70年前の今日8月6日の8時15分にエノラ・ゲイ号によって
広島に原爆が投下された。そのことによって一瞬にして無辜の人々
数十万人の命が奪われることとなった。
広島以外にも新潟・小倉・長崎が候補に上がっており、実際に3日後の
8月9日には長崎にも原爆が投下されてしまった。
「対アメリカ戦争は不可避だった」
「原爆投下が終戦を早めた」
「その結果、多くの命が逆に救われた」
本当にそうだったのでしょうか。
戦勝国の手で作られた戦後史ではなく、日本自らが過去の反省に立ち
戦争を総括しなければ永遠にこの問いの答えは見つけることはできないでしょう。
近年の緊迫した東アジア情勢の中、そのようなことは新たな火種を産むことにも
なりかねませんが、対処療法ではなく病巣そのものを治療しない限り東アジア諸国
とのより緊密は関係作りなど出来るはずがありません。
正確で的確な分析なくして、戦略など立てられませんし、心からの謝罪もできない
ですよね。
戦禍の中命を落とされた方たちのことを思い、背筋を伸ばし今日1日を過ごします。
合唱