e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

下赤坂城址

2010年08月30日 | 
奈良県と大阪府の県境,

葛城山と金剛山の間にある水越峠を越えると,

「千早赤阪村」という大阪府内でただ一つの村がある。
この村は楠正成の生誕地。

彼は,鎌倉幕府討幕の計画を企て,

京都を出た後醍醐天皇の行宮・笠置にいち早く馳せ参じ,

南朝方の忠臣として活躍した武将。
「下赤坂城」は正成が挙兵した城。

500余の精兵で幕府方の大軍を迎え撃ち、よく耐えた。

戦の様子は『太平記』で詳しく語られているという。

現在,城址には中学校が建っている。

私は車で城址への坂道を上ろうとしたが,中学校の敷地?に入ってしまい,

学校に迷惑をかけてはいけないと戻り,

下のバス停横に車を停め,再び歩いて登った。

校舎と校舎の間を抜けると丘の上に「赤坂城址」の石碑が見えた。

一番上まで歩いて辺りを見ると,石碑近くに駐車場があり,

そこに数台の車が停まってるやんか~

少し損した気分・・・

カメラを持った初老の男性たちの姿を発見!

「やっぱり楠公さんは人気があるから・・・」

はじめはそう思ったけど,

その男性たちの目的は,日本の棚田100選に選ばれている 「下赤坂棚田」やった。

私,自宅の田植えを終えたばかりやけど・・・

なんというか・・・

兵どもが夢のあと?

気が付けば,私も夢中で棚田の写真を撮っていた。

「写真;下赤坂城と棚田」


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