これまでにもご紹介した、イラクの子どもアートとメイドインジャパンのコラボ Japanese Craftsmen with Iraqi Children Artistsこと、頭文字をとってJCICA(ジェシカ)の第一弾 今治タオルのガーゼタオルストールと無撚糸ミニタオルの販売についてはこちらをご覧下さい。
2月9日(水)まで、日比谷にあるギャラリー日比谷 http://www.g-hibiya.com/
「イラクのこどもたち命の絵画展」も今日で4日目となりました。
金土日と、かなりたくさんの方に来ていただきてんてこまいでしたが、平日は比較的のんびりしております。会期もあと2日。平日でもおいでになれるかたは、夕方まではゆっくり見れると思いますのでぜひおいで下さい。
地下鉄日比谷駅のA4出口を出るとすぐにカラオケのビッグエコーが見えますが、
その隣にギャラリー日比谷はあります。この看板が立ててあり、入り口横のショーウインドウのこんなバレンタインデコレーションが目印。
これはこどもたちの自画像なんですが、みんな鼻血を流しているのは、白血病のせいです。
1階会場ではもちろん、こどもたちの治療費となるチョコ募金もやってます。
残りあとわずか、バレンタインのチョコにこのチョコをとお考えの方はお急ぎ下さい!
白血病を克服したハウラちゃんが描いた赤い花の絵を、プロジェクターで拡大し、
難民キャンプのいらなくなったテントに描きました。
原画がこれ
1階にはこの絵を描いたハウラのその他の絵数点が展示されていますが、今回、
そのハウラの花の絵を使って、今治タオルのコラボ商品を作りました。
ガーゼタオルのストールと真っ白なミニタオルです。
ご購入いただいたお客様がモデルになってストールを付けて下さいました。
手に持っているのは同柄の紙袋です。
ストールの原画はこちら
2階会場は、がんで亡くなった少女サブリーンの絵を展示しています。
3階は、難民キャンプで撮影した写真と難民テントと使い古したテントで作ったバッグを展示。イラクの少年ウサマの描いたかたつむりをあしらいました。
難民キャンプの写真は、会場に訪れた方の多くが、キャンプ住民の表情の明るさに驚いていました。
しかし、やはり現実は厳しく、このキャンプでは民族毎に難民が分けられ、こうしてフェンスが張られているのです。
しかし、それにしても、イラクのこどもたちのセンスがよいのは、絵画のみではないんですね。こうしたファッションコーディネートもすばらしい!
というわけで、1階~3階まで、ここで紹介していない作品もまだまだたくさんあります。みなさま、あと2日。ぜひぜひ会場においで下さい。
そういえば、昨日(6日)絵画展に来て下さった方の中に、名字だけ名のって、10万円寄付して行って下さった男性がいました。みなさまのお志に金額の大小は関係ありませんが、封筒に10万円入っていた時にはびっくりしました。
日本もそういう時代になったのか、タイガーマスク効果なのか本当にありがたいことです。
通常国会の提出されている税制大綱の市民公益税制には、認定NPOに寄付した金額の50%が税金から返ってくることが定められています。はやくこれが通って欲しいものですが、一方でこの寄付金税額控除が適用される認定NPOとなるのが、とても難しいのです。現在3万数千あるNPO法人のうち、認定されているのは200にも満たないようです。小さくてもがんばっているNPOにこそ支援が集まりやすいようになればいいのですが・・。隠れ蓑NPOなどの問題もある中で、どういう制度が適切かは難しい問題です。
なので、JCICAを買って欲しいんですよね。なんて手前味噌ですけど。
メイドインジャパンを使いつつ、寄付もできる仕組みです。
詳しくはこちらを参照ください JCICA(ジェシカ)について ←ここをクリック