私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






昨今、生徒の学力の格差が、
私立校・中高一貫校でも拡がりつつある、
いえ、『ひどくなりつつ』あるといえますが、
それ以上に学校教育そのものが、
生徒と親御さん、ご家庭の方と、
学校、先生側で、意識、認識、覚悟
といったものに格差を感じます。


学校、先生側は教育改革の影響を
考えてのことかもしれませんが、
生徒と親御さん、ご家庭の方の
意識、認識、覚悟が、緩いといいますか、
私立校・中高一貫校に入学したのだから、
大丈夫という『危機感の無さ』が、
極端になってきているように思えます。


高校・大学付属の私立校・中高一貫校だから、
『受験無く』『楽に』『そこまで勉強しなくても』
進級・進学していけるでしょう。


と、勘違いされて、修学が遅れに遅れて、
記録が積みあがっていった状況・状態にまで
追い込まれて尚、危機感を持てずに、
いつかどこかで、許される、与えられることを
期待しながら、毎日の授業、勉強、定期テストを
ただ惰性で受けているように見受けられます。


そのためか、学校、先生がどんなに手助け、
指導、教育しようと、“そんなもの”は
どこ吹く風で、忠告・警告を一切無視して、
だから何、程度に考えられているように
見えます。


よく皮肉めいて、『なってみないとわからない』と
書いておりますが、昨今は、本当に、本気で、
そう思われているかのように、自分のことは
もちろんのこと、テストの点数や成績を
他人事のように思っているかのように
見える方が増えてきています。


もう何度かの呼び出し・面談、説教、忠告・警告で、
感覚が麻痺してきているのかもしれませんが、
先月の段階で、諸先輩の中から、『進学出来ない』
という現実を目の当たりにされていると思います。


その現実が、今年末、来年末に、自分自身にも
やってくるという意識を、覚悟を持たないと、
本当に『なってみるまでわからなかった』で、
進級・進学出来ないという制裁、断罪を
受けることになります。


私立校・中高一貫校で、落ちこぼれた方の多くは、
そうして、進級・進学出来ないだけでなく、
受験はもちろんのこと、他校転校するのも、
難しいほどに、基礎学力を抜け落としてきて
しまっています。


失礼ながら、小学校低学年並みの学力と
なっていることが多く、今後は、
日常生活にも、影響するくらいのものと
なる可能性が高いです。


中学までの義務教育において、
抜け落としたものがそれほどのものだと
気付くのが、高校への内部進学の審査時
だった場合、数年かかっても取り戻すのは
困難となりかねません。


私立校・中高一貫校での、基礎学力の低下は、
特に落ちこぼれてしまった方は、そこまでの
ものとなります。


そうなると、学業の道、高校・大学へと
無理に進むよりは、別の道を探すほうが、
幸せかもしれません。


しかし、私立校・中高一貫校に入った方、
これはむしろお子さんを私立校・中高一貫校に
『入れた』親御さん、ご家庭の方のほうが、
その現実と向き合えずに、悩み・葛藤することが
増えていくと思われます。


経験上の話になりますが、そうして基礎学力を
抜け落としたまま、高校に進学、あるいは、
大学までも進学してしまうと、不幸や地獄が
続くことになります。


せめて大学まで、卒業してほしいと
願えば願うほど、その『期間』は長くなり、
さらには、本当の『締め切り』、大学の場合、
留年は4回までですから、それまでに
卒業できなければ、時間をかけて、
高卒の資格を取っただけとなります。


そして、『勉強』出来ないだけでなく、
決められた基準をクリアすることが出来ない、
当たり前のことが出来ない、サボる、などと、
見なされる可能性が高くなります。


今後、記録されていくデータがどう扱われ、
どう見られ、どう評価されるようになるかは
わかりませんが、昨今は本当に華々しい経歴を持ち、
文武両道を体現し、さらには国際的にも
活躍するという方が増えていった時、
進級・進学出来なかった、留年したという
『データ』が、優遇、優先されることは
まず無いと思います。


そのマイナスを大きくカバーできるほどの
『何か』を持っているとなれば、
別かもしれませんが、残念ながら、
こちらも、『記録されたもの』として
残って無ければ、霞んで見えることでしょう。


学校の勉強だけが人生ではない、
未来・将来が決まるわけではないというのは、
正論ではありますが、今や、学校の勉強は
当たり前の土台の上に、それ以上の経歴を
積上げてきている方が増えておりますので、
学校の勉強『程度』で、音を上げたと
厳しく審査・評価されていくことが
予想されます。


かつてのように、
腐っても私立校・中高一貫校生、
厳しく難しい学校の授業や勉強、
基準が高い、難易度の高いテスト、
成績をクリア出来なかっただけ
という評価をされなくなる
懸念があります。


ある意味、学校教育自体は、かつての
厳しさ、難しさとなりつつあるように思えますが、
それについていけない、おいてかれる方が、
徹底的に、やらない、出来ない、やれないを
体現してきているようにも思えます。


そこまでの落ち込み方になる前に、
軌道修正しないと、『国内』で、
『現役』で、『学業の道』へと、
復帰する、返り咲くのが難しくなって
いきます。


昨今の私立校・中高一貫校での、
落ち込んでいく方は、それほどの
危険性があるということを、
よく考えて、対応していかなければ
無限の可能性、未来・将来を
自ら否定していくことになります。


今後、私立校・中高一貫校の学校教育は、
さらに厳しさを、難しさを増していくことに
なります。


いつか、どこかでと、いつまでも線引きせずに、
記録を積み重ねてしまわないように、さらには、
基礎学力を抜け落としていかないように、
三学期、学年末テストからでも、
学校生活を、勉強習慣を、見直しておくことを
オススメします。



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