
初めは、留置所 次に刑が確定するまで拘置所 次、刑務所って順番かしら?
法務省の管轄なんですね。
いらっしゃるのは、長い方で3年~4年だそうです。

見学の中で一番印象に残ったのは、一つの絵でした。
空と海が溶け合った中に船が一艘 静かに浮かんでいるのだが
なんだかねぇ~悲しくなった。
生きてるってこんな感じかなって
描いた人の名は、間違いがなければ『武正博司 画』

建物は、立派で近代的だった。
帰り道 殿方が口々に
立派すぎる バラックでいいよ!なんておっしゃっていた。
そして あそこに拘置される人は、刑事?民事?なんて・・←それは、政治のお仕事につかれいる人の言葉なのだ。
男の人は、いくつになっても子供すぎる。
はぁ~と曖昧な笑いを浮かべるとき 心ではオイオイ!と思う。

警察関係者が
「仕事をしていて一番しんどいこと しんどかったことなんですか?」と尋ねられた。
私もとても興味があった。

一人で60人を監視すること
精神に変調をきたしている人 高齢者だった。
それはキツイ!!と思う。

トップに立つ方は、現場を知らずに机の上だけでモノを考えるからこんなことが放置されるのだろう。

廊下には、
アルコールに関しての戒めのポスターが5行貼ってあった。

飲む時間は2時間
22時で飲むのを切り上げよう
2次会はやめよう
飲み終わった後2時間でピークがやってくる

似たような言葉だが文章は違います。
不覚だが5番目がどうしても思い出せない。
全部 数字の2がはいっているのだが・・
まさか2日おきに飲もうでもないし
2杯以上はやめようでもないし
2人以上で飲もうでもない

思い出せないのはつらい。

今週は、見学をのぞいた日以外は、つらく叫びたい日々だった。
わぁーとかキャァーとか ふざけんなぁーとか大きな声を出せる場所がないのに気づいた。
だから まだ もやもやしたままが まだ残っている。

残念ながら 犯罪の名を着せられない犯罪がいっぱいある。
それを 成敗したら反対に犯罪者の汚名を着せられるなんて なんだかねぇ~

  木製パレット屋のつびやぃ






 


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