私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






この時期、塾生に学校での授業のことを
聞くと、『(内容が)進んでいない』と
答えられる方が多いです。


実際に、先週の週中に始まった三学期、
少し授業が進んだと思ったら
連休となり、今週も少ない日数で、
授業が『ほとんど』進んでいない、
進まない、あるいは進められないかも
しれませんが、早ければ来週から、
遅くとも再来週末から『受験休み』がある
私立校・中高一貫校において、
授業が進んでいないということは
ありえないことになります。


もし、本当にそうだとして、
来週、再来週になって、
大量のプリントや宿題を渡して、
あとは自分で勉強しておいて下さい、
などと授業を放棄するような先生であれば、
問題になっていることでしょう。


授業の内容そのものは、各章各単元の基礎、基本を
かいつまんで早口で説明しているために、
そこまで進んでいないかのように感じられるかも
しれませんが、もう、教科書や、宿題となりやすい
問題集でいえば、十数ページ分、多ければ
二十数ページ分、進んでいると思います。


少なくとも来週、再来週までには、そこまで
進めていなければ、授業日数の少ない2月で、
畳みかけるように授業を行うことになりますので、
この受験休み前までの授業が、『そうなったら』
受験休み中は、授業で進んだ分までの宿題と、
今後の予習をしておかなければ、学年末テストに
間に合わなくなります。


昨今はそうしたことを、
何度も経験してきているはずなのに、
危機感を持てずに学年が上がれば上がるほど、
その危機の内容が、危険度が厳しくなっている方が
多くなってきています。


高校生ともなれば、そのことを、
ひしひしと実感してきていることでしょう。


失礼ながら、今、この時点で、中学生の時同様、
『授業が進んでいない』と感じているようであれば、
中学と同じ失敗をして、中学の時以上の制裁・断罪を
受けることになります。


それが進級できない、あるいは
進学・卒業できないまでの制裁・断罪に
なるかどうかは、『記録された』
一学期・二学期の点数、成績次第となります。


高校生で、もうすでに、このままでは
進級・進学は厳しいよと忠告を受けた方は、
それをどんな成績でも進級できる義務教育の
中学時代と同じような感覚の忠告程度に、
つまり、『そうやって脅しておいて、
勉強させようって魂胆なんだろう』程度に
考えられている方は、おそらく、進級・進学は
厳しいでしょう。


高校からは義務教育ではありませんので、
本当に、記録された数字のみで、成績のみで、
規定に達していなければ、ばっさり
切り捨てられることになります。


中学時代までは、不合格や1が何個あろうとも、
結局は進級出来てしまいますので、実感がわかない
かもしれませんが、高校での『進級要綱』は、
中学から高校へと進学するための進学要綱並みに、
厳しいものとなりますので、気を付けて下さい。


といっても、もうすでに二学期までで絶望的、
というよりも、進級できないと思うので、
別の道、留学や転校も考えておいてください、
留年することは覚悟しておいてくださいとまで、
言われている場合、学年末テストで、よほどの
高得点を取らない限りは、進級、さらには、
進学・卒業できないとなることもありますので、
その『覚悟』をもって、これから先の受験休み、
授業日数が少ない2月を、どう過ごしていくのか、
よく考えておくことをオススメします。


教育改革が行われるギリギリ前の今年度までは、
もしかしたら、万が一ほどかもしれませんが、
甘い裁定、温情、恩赦があるかもしれません。


しかし、それを前提に考えていると、
その裁定、温情、恩赦すらできないほどの
点数、成績を取って、『普通』に進級できない、
進学・卒業できないとなるリスクを背負うことに
なります。


すでに今年度一学期、二学期でわかってきていると
思いますが、授業の進度が早く、テストの難度も
上がってきていると思いますので、最後の学年末テストで、
サボってきた方を救済するために、問題を簡単にする、
成績の付け方を変えるということはまず無いと
思います。


言い方が悪いですが、これからの高校生は、
二学期を終えた時点で、忠告を受けた時点で、
進級の合否は決定していると思って下さい。


上記したように、義務教育の中学時代程度に
考えられているようであれば、まず間違いなく、
進級できません。


中学生は、高校に進学してから、
そういった苦労をすることにならないように、
また仮になってしまった時に、どう対応・対策するかを
検討・実験するように、この受験休み、2月を
過ごしておくことをオススメします。


来年度以降は、上記の傾向が強く、厳しくなって
いくことが予想されます。


特に今後は『二学期まで』に留年者を
決定するようになれば、中高の連携で、
大量の留年者を出しても、内部進学者の数を
調整して、あるいは受験合格者を厳選・選抜して、
対応するということができますので、
留年者の数が増えても問題なくなることが
予想されます。


そうなった時、いずれは1クラス分、それこそ
30~40人の留年者クラスが出来るように
なるかもしれません。


そこまで極端になるのは、まだまだ先の話だとは
思いますが、すでに高校への内部進学者の数が
減ったようであれば、高校生は簡単に留年に
なることを覚悟しておいて下さい。


それは『調整済み』である可能性が高くなります。


そうなると、この三学期、学年末テストは、
一学期・二学期の忠告を聞き入れたかどうかの
結果を示せない限り、無情でも非情でも、
進級できない通知がされることになります。


今だ、中学感覚で、授業が進んでいないから、
大丈夫、余裕と思っている方は、気を付けておくことを
オススメします。



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
  ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓
  ┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃
  ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛


立教専門塾池袋栄冠ゼミ


公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ


自習空間シリウス(時間制自習室)


【住所】
東京都豊島区南池袋3-18-39
久保田ビル 202号室(地図


【TEL・FAX】
03-6687-2343

 

【PR】■□■□■□■□■□■□■□■□

 私立校・中高一貫校生の
 進学の合否決定後の
 勉強の仕方を電子書籍で提案!







□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 



コメント ( 0 )


   記事一覧画像一覧読者一覧フォトチャンネル一覧