八(はち)に拘るエコグリーン石井光暢のブログ

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プロ化を考える。②

2008年05月26日 | American football
昨日に引き続き。

運営面の次は競技面です。
競技の質を高めるためにはどうしたらよいか。

・グランドの確保などのインフラの整備

・審判、コーチなどの育成

ご存知の通りフットボールほど組織的なスポーツはありません。日本のフットボール界の現状は優秀なコーチが少ないというフットボールというスポーツにとっては致命的な現象に陥っています。優秀なコーチの育成は競技発展のためには急務です。
職業コーチの育成と地位確立はフットボール界全体で取り組むべきことです。
競技の質を高めるためには『職業コーチの育成と地位確立』
これ二つ目のキーワードですね。

そして、興行面。
いくら運営がしっかりしていても、競技の質が高かったとしてもファンに支持されなければ自己満足で終わってしまいます。常に好ゲームを供給し続けることは絶対条件でしょう。これ三つ目のキーワードです。

そのために!
将来のプロ化のためにも、リーグ再編成は急務ではないでしょうか。

例えば、TOP8チームをX1とし、2ブロック編成にしてホーム&アウェイ方式で、ブロック優勝同士が日本一決定戦を行うというのはどうでしょう。

例えば
Aブロック
○ンワード
鹿△
ア○ヒ飲料
I○M

Bブロック
□下
富士△
□サヒビール
シー□ルズ

これは面白いですよーー。フットボールの勝敗は戦略戦術が大きなファクターになりますから、同じ対戦カードでも各試合毎に全く違う展開になって好ゲーム連発でしょうね。

長くなり過ぎてしまいました。続きはまた。

31日は鹿島ディアーズとのパールボウル準決勝です。

プロ化を考える。

2008年05月26日 | American football
井上兄さんコメントありがとうございます。

折角コメント頂いたので、今日は引き続きプロ化について考えてみます。

アメリカンフットボールをプロ化するために何が必要か?
多くのファンを集めるためにはどうしたらよいか?

まず運営面から。
プロリーグの世界の潮流はサッカー、野球、NFLなどを問わず『フランチャイズ化』です。その代表的な例がNFLのグリーンベイ・パッカーズ。パッカーズが本拠地を構えるグリーンベイはウィスコンシン州にあり人口は僅か10万人という町で、「パッカーズがなければ誰も知らない町」とまで言われています。現在、北米四大プロスポーツ唯一の市民が所有するチームです。

パッカーズは全米規模で根強い人気を誇り、視聴率でもグッズ売り上げでも常にトップを争い、本拠地ランボーフィールドは44シーズン連続でチケットが売り切れ、シーズンチケットの順番待ちリストには65,000人以上が名前を連ねていてNFLでは最長・最多の記録です。

パッカーズは理事会によって運営されていて理事会には地元の財界人を中心に、元パッカーズ選手、判事、大学の学長など、さまざまな地元の人々が名前を連ねています。球団社長を除き、理事全員が無給だそうです。

そんなパッカーズにも財政危機はありました。その危機を乗り切るために過去4回にわたり株が発行され、それを11万人もの人がその株式を引き受けました。この株は売買することは禁止され、また配当金が出るわけではありません。唯一の利益は「グリーンベイ・パッカーズの株主である」ことだけで、そのことを人々は楽しむというわけです。毎年夏にグリーンベイで開催される株主総会には多くの株主が集まり大変な活況だとか。まさに市民球団ですね。

一つ目のキーワードは『地域に根ざす!』
パッカーズのように地域の皆から愛されるチーム作りをする。地域から愛されるにはどうしたらいいか。地域にとって必要なチームになるためにはどうしたらいいか。各地域毎にニーズは違うでしょうが真剣に考える必要があります。

長くなってしまいましたので、次回以降で競技の質の向上や興行面などから、引き続きプロ化を考えていきたいと思います。。