「世直し太郎」の政局斜め読み

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仙谷由人官房副長官という国家解体論者の画策する「大連立」を粉砕せよ!(その2)

2011年06月07日 | 仙谷由人官房副長官の闇
― 今回の「大連立構想」は行政権の濫用、立法府である国会裁量権の妨害である!―

仙谷由人官房副長官は6日夕、BS11の番組収録で、大連立の意義を以下のように強調したとされる。

「与野党がいがみ合いをいくら見せても国民をあきれさせるだけだ。衆参(両院)がねじれなので、何らかの合意形成の場を作るべきだ」

まず、この見解を糾弾したい。

「与野党がいがみ合い」とは何か!

仙谷由人官房副長官という国家解体論者にとっては単なる「与野党のいがみ合い」に見えるらしいが、政治思想、政治理念の違う政党同士が、その政策をぶつけ合う場が国会である。

国民をあきれさせているのは、むしろ昨年9月の尖閣諸島の中国漁船衝突事件の際、さっさと中国人船長を中国に帰してしまうような政治判断が、まともな日本人からしてみれば受け入れがたい主張であるからである。国会の場で正々堂々と言葉を武器にして戦うのは政治家として当たり前、「いがみ合い」などというレベルではない。

むしろ、国会の場を「与野党の単なるいがみ合い」に貶めている責任の一旦は、民主党執行部、内閣官房スタッフであるあなた自身にある!と言いたい。

「衆参(両院)がねじれなので、何らかの合意形成の場を作るべき」

との主張も、所詮、衆参(両院)ねじれ現象も、衆議院選挙、参議院選挙という二つの正当な国政選挙による忠実な民意の反映のもとに起きている。

だから、合意形成を困難にさせてしまったのは、国民に信頼されなかった民主党の失政が責任である。

「まず始めに、お手打ちの合意形成が出来る場を創ろう」などという姑息な発想で大連立を組み、国会を乗り切ろうとしている事が民意への重大な裏切りなのである。

むしろ今回の「大連立構想」は、国政選挙の結果より、恣意的な国会運営を進めようとする行政権の濫用、立法府である国会裁量権の妨害である!そういう認識をお持ちになれませんか!と言いたい!


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