カイツブリ 2011年02月22日 | 野鳥・昆虫・野生動物 琵琶湖は古くから本種及びカイツブリ目の構成種が多かったことから、「鳰海(にほのうみ)」の別名がある。 これは水鳥が集まる湖の意味で、その由縁から、カイツブリは滋賀県の県鳥に制定されている。 本種の脂肪は、刀のさび止めに使われたという。 標準和名「カイツブリ」は水を「掻いて潜る」が転じたか、潜る時の水音が「つぶり」に転じたとする説が有力。 漢字「鳰」も「水に入る鳥」を意味する会意字。
神鶏 2011年02月22日 | 野鳥・昆虫・野生動物 神宮には神鶏(しんけい)と呼ばれる鶏がいます。 天の岩戸開きにちなむ神のお使いとされ、古くから大切にされてきました。 式年遷宮で神が新殿にうつられるときも、「鶏鳴三声(けいめいさんせい)」という行事があります。「カケコー、カケコー」という声に続いて勅使が「出御(しゅつぎょ)」の声をかけて神はうつられます。 神宮の森ではキツネやイタチに命をねらわれるため、神鶏は木の上をねぐらにしています。