2020年1月26日のブログ記事一覧-私立校・中高一貫校生専門アルファ

１月最後の休日

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2020-01-26 12:16:26

私立校・中高一貫校生　受験休みの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の受験休みの勉強の仕方を紹介

刻々と残り時間が失っていくのは、
受験生に限らず、毎学期毎定期テストごとに
成績が付き、その成績の積み重ねによって、
進級・進学が決まる私立校・中高一貫校生も
同じだと言えます。

昨日も書きましたが、私立校・中高一貫校に
入学したから安心、安泰というわけではありません。

むしろ、常に求められるのは、
公立、一般の学校以上のものとなり、
それを拒否する、反発する、反抗すると
いったことが続けば続くほど、
私立校・中高一貫校では、地獄、不幸、
さらには屈辱が続いていくことになります。

テストの点数もそうですが、
公立、一般の学校以上に、
平常点を取らなければならない、
私立校・中高一貫校では、
特に部活動をやっている方は、
普段の過ごし方もそうですが、
休日の過ごし方も制限されることに
なります。

普段の過ごし方で、宿題・課題が
溜まってしまうのであれば、
どこかで、つまり休日、時間のある時に
それらを『終わらせて』いないと、
平常点が取れません。

そして、それらを、テスト一週間前に
なってからやり始めて、提出日（テスト日）に
出すのでは、テスト勉強をしている時間が
ありません。

かつての私立校・中高一貫校生は、
実に効率良く、要領良く、その宿題・課題で、
『テスト勉強』をして、最低でも、
その宿題・課題にある問題の８割方を、
自力で『解ける』、『覚える』をして、
テストで合格点を取るという集中力、
爆発力を示される方が多かったです。

しかし、昨今、私立校・中高一貫校で、
落ちこぼれていく方の傾向として、
その宿題・課題すらも、答え丸写しする、
そして、『その作業』にも時間をかける、
さらには、その全く無意味な作業で、
勉強したと、根拠の無い自信をもって、
テストを受けて、断罪・制裁される。

それでも尚、そのやり方を頑なに続けるために、
とんでもない量の基礎学力を抜け落としたまま、
学年が上がってしまうようになってきています。

中学時代までは義務教育なので、
どんな点数、成績を取ろうとも、
生徒本人が『進級する』意思を、
持つ限り、学年は上り、
進学が出来なくなることが決まるまで、
自由を、自主性を認め、口出し・手出し
しないのが、今の私立校・中高一貫校の
指導・教育となっています。

さすがに『何もしない』わけではありませんが、
補習や補講、追加課題・宿題などをしても、
“それすら”もサボりがち、部活動優先などと
なれば、進級・進学出来なくて当然となります。

昨今は、この問題を、受験１・２か月前となる、
１２月中旬まで、引き延ばすのが是が非かと
なっていると思います。

言い方が悪いですが、そこまで『飼い殺し』て、
子供達の選択肢（未来）を、狭めて良いもの
なのかどうかが、問われるようになっていくと、
三年次二学期中間テスト、三年次一学期の時点で、
さらには、三年次に上る時点で、進学の合否を
決めるべきではとなっていくと思われます。

１４～１６回（教科によっては１９～２２回）の
定期テスト、８回の成績で内部進学が決まる、
私立校・中高一貫校では、二年次二学期を
終える時点で、ある程度の見通しが、
三年次に上る際には、残り４～５回の定期テスト、
２回の成績となりますので、その時点で、
物理的、数字的、学力的に、進学の合否が、
出せるものとなっていくと思われます。

むしろ、学校・先生側は、『そうなる』ように、
早さ、厳しさを調整してきているように
思えます。

今後の私立校・中高一貫校において、
記録された数字による締め付けが
厳しくなっていくと思われますが、
いつまでも、どんな状況・状態になっても、
待ってもらえる、与えてもらえると
タカをくくっていると、あっという間に
追い込まれて、残り期間は『思い出作り』と
なってしまいます。

そうなる前に、自分の、お子さんの
進路を、よく考えておくことを
オススメします。