旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

スーパーカブでタイ'08-4

2008年11月22日 | 旅行一般
11月4日
本日以降しばらくは、あまり神経質にならなくても目的地には充分走りきれる距離です。チェンライを出発する際、皆さんにもその旨説明。今日から当分は”時間の管理をしない”宣言をおこないました。

走り始めると随所に警官がいて、バイクが止められています。最初は何で止められているのか理解できなかったのですが、どうやらヘルメット不着用の取り締まりを行っている様子です。たまには取り締まりが行われる事もあるのですね。

ルートは昨年と基本的に同じ。パチャン公園の岩山に立ち寄った後、パヤメンライのバザールでしばらく時をすごします。バイクがたくさん停まっているところに紛れてバイクを駐車していたら、奥の建物から男性が一人出てきて話しかけて来ました。

”これからどこへ行くの?”
”チェンコン”
”それなら、この道をまだしばらく真っ直ぐ進んで、左折だよ。”

実は昨年はこのパヤメンライから左折してチェンコンへ向かったのです。昨年使ったルーとの東に平行して走るルートがある事は地図でチェック済み。このルートを使ってみようかと思っていた矢先だったのでこの一言で昨年とは違うルートを使う事に決めました。

どうやら、昨年のルートより整備されたルートであるようです。

我々がバイクを停めていた場所の奥にある建物は郵便局でした。そして、道路の情報を教えてくれたのは郵便局長さん。おそらく、バイクを停めている我々にバイクを除けるよう言うために出てきたのではないかと思われます。

”自分は郵便局の人間だ”
と言われて思い出しました。今回のメンバーの中に日本の郵政公社で働く人間が。
”日本の郵便局の人間がいるよ”
というわけで、日本とタイの郵便局関係者の友好がパヤメンライの町を舞台に成立したのでありました。

リヤタイヤの空気が少ないバイクが1台発生。修理屋さんでチューブを交換してもらい、パヤメンライに別れを告げます。

しばらく走って、昼食の時間をとっくに過ぎていることに気がつきました。道端に見つけた食堂に入ってみると、もう売り切れてしまっていました。

しばらく進行すると、右手にパゴダが見えてきました。その前にレストラン。ここはまだ売り切れていません。ここで昼食。レストランの女将さんがパゴダから眺めが綺麗だと教えてくれたので、昼食後、パゴダに登ってみます。周辺が大きな平野であるため小高い丘となっているパゴダからはかなり遠くまで見渡せます。

パゴダを出てしばらく走ると1台がガス欠。私のバイクから少しガソリンを移して進むとほどなくガソリンスタンドに到着。手回しのポンプで給油してもらいました。

チェンコンで宿に入った後は、メコン川沿いを散策した後、メコンと対岸のラオスを眺めながらビールを飲んでいるうち、1日が暮れていったのでした。

とっぷりと暗くなってから、夕食のためレストランを探していると、”焼肉食べ放題”の店を発見。地元の人たちがすごい勢いで食事中。我々も負けじと参戦したのでした。


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